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ダニエレ・アバド演出、ヴェルディ『ナブッコ』全曲(映像)

2015年2月17日 (火)

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ヴェルディ:『ナブッコ』全曲
ダニエレ・アバド演出、ニコラ・ルイゾッティ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場
プラシド・ドミンゴ、リュドミラ・モナスティルスカ、他


駆け出しの頃はバリトンだったドミンゴは、その後、テノールに転向して世界的な成功を収めますが、近年は再びバリトン歌手に戻って活躍を続けています。
 1982年のシノーポリとのレコーディングでは、きわめて情熱的なエルサレム王の甥イズマエーレ役を聴かせていたドミンゴですが、それから31年経たここでの舞台では、バビロニア王ナブッコの役を老境のキャラクターそのままにドラマティックに演じています。
 注目のバビロニア王の娘アビガイッレ役は、メトで成功して話題のウクライナのソプラノ、リュドミラ・モナスティルスカが演じていますが、この実は奴隷の娘だったことを知って狂乱する役に必須とされる豊かな声量、劇的な表現力ともに申し分なく、妹や父への怒りを爆発させるパワーには凄いものがあります。
 妹フェネーナ役を歌うのはイタリアの若手技巧派重量級ソプラノ、マリアンナ・ピッツォラート。その恋人のイズマエーレ役を歌うのはパヴァロッティの最後の弟子でもあるイタリアのテノール、アンドレア・カレ。そしてバビロニアと対峙し、イスラエルの民を勇気づける大祭司ザッカーリアを歌うのがロシアのヴィタリー・コワリョフで、声量・声質ともに申し分のない頼りがいのありそうな歌を聴かせています。
 指揮はイタリアのニコラ・ルイゾッティ。数多い来日公演でもおなじみの、経験豊富で高水準な舞台をつくりあげることのできる名指揮者です。
 演出はクラウディオ・アバドの息子ダニエレ・アバド。血気盛んで愛国的というよりは、現代風な演出と抑えた色調の中に、イスラエルとバビロニア(現在のイラク辺り)の確執、イスラエルの勝利を描いており、印象的な舞台装置も登場します。(HMV)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲

 プラシド・ドミンゴ(Br:ナブッコ)
 リュドミラ・モナスティルスカ(Sp:アビガイッレ)
 アンドレア・カレ(T:イズマエーレ)
 マリアンナ・ピッツォラート(Sp:フェネーナ)
 ヴィタリー・コワリョフ(Bs:ザッカリーア)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ニコラ・ルイゾッティ(指揮)

 演出:ダニエレ・アバド
 収録時期:2013年4月
 収録場所:ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

 画面:カラー、16:9
 Region All
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ダニエレ・アバド演出

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