【インタビュー】DAISHI DANCE『Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION』

2014年11月26日 (水)

渋谷・道玄坂の“SOUND MUSEUM VISION”とのコラボで贈るDAISHI DANCEの最新MixCD『Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION Mixed by DAISHI DANCE』が11/26にリリース。そのリリースを記念したDAISHI DANCEのインタビューが到着した。

「最近のヒット曲をただ詰め込むだけ、それを自分がやっても意味がないと思うんです。日々更新していく自分の“今”のプレイをそのまま収録することで、よりリアルな現場の雰囲気を感じてもらえれば」（DAISHI DANCE）

日本を代表するDJ：DAISHI DANCEの最新ミックスCD「Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION Mixed by DAISHI DANCE」が発売となる。ミックスCDとしては約半年ぶり（今年2枚目）という短いスパンであるとはいえ、前作とは収録曲はもちろんテンション（グルーヴ）もまた違う。移り変わりの激しいダンスミュージック・シーンにおいて、それはさも当たり前にも思われるが、実際それをリアルタイムで伝えることができるものはそうそういない。彼は数十年の及ぶキャリア、そして年間150本を超えるプレイの中で、その感性を自然と育み、同時にフロア（オーディエンス）が求める声に応えてきた。

「いつもですけど、ギリギリまで収録曲にはこだわっています。やっぱり一番新しい、フレッシュなサウンドを届けたいし、サプライズを与えたい。“このタイミングでこの曲が入っているの？”みたいな」（DAISHI DANCE）

彼の言う通り、今作もまた収録曲は実に新しい。そのほとんどが今年の5月以降にリリースされた作品で固められ、なかには10月に発表したものもある。それを現場でやるのは当然だが、彼はミックスCDにおいても妥協しないところに、DJとしての気概を感じる。さらに、今作では彼が今夏数多く出演してきた夏（野外）フェスの経験を活かし、世界の最新潮流EDM＝フェスミュージックをも体現。DJとして、絶えずアンテナを張り、世界の潮流を感じる男の真骨頂を遺憾なく発揮している。

また、今作にはもう1つ大きな特徴がある。それは、これまで発表してきた一連のミックスCD（「MYDJBOOTH」～「EDM LAND」）とは異なり、タイトルにもあるように渋谷の人気クラブ：SOUND MUSEUM VISIONをモチーフとしていること。

「SOUND MUSEUM VISIONは、キャッチーでミーハーな人から、コアなダンスミュージック・ファンまで、本当にいろいろな人が混在している。それだけに今回の選曲も気合いが入りましたし、感覚的なものですけどあくまでSOUND MUSEUM VISIONに似合う曲、普段僕がそこでやっているプレイにフィットしたミックスを心掛けました」（DAISHI DANCE）

最新のEDMからハウスまで、幅広い選曲とともに彼が見せる最新のスタイル。そこには、今年「electrox」や「ULTRA JAPAN 2014」の開催を経ていよいよ日本でも開花したEDM＝フェスミュージックのムーブメントの本質、さらにはそのバラエティから方向性まで、さらなる進化を遂げていることを提示しつつ、DAISHI DANCEの存在感、DJとしての矜持を改めて打ち出している。

「僕は基本的にEDMというキーワードがあってもなくても、DJに関してはきっと同じ選曲になっていると思います。あくまで自分のスタイルを変えることなく、とにかくいつも時代時代のアッパーなサウンドを追求しているの巻ですので」（DAISHI DANCE）

新作「Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION Mixed by DAISHI DANCE」で見せる、最新のDAISHI DANCE。時代を謳歌しつつもブレることなく突き進むDJの今がここにある。

DAISHI DANCE 『Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION mixed by DAISHI DANCE』
　[2014年11月26日発売]

DAISHI DANCEが、2011年に渋谷・道玄坂に誕生した音楽・アートを発信する巨大スペース “SOUND MUSEUM VISION”とMix CDをリリース！2014年、日本に初上陸した世界的ダンスミュージック・フェスティバル『ULTRA JAPAN 2014』ほか今年の夏フェスに20本以上も出演した日本屈指のDJ・アーティスト DAISHI DANCEが世界の最新ダンスミュージック、EDM楽曲を中心にDJプレイをパッケージしたMix CD！

【HMVオリジナル特典】

DAISHI DANCE『Heartbeat presents SOUND MUSEUM VISION mixed by DAISHI DANCE』をお買い上げの方に先着で「ステッカー」をプレゼント！

※先着ですので、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
※特典の有無は商品ページにてご確認ください。

収録曲

01. You Got This (Original Mix) / Fedde Le Grand
02. Rocker (Original Mix) / Dannic
03. Get Together featuring Debra Debs (Original Mix) / Gary Beck, Debra Debs
04. Salute / Sunnery James & Ryan Marciano
05. Fifteen (Hardwell Edit) / Blasterjaxx
06. Monkey Biznizz (Wiwek Remix) / Leftside
07. Torba (Original Mix) / Nari, Milani
08. Hammer (Original Mix) / Mastik
09. A.T.W! (UNRELEASED BOOTLEG Remix) / DD feat. GILLE
10. SAX@AREANA feat. SHINJI TAKEDA (Limited Express remix) / DD, MITOMI TOKOTO
11. GO (Showtek Edit) / MAKJ & M35
12. Kuaga (Original Mix) / Pierce Fulton
13. Ocarina / Dimitri Vegas, Like Mike, Wolfpack
14. Nomad (Original Mix) / Garmiani
15. WE WON'T STOP (Original CLUB Mix) / DD feat. Stush
16. Plur Warriors (Original Mix) / Tony Junior & Baggi Begovic
17. Miami (Original Mix) / Gary Caos, Absolut Groovers
18. House Music / Benny Benassi
19. Like That / Bassjackers
20. Let It Rip (Original Mix) / Bass Kleph
21. Alone (Thomas Newson Remix) / Armin van Buuren feat. Lauren Evans
22. Come To Life (UNRELEASED BOOTLEG Re-Edit) / DD feat. Matt Cab

【DAISHI DANCE　プロフィール】

北海道は札幌にて1990年代よりDJ活動を開始。当時から独自の審美眼、その時代でもっともアップリフティングなハウス・ミュージックを軸に、流行に捕われず、自身の感覚の趣くままに直感的にストーリーを紡いでいくスタイルーーは変わらず、そのオリジナリティ溢れ、ダイナミックかつエンターテインメント性の高いプレイはすぐさま多くのファン獲得。若くして札幌の名門クラブ：PRECIOUS HALL にてレギュラ-・パーティを任されることとなる。そして、その評判は北海道に留まらず、徐々に日本各地へと飛び火し、全国から彼にDJオファーが舞い込むことに。
時を同じくして、DAISHI DANCEのもう1つの側面であるハウス・クリエイターとしての才能も育まれていく。学生時代よりダンス・ミュージックとともに様々な映画音楽を好み、前者の高揚感と後者の美しさ、哀愁感に心奪われていたが、双方のエッセンスを組み合わせたサウンドがいよいよ結実し、2006年にデビュー・アルバム『the P.I.A.N.O. set』をリリース。ピアノやストリングスをふんだんに取り入れたメロディアスで情感的なそのハウス・サウンドは瞬く間にクラブ・シーンに浸透。翌年07年に発表した2ndアルバム『MELODIES MELODIES』は、オリコン総合アルバムチャート13位獲得という快挙を成し遂げる。その後、NYの老舗ハウス・レーベルKING STREET SOUNDSの15周年記念盤『KNY3』（ミックスを担当）、そしてDAISHI DANCEの存在をお茶の間へまで広げることとなるスタジオ・ジブリ作品の名曲をハウスにカバーしたアルバム『the ジブリ set』、インテリア・ショップFrancfrancとのコラボ・コンピレーション『EVER DANCE …EVER RELAX…』など、自身の作品以外にも数多くの企画作品を手掛ける。09年にはリミックス・アルバム『DAISHI DANCE REMIX - Put Your Hands Up!』、続いて3rdアルバム『Spectacle.』をリリースし、いずれもロング・セールスを記録する。
また、08年からは活動拠点、札幌の他、東京は新木場にある日本最大級のイベントスペースageHa、大阪GRAND Café、京都WORLD、福岡O/Dなど、全国の人気クラブでレギュラー・パーティを開始。その後、韓国でもソウル最大のクラブ、ELUUIにてレギュラーをスタートさせるなど、活動の幅も大きく拡大。日本だけでなくいまやアジア全土で活躍し、絶えず年間150本以上ものギグを行う。もはや名実ともに日本を代表するハウスDJとなった。
DJ、アーティスト以外にも、ここ数年は国内外様々なアーティストのリミックス、そしてプロデュース業やコラボレーションも精力的に行う。プロデュース面ではJポップ・アーティストのみならず、これまでにBIGBANGの代表曲“Haru Haru”（韓国にて多数音楽賞を受賞）“Heaven”（日本メジャーデビュー曲）を手掛けた他、AFTERSCHOOL、RAINBOWなどもプロデュース。コラボレーションとしては、→Pia-no-jaC←との共作、国内屈指のDJ／アーティスト、MITOMI TOKOTOとよりフロアに特化したプロジェクト、Limited Expressを始動し、第一弾リリース作品は beatport世界ランキング５位を獲得する。一方で、2010年には上海万博の「日本パビリオン（日本産業館）」の公式テーマソングを手掛けるなど、その活動は既存のDJの枠に留まらず多岐に渡る。
2012年、4枚目のオリジナル・アルバム『Wonder Tourism』を発表。国内外のトップ・アーティストを招き、これまでとは違う新たなDAISHI DANCEサウンドを打ち出し、大きな話題となる。そして2013年3月、DAISHI DANCEのDJプレイのいまを凝縮したミックスCDシリーズ第三弾『MYDJBOOTH.3』をリリース。そして2013年9月25日には、前作から10ヶ月というハイペースで新作『NEW PARTY!』をリリース。DAISHI DANCEらしいメロディを世界的なポップスの世界でもメインストリームになっているEDMなどの要素もDJ的な感覚で取りこみ自らのフィルターで再構築した新しいスタイルの楽曲となっている。また、アメリカ、ブラジル、EU、韓国など海外のアーティストやプロデューサーをfeat.し高揚感あるVOCAL、サンバでトライバルな曲、オールドスクールハウスを現在進行形のダンスミュージックの解釈で制作した曲など自身のレギュラーPARTY/CLUBのピークを再現できるようなアルバムになっており、国内からは加藤ミリヤ、GILLE、MITOMI TOKOTO、SHINJI TAKEDAが参加。今作よりメイン名義を DAISHI DANCE から“DD”にリニューアル、アートワークやサウンドを刷新しファッションともLINKさせた、よりフレッシュで新しい展開となるリブランディング第1弾アルバムとなっている。
さらに、2013年末には、売り上げ累計40万枚以上、ダンス・ミュージック界でも異例の大ヒットとなった『the ジブリ set』の第二弾をリリースし、再び幅広いシーンにDAISHI DANCEのサウンドを届ける。さらにさらに今年2015年5月にはMIXCD『EDM LAND』、8月にはオリジナル・ミニ・アルバム『GEKIMORI』と立て続けにリリース！！

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