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アルテミス四重奏団のブラームス。ヴァイグレの遺作登場

2015年7月29日 (水)

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ブラームス:弦楽四重奏曲第1番、第3番
アルテミス四重奏団


7月のはじめに52歳で亡くなられたヴィオラ奏者のフリーデマン・ヴァイグレが参加したアルバム。ブラームスの弦楽四重奏曲はヴィオラが重要な役割を果たすことでも知られており、特に第3番の第3楽章はヴィオラ作品ともいえるような音楽となっており、フリーデマン・ヴァイグレの情熱的なスタイルとの相性も良さそうなので注目されるところです。
 ちなみに、以前アルテミス四重奏団がリリースしたブラームスの弦楽四重奏曲第2番は、2000年録音で初期メンバーのためフリーデマン・ヴァイグレは参加していませんが、そちらも優れた演奏でした。
 なお、フリーデマン・ヴァイグレの葬儀は7月24日にベルリンでおこなわれ、遺族と「ドイツうつ病救援財団」により、躁うつ病認知度向上のため、「フリーデマン=ヴァイグレ=プログラム」を設立するための募金活動もその場でおこなわれていたということです。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
● 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
● 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67


 アルテミス四重奏団
  ヴィネタ・サレイカ(ヴァイオリン)
  グレゴール・ジーグル(ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)
  エッカート・ルンゲ(チェロ)

 録音時期:2014年6月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
フリーデマン・ヴァイグレさん
アルテミス四重奏団とペーターゼン四重奏団のヴィオラ奏者


アルテミス四重奏団とペーターゼン四重奏団のメンバーとして知られ、昨年5月の来日公演でも立って演奏するなど元気な姿を見せていたドイツのヴィオラ奏者、フリーデマン・ヴァイグレさんが、闘病の末、先週末に亡くなられました。まだ52歳でした。心よりご冥福をお祈りいたします。
 ヴァイグレさんは1962年ベルリン生まれ。1961年生まれの兄セバスティアン・ヴァイグレは指揮者、1952年生まれの叔父イェルク=ペーター・ヴァイグレも指揮者という音楽家ファミリーの出身です。
 フリーデマンは6歳からヴァイオリンを始め、その後、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽院でアルフレート・リプカにヴィオラを師事、国際コンクール入賞後、1979年、18歳のときにペーターゼン四重奏団を結成、2007年にアルテミス四重奏団から引き抜かれるまでの28年間に渡って活躍、その間、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席ヴィオラ奏者も兼務していたほか、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽院の名誉教授にも任命され、現在に至っていました。
 ちなみにアルテミス四重奏団と事務所が同じだったペーターゼン四重奏団は、ヴァイグレの脱退によりほどなく解散することとなってしまいます。(HMV)
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弦楽四重奏曲第1番、第3番 アルテミス四重奏団

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弦楽四重奏曲第1番、第3番 アルテミス四重奏団

ブラームス(1833-1897)

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発売日:2015年09月18日
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