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ヴィオラの名手メンケマイヤーがブラームスのヴィオラ・ソナタとハンガリー舞曲を録音

2015年8月2日 (日)

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ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集、ハンガリー舞曲集
ニルス・メンケマイヤー、ウィリアム・ヨン、ジグヌム四重奏団


ドイツのヴィオラ奏者、ニルス・メンケマイヤーによるブラームスのヴィオラ・ソナタ集とハンガリー舞曲集。ブラームスが61歳の時、クラリネット奏者ミュールフェルトのために書いた2つのクラリネット・ソナタは成功を収めた傑作でしたが、翌年、ブラームス自身が両曲をヴィオラ用に編曲、以後、ヴィオラ・ソナタとしても知られるようになり、現在ではどれも室内楽の重要なレパートリーになっています。
 ブラームスはヴィオラ用に編曲する際に、部分的に装飾音や重音を使用し、クラリネットでは演奏できない音楽表現を盛り込むことで作品の可能性を拡大しています。
 メンケマイヤーの演奏は、両作品が元気なブラームスによる情熱的な音楽と捉えたような大きな起伏と勢いのあるものです。実際、作曲当時のブラームスは、自身によるハンガリー舞曲のピアノ演奏でも超快速演奏を披露していたので、体調は良好だったものと思われます。
 メンケマイヤーの発する豊かで艶やかなヴィオラの音と、巧みな重音表現などテクニック面での水準の高さ、そして何より濃厚なロマンを感じさせるその演奏からは、ヴィオラならではの重みを伴う独特の美しさを感じることができます。
 そうした特質は、組み合わせの4つのハンガリー舞曲でも効果的に作用しており、ピアノ伴奏の第1番、弦楽四重奏伴奏の第4番と第16番、ピアノ&弦楽四重奏伴奏の第5番のどれもが活気と哀愁の交錯する素敵な聴きものとなっています。

【メンケマイヤー・プロフィール】
ニルス・メンケマイヤーは1978年ブレーメン生まれ。ミュンヘン音楽演劇学校でハラロフ・シュリフティヒに学び、在学中から演奏活動を開始。2006年のユーリ・バシュメット国際コンクール(モスクワ)で優勝し、難関として知られるドイツ音楽コンクールで最高位に入賞。ソリストとしては、ケルン、ベルリン、シュトッゥガルトなどのドイツ各地の放送交響楽団やドレスデン・フィル、ウィーンORF響など、ヨーロッパの数々のオーケストラと共演、音楽祭への参加も多数。ソニー・クラシカルとは専属契約を結び、これまでテーマ性のあるアルバムを多く制作して話題となっています。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
● ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
● ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
● ハンガリー舞曲第1番(ピアノ伴奏)
● ハンガリー舞曲第4番(弦楽四重奏伴奏)
● ハンガリー舞曲第5番(ピアノ+弦楽四重奏伴奏)
● ハンガリー舞曲第16番(弦楽四重奏伴奏)


 ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)
 ウィリアム・ヨン(ピアノ)
 ジグヌム四重奏団

 録音時期:2015年5月
 録音場所:ボン、ケルハーハウス・ムッフェンドルフ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ヴィオラ・ソナタ第1番、第2番、ハンガリー舞曲集 メンケマイヤー、ウィリアム・ヨン、ジグヌム四重奏団

CD 輸入盤

ヴィオラ・ソナタ第1番、第2番、ハンガリー舞曲集 メンケマイヤー、ウィリアム・ヨン、ジグヌム四重奏団

ブラームス(1833-1897)

価格(税込) : ¥2,750
会員価格(税込) : ¥2,393
まとめ買い価格(税込) : ¥2,062

発売日:2015年08月21日
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