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シチェルバコフの『熱情』、『悲愴』、エロイカ変奏曲

2015年7月26日 (日)

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シチェルバコフ、ベートーヴェンを弾く
『熱情』、『悲愴』、エロイカ変奏曲


抜群のテクニックの持ち主として知られるコンスタンティン・シチェルバコフは、1963年に西シベリア最大の工業都市バルナウルに誕生。幼少からピアノの才能を示したシチェルバコフは、11歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏してデビュー。モスクワ音楽院ではレフ・ナウモフに師事。数々の有名コンクールを制した後、1983年、第1回ラフマニノフ国際コンクールで優勝。1990年にはラフマニノフの全曲演奏をおこなって、かのリヒテルからもその実力を認められ、1992年にはスイスに居を移して国際的な活動を展開するようになります。
 シチェルバコフは少年時代からベートーヴェンを弾きこんでおり、ソナタも協奏曲も実演では全曲を演奏、最近では指揮者デビューの際にもベートーヴェンを選んでいたほどでした。
 今回登場するアルバムは、『悲愴』と『熱情』と『エロイカ変奏曲』を1枚に収録したものです。
 ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』と第23番『熱情』は、2014年の録音で、長年磨き上げてきたシチェルバコフのベートーヴェン解釈を聴くことができます。
 組み合わせの『エロイカ変奏曲』は、交響曲第3番『英雄』の終楽章でも使われたおなじみの主題が、様々な形に変容されながら、最後のフーガでは巨大な姿をあらわす作品。この録音はモスクワ放送のアーカイブにあったもので、若きシチェルバコフの素晴らしいテクニックを楽しめます。
 シチェルバコフのベートーヴェンといえば、ナクソス・レーベルのベートーヴェン=リスト:交響曲全集ディアベッリ変奏曲が有名で、その切れの良いテクニックと逞しい楽想の表現で高い評価を得ていただけに、ピアノ・ソナタの登場は歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. 『プロメテウスの創造物』の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲) 変ホ長調 Op.35
2. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
3. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』


 コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)

 録音時期:1984年(1)、2014年11月14日(2,3)
 録音場所:モスクワ国立放送スタジオ(1) イギリス、モンマス、ウィアストン・コンサート・ホール(2,3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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