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無人島 〜俺の10枚〜 【恋する円盤 編】
2014年12月8日 (月)
無人島 〜俺の10枚〜 vol.325 【恋する円盤 編】
音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』！なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます！ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です！今回のお客様は、尾崎雄貴（Galileo Galilei）、いしわたり淳治も絶賛するバンド！デビューアルバム『PASTEL』をリリースする“恋する円盤”！
大塚真太朗 (vo,gt) / 大塚薫平 (dr) / 日下淳介 (ba) / 戸山押売 (gt) / 城明日香 (gl, cho) / 中村直人 (key)
メンバーは高校生（dr）、大学生、社会人で構成された6人組。
2011年春「バンドやりたい」と思い立った大塚真太朗が隣の部屋で太鼓をたたいていた弟、薫平を誘って自宅にて結成。しばらく2人で遊んでできた曲を演奏していたが、夏にはメンバー4人となって初ライブ。幾度かのメンバーチェンジを経て2013年春、現体制となる。
2013年『出れんの！？サマソニ！？』にメンバーだけで制作したスタジオライブ映像をYouTubeにアップし応募、多数の一般票も獲得し見事“いしわたり淳治賞”を受賞。8月10日、サマソニ特設野外ステージにてライブアクト、トップバッターにも関わらず多くの観客を集める。翌週8月16日には初自主企画『Tonight Is The Night』を新宿MARZにて開催、4組のゲストバンドを迎え大盛況のうちに終えた。
恋する円盤 『PASTEL』
[2014年12月10日 発売]
海外音楽の影響を受けつつ、現代の若者ならではの恋の熱っぽさや、もどかさ、うっすらと不安な気持ちを日本語で明るく、さわやかに奏でるバンド。誰もが経験し共感できる歌がこぼれます。流れ星のようにキラキラと弾けるポップソング、真太郎（vo,gt）と明日香（鉄琴,cho）の掛け合いのWボーカルも魅力の1つ。
FUJIROCK 2014で偶然出会ったGalileo Galileiのヴォーカル尾崎氏に自主音源をプレゼントし、Twitter上で「このバンド、凄くいい！」と紹介され話題に。今！全国早耳BOY MEETS GIRL注目NO.1バンド“恋する円盤”デビューです！
僕が“恋する円盤”に心をつかまれたきっかけは「春の嵐」のスタジオライブ動画を見た事なのですが、この素敵なミニアルバム『PASTEL』の中でも、やっぱりこの曲が一番の輝きを放っていました。
“泣いたあとで飲んだサイダーは 味がよくわからなかった”という最高の滑り出しに、あ〜あ〜あ〜と気怠くもキュートなメロディーがぶらさがる。
1990〜2000年代邦ロック！！黄金の世界観！！
僕は“恋する円盤”というバンドが好きです。
【いしわたり淳治氏コメント】
センスがいいよ、ホント君たちは。
初めて会った頃からずっと、キラキラしてる。
収録曲
- 01. テイクディスワルツ
- 02. まちのあかり
- 03. 春の嵐
- 04. スタンドバイミー
- 05. 夜明けまえ
サザンオールスターズ『海のYeah!』
サザンは大好きなアルバムがたくさんあるけど小さい頃から死ぬほど車でかかりまくってたベストアルバムを。無人島は多分とても殺風景だからこれを聴いて湘南をイメージしながら生活したい（湘南あんま行ったことないけど）。この宝石箱みたいなCDがあればとりあえず泣いたり笑ったりできます。僕にポップスって何かを教えてくれた大事なアルバム。
Girls『Album』
2枚目は大好きなクリストファーオーウェンスがやっていたガールズのデビュー作。嫌なことがあっても一曲目の「Lust for Life」がかかった瞬間に全部晴れわたる気がする。この曲の完璧さに惚れ惚れしながら退屈な一日を過ごしたいですな〜。僕の気だるい日々のサウンドトラックは無人島でどんな風に鳴るのでしょうか。
andymori『andymori』
中二病まっさかりの夏、兄に連れて行ってもらったのは生まれて初めてのライブハウス。ステージには当時まだドラマーが後藤さんだった、andymoriが。ぱらぱら人がいるなか、最前列で見たあのライブは一生忘れられないなぁ。タバコ臭さだったり、不気味な雰囲気といったあの日のすべてがこのアルバムには詰まってる気がするんです。これを聞けば、バンドへの憧れの一歩目に振り返ることが出来る一枚です。それだけじゃなくて、朝聞いても、夜聞いてもドキドキする、ビートルズのベストみたいなアルバムです。「すごい速さ」の夏が終わってしまうけど同時に何かが始まるドキドキ感がたまらないです。「FOLLOW ME」はイントロのドラムが叩けるとかっこいいですよね。
Carpenters『22 Hits of The Carpenters』
おもちゃもゲームも漫画もインターネットもTVもほとんど触れることができなかったこども時代があったのですが、友だちの話にもなかなかついていけない、まさに無人島のようなその時間と空間をミラクルに満たしてくれたのがこのアルバムでした。当時J-popもまだよくわからず歌モノのCDがこれしか家になかったせいか、曲の順番もなんとなく覚えてしまって、アルバム全体がひとつの曲のように聞こえてしまうくらいでした。今でも、優しくて穏やかな気持ちにしてくれる大好きな1枚です。
Penguin cafe Orchestra『When in rome…』
バイト先で流れていたのがきっかけで聴き始めました。人の声が無い音楽もいいなぁと思うようになりました。繰り返してる旋律が綺麗なのにかわいいところも好きです。このアルバムはライブ盤で、演奏の後に拍手が入っているんです。うっとりする弦楽器のミニマルの後に沸き起こる拍手喝采。大音量で聴いたらもう泣きそう。このアルバムを聴いて、素晴らしいと思うものを誰かと分かち合って一緒に感動しよう！とかなんとか思って無人島から帰りたいです。
Kenny Rankin『Silver Morning』 ※取扱いなし
これも下北沢のバイト先で。聴くだけで優しい気持ちになるアーティスト、不動の一位。「今まで聴いてきた音楽なんてエゴのかたまりにすぎなかったのだ！」20歳の頃の僕にそう語りかけてくれているようでもありました。ビートルズのアコースティックカバー（penny laneとblack bird）がまずはとてもよいですが、オリジナル曲も、うっとりします。とにかく、声。そしてガットギターの音色がただただ優しい。集中して聴いても、さらりと流していても、いつでも穏やかで豊かな気持ちさせてくれる。これがα波でしょうか。調べたところによると、ビートルズカバーに関してはポールマッカートニー本人から「君のバージョンが一番良い」と太鼓判を押されているようです。納得です。都会の喧噪を離れた無人島で、のほほんと聴いていたいアルバムです。
THE BLUE HEARTS『THE BLUE HEARTS』
オーラというか雰囲気というか・・・なんかありますよね、このアルバム。とにかくエネルギーが凄い。1987年のロックシーンって、こういう空気だったんですか？ジョジョ風に言えば『凄み』ってやつですかね…。セカンドも良いし後期も「DUG OUT」とか超良いし、ハイロウズもカッコイイけど、このアルバムだけは・・・とにかくなんかあるよ。このアルバムで人生が狂った人、多いんじゃないでしょうか。僕もその一人です。生まれてなかったけど。音楽的なこととか、歌詞とか、どうでも良くなる説得力がロックンロールの本質なんじゃないかな。
ドッパンドドパンドッパンドド『ダァーッ！』だけでチビリそう！な迫力。
weezer『The Green Album』
アイランド・イン・ザ・サンって感じで・・・高校生の頃、銀杏ボーイズの「ウィーザー、ピーズ、バズコックス！じゃがたら聴いて、グリーンデイ！」という歌詞を真に受けてweezerを聴き始めまして。当然ブルーから聴くんですけど、ブルーって結構イケてないですか？「なんかモテそう」とか思いました。大分の根暗ロック少年だった僕（マジでモテなかった。）にはジャケ写の四人もアーバンな洋楽サブカルチャーっぽく見えたのです。
その点このグリーンは、安心感がありますよね。ドン！ドン！ドン！ドン！ジャジャジャジャジャフゥーウォウウォ〜気持ち良い〜〜って感じで。ブライアンベルさんはもっとリードギター弾きたくないのかな？weezer大好きです！でも、やっぱりブルーが一番好きです。weezer大好きです！
さよならポニーテール『なんだかキミが恋しくて』
特に秋、青空が高い日には必ず聞くといっても過言ではないアルバム。“起き抜けに冷えた空気を吸い込む”。そんな印象で、まさに息を飲みます。飲み込んで止めた呼吸の底から鼓動が大きくなり、低血圧の僕に生命力が漲る、と、そうゆうわけです。何か大仰な逸話があるわけではないですが、今このアルバムを失ったなら、僕はヘッドフォンを身につける理由がなくなり、冷徹な秋風に耳を千切られることでしょう。そうなってしまっては耳に入る情報量に影響がでてしまい、無人島で生き抜くには支障が出てしまいかねません。とどのつまり、僕の生命に関わる作品なのです。
SUPERCAR 『HIGHVISION』
中学生の頃、一度聞いて意味のわからなかった音楽は、二度目に僕の脳みそを30°くらい回してしまいました。当時すでに解散していたスーパーカーは、僕を今のここまで連れてくるに十分な衝撃を持っていて、“HIGHVISION”を魅せつけられました。今まで音楽を聞くときに使っていなかった感覚器官を刺激されたような、いわゆる“開いた”感覚を得て、それまで聞いてきた音楽にもそのあと聞いた音楽にも新たな視点を与えてくれました。同時に人々が何をもって、また何を求めて音楽を聞いているのかということは千差万別で、その作品の完成は受けて個々人の感覚に任されているということを痛感しました。このことは僕がアイデンティティを保持する上でとても重要なことなのです。僕に全時代的に影響を与え続けているこの作品を、無人島への道連れとし生涯を共にしたいと考えました。Live 情報
恋する円盤 1st minialbumレコ発記念『PASTEL PARTY！』2014年12月21日（日） 新宿MARZ
OPEN：18:00 / START：18:30
共演：本棚のモヨコ / カネコアヤノ（バンド編成）/ Lucky Kilimanjaro / The White Waltz
前売り2,000円 / 当日2,500円
チケット情報・販売はローソンチケット『ローチケ.com』へ！
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無人島 〜俺の10枚〜
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インディーズ最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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恋する円盤 が選んだ10枚
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グレイテストヒッツ Twenty-two Hits Of: 青春の輝き-10周年記念エディション
Carpenters
価格(税込) : ￥3,143
会員価格(税込) : ￥2,891
まとめ買い価格(税込) : ￥2,672発売日:2005年12月07日
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THE BLUE HEARTS
THE BLUE HEARTS
価格(税込) : ￥2,619
会員価格(税込) : ￥2,410
まとめ買い価格(税込) : ￥2,226発売日:2011年01月12日
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限定盤 なんだかキミが恋しくて 【初回限定盤】
さよならポニーテール
価格(税込) : ￥2,640
会員価格(税込) : ￥2,429
まとめ買い価格(税込) : ￥2,244発売日:2012年12月05日
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