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無人島 〜俺の10枚〜 【ザ・サイレンス 編】

2015年3月25日 (水)

O.L.H.

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馬頭將噐(ex Ghost)率いるスーパー・サイケデリック・バンド、ザ・サイレンス登場!
時にシド・バレットのようでもあり、時にパールズ・ビフォー・スワインのようでもあり、時にブルー・チアーのようでもあり、時にカンのようでもあり……。シカゴの名門インディ、ドラッグ・シティからの逆輸入となる、馬頭將噐率いるスーパー・サイケデリック・バンド、ザ・サイレンスのデビュー・アルバム! 美しく幽玄なアシッド・フォーク・ソングからヘヴィなサイケデリック・ナンバー、カンのカヴァーまで、前衛的ロックの無限の境地を目指す! 完全アナログ・レコーディングによるサウンド・クオリティもすばらしい。全てにおいて格の違いを見せつける傑作!


 ザ・サイレンス 『ザ・サイレンス』

ザ・サイレンス 馬頭將噐(g/vo)と荻野和夫(key, etc)に加え、岡野太(ds)、吉田隆一(bs)、ヤン(b)迎えて結成された新グループ、ザ・サイレンスのデビュー・アルバム!バンド名は「ヨガの沈黙の行」に由来する。「静寂はいかなる音圧よりも重く、耳を聾する程の静寂は意識と無意識の境界線上でのみ我らが表現し得る」(馬頭)。美しく幽玄なアシッド・フォーク・ソングからヘヴィなサイケデリック・ナンバー、カンのカヴァーまで、前衛的ロックの無限の境地を目指す!完全アナログ・レコーディングによるサウンド・クオリティもすばらしい。

< The Silence >

ヤン (Great3, jan and naomi): Bass, Vocal /吉田隆一 ( 渋さ知らズ, Black Sheep): Baritone Saxophone, Flute /荻野和夫 (ex Ghost): Piano, Organ, Keys /馬頭將器 (ex Ghost): Guitar, Vocal /岡野太 ( 非常階段, Acid Mother's Temple, ex Subvert Blaze, ex Ghost): Drums

『ザ・サイレンス』収録楽曲

1. レモン色のカナビス
2. Götter Im Exil
3. Jewels In Tibet
4. Black Is the Colour of My True Love’s Hair
5. Tango Whiskeyman
6. Triptycon
7. ナナのオープンバックナンジョー
8. ペサハ
9. Overture

無人島 〜俺の10枚〜 【ザ・サイレンス 編】

無人島 〜俺の10枚〜 【ザ・サイレンス 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は、馬頭將噐(ex Ghost)率いるスーパー・サイケデリック・バンド、ザ・サイレンスが登場!今回は各メンバーに2枚づつ選んでいただきました。
 無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!
Ensemble Gilles Binchois Dominique Vellard

Ensemble Gilles Binchois Dominique Vellard 「Le Banquet Du Voeu 1454」

主にデュファイ作曲のアンサンブル、ミサ曲のコンピレーション。世界が終わった時にはこの音楽が流れていて欲しい。プラグマティズムの対局に位置する天上の楽音。(馬頭)

Humble Pie

Humble Pie 「Town & Country」

Flower Travellin' Band のSatoriも捨てがたいが、のんびり厭世気分ならこれ。のどかなイギリスの田舎の昼下がり、だるいロックンロールとアコースティックなフォークとの組み合わせが美しい。何度聴いても全く飽きない。高校時代によく聴いた。(馬頭)

ダウランド

ダウランド 「リュート曲全集 ルーリー、リンドベルイ(リュート)他(L'OISEAU-LYRE盤)」

もし無人島に音楽を持って行くならば、押し付けがましく無くシンプルで、そして構造的にも表現力的にも深い音楽が良い。そういう意味で、この「ジョン・ダウランド リュート曲全集(L'OISEAU-LYRE盤)」は内容も素晴らしく長く聞き続けられるものだ。ダウランドの全集はその後も何人かの個人によって録音されてはいるが、このアルバムでは5人のリュート奏者を配する事に寄って、個々の音楽性、解釈の違いから全ての盤を飽きずに聞かせるという点でも優れている。今と成っては録音は古く音楽的解釈も多少古めかしいかも知れないのだが、そんなレトロな響きもまた愛聴盤に相応しい。なお、ダウランドのメロディーは欧州トラッドや英国ロックへと通じ、ロックに馴染んだ耳にも抵抗感無く入り込める。(荻野)

アトリウム・ムジケー古楽合奏団

アトリウム・ムジケー古楽合奏団 「古代ギリシャの音楽」

演奏するには精神的にも肉体的にもハードな曲が好きだが、普段は殆どビートの利いた音楽は聞かないので、このアルバムに聞ける様なユルい5拍子などが大層心地良い。大きなフレームドラムや小さいシンバルやらが優しく打ち鳴らすビート。それらは高音質な録音でキラキラしている。そのキラキラや、微かに聞こえる録音環境近くで鳴く鳥の声(?)やらにじっと耳を澄ましながら時を過ごす。多分無人島の孤独でも耐えられそうだ。古代ギリシャの音楽といってもパグアニアとアトリウム・ムジケー合奏団の緻密なお遊び。学術的にはどうか?というものでも生き生きとした音楽として蘇る。こういう洗練されたアコースティックな音響には心底憧れるし飽きずに楽しめる。(荻野)

GIL EVANS

GIL EVANS 「GIL EVANS & TEN」

ジャズ、というより西洋音楽に於ける諸要素が上品にバランスよく収められている…ようにも聴こえるのに圧倒的にヘンなアルバムです。美しいのにむちゃくちゃヘン。ぼけーっとなんとなく聴き続けられるのにヘン。楽曲構造もソロも、いくらでも聴き流せるのに、ちょっと耳を澄ませばいちいちひっかかる事ばかり。どこで読んだか忘れましたが、マイルス・デイビスが音楽で悩んでギルに相談した折にギルが「マイルス…GIL EVANS&TENを聴け。あれに答えが全部ある」と答えたことがあったらしいですが、わかります。「快適で美しくてグルーヴもあってずうっと聴いていられる、むちゃくちゃ個性的でヘンなアルバム」なんて、それはもう理想的ですもの。クール。(吉田)

コンポステラ

コンポステラ 「1の知らせ」

篠田さんのサックスの音を最初に聴いたのは…生活向上委員会『THIS IS MUSIC IS THIS?』のはずですが、初めてそれと意識して聴いたのはこのアルバムでした。最初に聴いた日のことを憶えています。天気のいい午後、1曲目の1音目から引き込まれそれから一音一音をかみ締めるように全曲を聴きました。宝石のような音楽だと思いました。それから1年半後、留守電に吹き込まれた篠田昌已さんの訃報を聞いて呆然とした折の、部屋の暗さもなぜか憶えています。今、私が使っているバリトンサックスのマウスピース(歌口)は篠田さんが使っていたものです。それ以外、私は具体的に何かを継いでいるわけではないのですが、それでも私を含め多くの人がその「宝石」は受け取っているはずですし、これからも多くの人に受け取って欲しいと願っています。(吉田)

Jimi Hendrix

Jimi Hendrix 「Midnight Lightning」

数あるJimi Hendrixの公式盤の中でも、一番酷評されているアルバムでオリジナル・マスターテープの改ざんぶりが耳につきますがそれも含めて私の中では名盤です。1曲目の『Trash Man』のAllan Schwartzbergのドラミングは本当に衝撃的、今聴いても。4曲目の『Gypsy Boy』、言葉少ない歌とAllan Schwartzbergの静かな怪演は何度聞いても飽きません。(岡野)

SPEED, GLUE  & SHINKI

SPEED, GLUE & SHINKI 「SPEED, GLUE & SHINKI」

日本のロック草創期の名盤。10代の頃、ずっと外国のバンドと思っていて、日本のバンドと知った時に日本人でもこんな音が出せるんだ!と大層驚きました。音がすごく良い。Joey Smithの演奏、歌詞、(Sniffin’ & Snortin!)、そしてライフスタイル(笑)に随分影響されました。 ハードな楽曲の中で、ゲストで演奏されてる7曲目『Don’t Say No』が白眉。(岡野)

Weyes Blood

Weyes Blood 「Innocents」

ぼくと同じ時代に生まれた女の子が歌っている歌。
bad magicという曲で恋に落ちて、宇宙に漂う香りを楽しみます。
地球に生まれた時の感動から夏の終わりの切なさまで。
生きていることの美しさを感じるアルバムです。(ヤン)

The Vereve

The Verve 「A Storm in heaven」

こわいものは何もないし、こわいものは何もない。
絶頂にたどり着く直前。とてもとても気持ち良い。
最高速度に達する直前の景色は美しい。
鋭く一瞬で切り裂かれた怠惰は、蘇ることすら許されない。
鋭い切り口は20年も身体を蝕んでくれる!
この一枚であと20年は安心して暮らせる。
こわいものは何もないし、こわいものは何もない。
子宮に戻りたいだけなのに!
生きる事において、この音楽はボクの超現実的な視界。
こわいものは何もないし、こわいものは何もない。(ヤン)
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ザ・サイレンス

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ザ・サイレンス

ザ・サイレンス

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発売日:2015年03月18日
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