STEP UP RECORDS最新オムニバス！RYOSUKE氏インタビュー掲載！

2014年10月3日 (金)

STEP UP RECORDS オムニバス第5弾「...OUT OF THIS WORLD 5」が10月8日にリリースになります。今回は全31バンドが参加！1分の縛りもないので2枚組の大ボリューム！内容も豊作盛りだくさんとなっております！前回に続いてSTEP UP RECORDS代表RYOSUKE氏にインタビューさせていただきました。それではインタビューをお楽しみください。皆さんの好きなバンドが1つでも多く増えますように。

---STEP UP RECORDSのオムニバス最新作「...OUT OF THIS WORLD 5」の完成おめでとうございます！改めて「...OUT OF THIS WORLD」のコンセプトをお話しいただけますか？

ありがとうございます。このオムニバスのシリーズの第1弾は1998年に僕が大学に通ってるときに作って。その時から今まで変わってないのはこの作品に関わったバンドもリスナーもさらにはショップの店員さんとかもひっくるめて色んな人の何かのきっかけになれれば嬉しいなぁという想いで作ってるとこですね。

---前作では1分以内の曲という縛りで63バンドが参加されていました。作品ごとにもそれぞれの特徴だったり意味が存在していると思いますが今作はどういう想いの元に作られたのでしょうか？

前作までは自分がバンドマンの立場で対バンした仲間達の中心に立って作ってたイメージなんだけど、今作は裏方に回った立ち居地で制作したイメージですね。今作は僕はバンドでは参加してないですからね。とにかく有名無名、ジャンルやそこに存在するお客さんなどの暗黙のルールとされている世間体的縛りを無視して新宿ACBでブッキングマネージャーをやっていた僕の20代のあの時の感覚を凝縮した1枚にして、それにより、より一層「オムニバスCD」の意味を持たせることが出来ればと思って作りました。

---今回は31バンドが参加されていますが、どういう流れでバンドを選出されましたか？

うーん、、基本的思想は変わってないけど、今このタイミングに何かしらで僕が繋がりがあってそれぞれがどっかで尖がってると思えるバンドに声をかけました。

---では31バンド31曲が集まりこの作品が完成した時の感想をお願いします。

思ったより皆ガチンコな曲をこの作品の為に作ってくれたなーって（笑）。おかげでシングルのA面が連なったような強力な作品が出来ました。

---ちなみにどのバンドにも強い思い入れがあると思いますが、その中でも特に印象的なバンド、曲をいくつか紹介していただけますか？

一番初めに届いたのがTHE WORLD PIECEで。それがとんでもなく格好良くて。「これすげーことになるかも」って思えた曲ですね。で、、先日色々ありましてより思い入れが出来てしまった曲です。って曲のタイトルを「...OUT OF THIS WORLD」にしたSNATCHや“STEPUP”を言いまくってるカントリーや、、とにかくどのバンドも全然時間がない中すげーの作ってくれました。本当に感謝してます。

---あとこの作品の1曲目を飾るTHE FOREVER YOUNGは、STEP UP RECORDSからエバヤンとしての初流通作品「THE FOREVER YOUNG」を11月12日にリリースされますが、このバンドのどういうところに惹かれましたか？

お！しっかり単独作を絡めてくれるその質問あざす（笑）！エバヤンはねー。。なんだろうね。なんつーか、僕が体育会系だからか勝っても負けても出し切ってないと後味悪いの。それがステージ上でも同じで限界まで表現しようとしてないバンドとかあんまり好みじゃない。もちろんそうじゃなくてもかっこいいバンドはいるけど出したいと思うほど好きにはなれないかな。いちいち熱くなれないと面白くないというか。俺熱血系ドラマとか好きだし（笑）。なんか豪快に空振りするけどそれも爽快で。で、いきなりとんでもないホームランをかましたりする感じを彼らのライブをみて感じたからかな。で、相変わらずうちのレーベルは所属じゃなくて家族だからね。だからお互いでこいつらとなら心中出来るのかなぁっていう感じをカントリー以降久しぶりにこの4人には感じたからかな。

---なるほど。ではTHE FOREVER YOUNGに限らず、RYOSUKEさんはバンドのどういうところに魅力を感じることが多いですか？

前の質問で言っちゃったけど常に格好つけてないでフルスイングしてるバンドが好きだね。あとやっぱしどっかで尖がってたり、自分の出す音に対して遠慮がなかったり、自分のキャラを理解してるバンド。。かな。。？「唯一無二」って言葉好きだからね。逆に最近よくいるマイクを通してオラオラとお客さんを煽ることばかりに必死なバンドを見てると曲に自信がないんだなーとか、ライブのクオリティーが低いくせに「そんなもんかー！」とか「かかってこいよー！」とか言われると本当にステージ上にかかって行きたい気持ちになるよね（苦笑）

---（笑）今回のリリースツアーはどのようになりますか？

やんねーよ（笑）！すげー面倒じゃん！前作の63バンドのやつで10日間ACBHALLを貸切ってレコ発をやったんだけど「もう2度とやんねー！」って言ってたからね、（笑）まー気が向いたら全然関係ないタイミングでやるかもだけど、、

---是非！気長にお待ちしてますよ。それでは最後にこのインタビューをご覧の皆様にメッセージをお願いします。

今作には昔にこのシリーズを普通に買って聞いてくれていたバンドマンも多数参加してくれてて。なんか時代が回ってる感じが凄いしましたね。単純に嬉しいし、もしかしたら今作を買ってくれたあなたがいつかバンドをやって気づいたらこのシリーズの8弾目とかに参加してるかもしれないかと思うとなんかワクワクしますね。で、この作品を再生したらそこにはジャンル、シーン、年齢、有名無名とかどーでも良くなるひとつの作品になっていると思いますので、勝手に作られているあなたの色眼鏡をとっぱらって楽しんでもらえたら嬉しいです。で、気になるバンドがいたら是非掘り下げてみてもらえたら嬉しいです。

---ありがとうございました！！！

V.A/...OUT OF THIS WORLD5 トレーラー

『...OUT OF THIS WORLD 5』

[2014年10月8日発売]
STEP UP RECORDS オムニバス第5弾！前作、前代未聞の63バンド全バンド新曲、全バンド1分以内縛りの作品として世間を騒がせた名物オムニバス“...OUT OF THIS WORLD”の新作が完成した！今作のコンセプトはレーベルオーナーが新宿ACBHALLでブッキングマネージャーだった頃「有名無名」「ジャンル」「そこに存在するリスナー」などの暗黙のルールとされている「世間体的縛り」を無視したブッキングを行い、当時無名のHAWAIIAN6、HOLSTEIN、THE CHERRY COKE$等を世に送り出した「あの時の感覚」を凝縮し、より一層「幅広いユーザー層」に向けた「オムニバスCD」の意味をふんだんに携えた超強力な一枚となった！

商品詳細ページへ

【HMV ONLINE特典】ポスター（発送の都合上折り畳んでのお届けとなります）

『...OUT OF THIS WORLD 5』をHMV ONLINEでご購入されたお客様に先着で「ポスター」をお付けいたします。
※先着特典のためなくなり次第終了となります。特典の有無は商品詳細ページでご確認ください。
※こちらの特典は店舗ではお付けしておりません。

収録内容

ディスク 1
01． THE FOREVER YOUNG /トワイライト
02． St.ELMO'S FIRE / MY EYES ARE BLIND
03． Dizzy Sunfist / YOUR CHOICE
04． COUNTRY YARD / Step Up,Stand Up
05． PALM / Useless
06． SWANKY DANK / HERO
07． THE NO EAR / WEEKENDER
08． MEAT BUNS / milk rape
09． THE WORLD PEACE / Peace
10．海ノ奏(海北大輔 from LOST IN TIME×小田和奏 ex. No Regret Life) / かなで
11． INFOG / to myself
12． THINK AGAIN / WAR(N)ING
13． Qomolangma Tomato / かなしみ射抜こう
14． THRH / B2
15． NO HITTER / It's not that I can't sleep,I just don't want to
ディスク 2
01． SNATCH / OUT OF THIS WORLD
02． THE SENSATIONS / I DON'T BELIEVE IN YOU
03． CROW DRAGON TEA / 音楽が武器というお前に
04． FREEKICK / RYTHEM BOX
05． LABRET / 夜は鎹
06． SABANNAMAN / to fun to enjoy
07． Mrs.WiENER / Pretty Pretty
08． TRADITIONAL BOX / ピエロ
09． ORANGE POST REASON / クラシック
10． YELE SAMA aka 似非クトリックサマー / 中途半端でもいい、たくましく育て！
11． REAL SHOCKS MATTER / NEGATIVE FEELINGS
12．東狂アルゴリズム / キセキだぜ
13． Re:turn / letter
14． GIVE LIFE / Iller Than Now
15． HONEY SUGAR MILK CHOCOLATES / The Song About Jeremy Bentham
16． BACKDATE NOVEMBER / Song of Nostalgia

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