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アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ

2014年9月12日 (金)

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アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ
1979年、ECユース管とのストラヴィンスキー、シェーンベルクほか、
1994年、マーラー・ユーゲント管との『禿山の一夜』


2014年のORFEO「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」の一枚は、ことし1月に世を去ったクラウディオ・アバドを追悼する内容で、いずれの設立にも巨匠が深く関わったふたつのユース・オーケストラを指揮してザルツブルク音楽祭でおこなったライヴ演奏を収録しています。
 1976年の設立当初よりアバドが音楽監督を務めたEC(欧州共同体)ユース・オーケストラ(現在はEUユース・オーケストラへと改称)との演奏は1979年のもの。アバドが若き音楽家たちを率いたアムステルダム、ボン、パリ、ルクセンブルク、ブリュッセル、ミラノ、ローマを巡る就任ツアーの翌年にあたり、由緒ある音楽祭の晴れの舞台のお披露目ということで、プログラムにはアバドが得意とするシェーンベルク、ストラヴィンスキーが組まれ、アンコールの『タイボルトの死』まで気合いの入った内容となっています。
 『ワルシャワの生き残り』では、映画「ニュルンベルク裁判」「遠すぎた橋」で知られるオーストリアの名優マクシミリアン・シェルが迫真の語りを聴かせてくれます。
 ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめ、ヨーロッパ有数の楽団のメンバーを数多く輩出しているグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラもまた、1986年にアバドの提唱で設立されており、亡くなるまで音楽監督を務めました。ムソルグスキーはアバドが好んでよく取り上げた作曲家ですが、『禿山の一夜』は1980年のロンドン響とのセッション録音、1993年のベルリン・フィルとのライヴ録音でもそうでしたが、こだわりの原典版による演奏。こちらもECユース管同様に、巨匠を慕ってやまない若い音楽家たちとのコラボレーションで生み出される演奏の熱に圧倒される出来ばえです。
 なお、このアルバムに収録されているすべての曲目は、以前に音楽祭の自主制作盤としてもリリースされたことがありますが、長らく廃盤が続いていたので、このたびのカタログ復活は嬉しいところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』 op.43〜序曲
● シェーンベルク:ワルシャワの生き残り op.46
● ストラヴィンスキー:『火の鳥』組曲(1919年版)
● プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第1番 op.64bis〜『タイボルトの死』

 マクシミリアン・シェル(語り手:シェーンベルク)
 ウィーン・ジュネス・コラール(シェーンベルク)
 ECユース・オーケストラ
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1979年8月13日
 録音場所:ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

● ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』(原典版)

 グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1994年7月29日
 録音場所:ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ストラヴィンスキー:『火の鳥』組曲、ムソルグスキー:『禿山の一夜』原典版、他 アバド&ECユース管、マーラー・ユーゲント管(1979、94)

CD 輸入盤

ストラヴィンスキー:『火の鳥』組曲、ムソルグスキー:『禿山の一夜』原典版、他 アバド&ECユース管、マーラー・ユーゲント管(1979、94)

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