HMVインタビュー: TRESVIBES SOUNDSYSTEM
2014年10月9日 (木)
Q: 本作をリリースすることになった経緯を教えてください。
A: 新しく<VIS REV SET>というレコードレーベルを立ち上げるんですが、レコードはどうしてもDJユースになってしまうので、もっと一般の人の手に届くように、ミックスCDという形態を選びました。レコードで出すより先にそれをミックスして、レーベルサンプラー的な役割ですね。外に向けて何かをやろうとする時に日本に関しては、CDでリリースするっていう文化は、まだ残っていると思うので。
Q: 収録曲に関して教えてください。
A: このミックス用にライセンスした楽曲もあるんですが、特徴としては、自分たちの楽曲と親交のあるアーティストの未発表楽曲を多く使っている点、基本的に最近リリースされた楽曲ばかりです。
テクノ・ハウスのミックスCDは、もっと早いタイミングでミックスしていくと思うのですが、この作品の収録曲の中から後にレコードとしてリリースする目的があるので、1曲1曲がきちんと聴けるように配置しました。とっつきにくい音楽かもしれないですが、逆に飽きないんじゃないかと思います。
Q: 制作は何で行われましたか?
A: Ableton Liveです。ただ、パソコンでやるのは本当に辛くて(笑)。パソコンだったらきれいにできるんですけど、スムーズになりすぎるのも嫌だなって思って。だから、意図的にラフにした部分もあるし、アナログっぽさを残しましたね。
Q: ジャケットイメージに関してどのようなイメージで作られたのですか?
A: 僕らのパーティー「TRESVIBES」の写真を撮ってくれているフォトグラファーのKouyou Watanabeが撮影したものです。タイトルのplayground =遊び場というテーマで撮影された素晴らしい写真を、美しく見せるという点にこだわったレイアウトになっています。
Q: 3人の出会いというのは?
A: DJ Pi-GeとSatoshi Otsukiが友人を介して知り合ったんです。その時は、それぞれがパーティーをやっていました。今後のパーティーについていろいろ話しているうちに、WOMBから話がきて2人で「TRESVIES」というパーティーをやる事にしました。Kikiorixは、まだロンドンで活動していていたので、日本に帰って来たタイミングで出演してもらうようになりました。
Q: TRESVIBES SOUNDSYSTEMは、どういう経緯でユニットを組むことになったんですか?
A: もともと個々でやっていたんですけど、同じパーティーに3人ともブッキングされることが増えてきたんです。だったらそれぞれでやるのでなく、3人でやるからプレイ時間を3時間、4時間くださいってお願いしてやるようになったんです。長くプレイできるほうが楽しいですし。
TRESVIES SOUNDSYSTEMって名前を付けたのは、2年くらい前ですね。WOMBで「TRESVIBES」ってパーティーをやっているんですけど、その5周年を過ぎたくらいだったと思います。
Q: TRESVIBES SOUNDSYSTEMのDJスタイルはB2Bスタイルですよね?
A: そうですね。基本1曲交代のB2Bスタイルです。ただミキサーを2台にしたり、タンテーブルを3台置いたり、外付けのエフェクターやサンプラー、iPadのアプリなどの機材を追加したりして、単なるB2Bスタイルとは違うスタイルでやっています。
Q: 今年は、フジロックのオールナイトフジにも出演されてましたよね。
A: まさか自分がフジロックのアーティストパスを首から下げる日が来るなんて思っていなかったので、すごく嬉しかったですね。
プレイに関しては、 オールナイトフジの1発目だったのですが、ホワイトステージでBasement Jaxxがまだやっていたっていうのと、オレンジコートのトリのバンドと僕たちの音楽性が全然違うこともあって、序盤はお客さんの入れ替えでゴタゴタしてる感じでした。 でもそれは想定内だったし、後半は自分たちの色も出しつつお客さんも戻ってきて、いい雰囲気を結果、作れたから楽しかったです。
Q: 海外でのプレイ経験も豊富ですが、日本と海外の違いは?
A: 圧倒的にクラブ人口が海外の方が多いですね。特にエレクトロニックミュージックは。あと、レスポンスがはっきりしていますね。どんなにディープにいっても、それがかっこよければついてくるけど、かっこよくなければすぐにいなくなってしまう。そういった部分は、海外特有かもしれません。
僕たちは、日本独自のものをやろうっていうよりは、海外で体験したことを生かしてやる方が強い3人です。日本は日本でやっているからいいんだよって考えもあると思うけど、自分たちにはそれがあまりない。いい意味で海外にかぶれていると思ってます。
日本は日本だからって考え方もすごい分かるんですけど、それはマーケットを狭めてると思うんですよ。どの国でもやっていけるようにする必要があると僕たちは感じます。
Q: CDで聴けるお気に入りのテクノ作品を教えて下さい
1. Ricardo Villalobos & Max Loderbauer / Re: ECM
2. Robert Hood / Nighttime World Vol.3
3. Voices From The Lake / Voices From The Lake
4. DJ Koze / Amygdala
5. Moritz Von Oswald / Fetch
(順不同)
Q: 今後のレーベルの展望は?
A: 正直まだなんとも言えません。3人とも個々で考えていることが違うので、今そのアイディア達を固めている最中ですね。ただ、自分たちがおもしろいと思うハウス、テクノ作品をリリースすることになると思います。ドイツのレーベル<Playhouse>みたいな感じもいいなと思います。ジャンルの幅だったり、固執する感じもないので、僕たちの考えているものに近いかなと思います。
ハウス/クラブミュージック最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
『Playground』
Playground
TRESVIBES SOUNDSYSTEM
価格(税込) :
¥2,420
会員価格(税込) :
¥2,226
まとめ買い価格(税込) :
¥2,057
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TRESVIBES SOUNDSYSTEM
「CDで聴けるお気に入りのテクノ作品」
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輸入盤
Re: Ecm
Ricardo Villalobos / Max Loderbauer
ユーザー評価 : 3点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥4,070
会員価格(税込) : ¥3,541
まとめ買い価格(税込) : ¥3,052発売日:2011年05月24日
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輸入盤
Voices From The Lake
Voices From The Lake
価格(税込) : ¥2,519
会員価格(税込) : ¥2,318
まとめ買い価格(税込) : ¥1,890発売日:2012年04月10日
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販売終了
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輸入盤
Fetch
Moritz Von Oswald Trio
価格(税込) : ¥2,079
会員価格(税込) : ¥1,612
まとめ買い価格(税込) : ¥1,560発売日:2012年07月10日
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