シュタットフェルト／シューマン：ピアノ協奏曲、子供の情景

2015年2月6日 (金)

シューマン：ピアノ協奏曲、子供の情景
シュタットフェルト
エルダー＆ハレ管弦楽団

個性的な演奏でドイツで大人気のシュタットフェルトは、これまでバッハのほかに、ベートーヴェン、シューベルト、モーツァルト、メンデルスゾーンなど独墺系音楽の録音をおこなっており、シューマンについても、2枚のアルバムに『森の情景』と、『色とりどりの小品』、『トッカータ』が収録されていました。
　今回は、シカゴ響との数多い共演でもおなじみの実力派指揮者、マーク・エルダーの指揮するハレ管弦楽団と共演したピアノ協奏曲をメインに、『子供の情景』も組み合わされた豪華なシューマン・アルバムとなっています。
　オペラから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、協奏曲の上手さにも定評のあるエルダーが、シュタットフェルトの自在なピアニズムをどのように支えるか、とても楽しみなところですし、『子供の情景』では、シュタットフェルトならではの思い切った表現も期待できそうです。注目のシューマンの登場です。（ＨＭＶ）

【収録情報】
● シューマン：『子供の情景』Op.15

　マルティン・シュタットフェルト（ピアノ）

　録音時期：2014年11月
　録音場所：カイザースラウテルン、南西ドイツ放送スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

● シューマン：ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

　マルティン・シュタットフェルト（ピアノ）
　ハレ管弦楽団
　マーク・エルダー（指揮）

　録音時期：2015年1月
　録音場所：マンチェスター、ハレ・セント・ピーターズ教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）