【HMVインタビュー】 Shiggy Jr. 『LISTEN TO THE MUSIC』

--- まずはHMV ONLINE初登場となりますので、簡単に自己紹介からお願いします。

池田：はい！はじめまして、都内で活動中のポップバンドShiggy Jr.です。メンバーは４人で、ドラム諸石和馬、ベース森夏彦、ギター原田茂幸、そして私がボーカルを担当しています。曲はとにかくPOPです。ライブも結構たくさんやってるかなーと思います。

--- Shiggy Jr.結成の経緯を教えてください。

原田：僕がコンペ用に曲を作っていた時期に、女性ボーカルが必要になってSNSで呼びかけたところ、共通の友人に紹介されて出会いました。

池田：せっかくだからバンドを組もうってことになって、メンバーを探してバンドを結成しました。

--- バンド名Shiggy Jr.の由来は？

原田：内緒です。

池田：内緒みたいです…（笑）

--- 80年代〜90年代あたりを髣髴とさせるサウンドが印象的ですが、それぞれの音楽の好み、影響を受けたアーティストを教えてください。

原田：山下達郎、jamiroqai、YUI、Michel Jacson、maroon5等です。

池田：チャットモンチー、岡村靖幸、fishmans、ゆらゆら帝国、やけのはら、などです。よく練習していたのはYUKIや宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、などなどその時流行っていた女性ボーカル色々です。

--- ジャケットは江口寿史さんによる書き下ろしとの事ですが、これが決まった経緯を教えてください。

池田：元々江口先生のイラストが好きでtwitter等を拝見していたのですが、３月末に企画ライブをしたときに、私がフライヤーを作ることになって。それで、iPhoneに保存していた江口先生のイラストで仮のフライヤーを組んでみたらすっごくイメージにぴったりで、どうしてもこのイラストを使いたいなー…って思い始めてしまって。それで、勇気を出してメールしてみたんです。自分たちの曲とか、どんな気持ちでバンドをやっててとかを書いたやたらと熱いメールだったんですけど、すぐに快諾のお返事を下さって。それがきっかけで、ジャケットのことを考え始めたときにも真っ先に江口先生の顔が浮かんできて、またものすごく緊張しながらメールをしたら、快くお受けして下さって…という感じです。

--- サウンド同様、ジャケットからも80年代〜90年代というキーワードか浮かんできます。ちょうどメンバーは生まれた時代だと思いますが、その時代の音楽、ファッション、文化に特別な思い入れや興味はありますか？

原田：音楽に関して言えば、小さい頃に車の中で流れていた音楽の影響を受けている気がするので、結局は幼い頃聴いていた音楽がそのまま今の好みに繋がっているのかなと思います。

池田：あまり意識はしていませんが、あるんだと思います。小学校の頃流行っていたキラキラしたJ-POPとか、可愛いものとか、いいなーと思います。

--- DJ WILDPARTYによるREMIXも収録されています。依頼した経緯とREMIX音源を聴いた感想をお願いします。

池田：DJ WILDPARTYさんも元々好きで音源を聴かせて頂いていたんですけど、今年の年が明けてすぐのイベントで偶然ご一緒させて頂いて。その時に少しお話させて頂いたり、ライブ良かったですーって声を掛けて頂いたりしていて。いつか自分たちの曲を誰かにREMIX してもらう機会があったら絶対お願いしようって決めてて。それがきっかけで、今回REMIXして頂く運びになりました。

--- アルバムタイトルを『LISTEN TO THE MUSIC』にした理由は？

原田：今回のリード曲のタイトルをそのまま採用しました。

池田：直球だし、シンプルでいいなと思っています。

--- とても“夏”っぽいサウンドだなって思いますが、夏はお好きですか？

原田：夏、好きです。昔マレーシアに住んでいて毎日夏だったので…。

--- ボーカルの池田智子さんはtofebeatsのシングル『ディスコの神様feat.藤井隆』にコーラスで参加されてますが、起用された経緯はどのような感じだったのでしょう？

池田：これも江口先生やワイパさんの流れと似ているんですけど、私tofubeatsさんのファンなんです。それで、去年の夏頃にライブ会場まで行って、バンドのデモとやたら手紙を持って渡したんです。すごく好きなので、いつか一緒にお仕事出来るように頑張ります、みたいなすごく暑苦しい手紙だったんですが、DMでお返事を下さって。それで、今回お話を頂いて、すぐに『やります！！！』ってお返事しました。

--- バンドが一番大切にしている事は何ですか？

原田：見ていて楽しいバンドであること。ライブがしっかり出来ること。全体的にハッピーな感じ、です。

池田：そうですね。あとは、メンバー同士で尊敬し合うこと。

--- Shiggy Jr.は今後どのようなバンドになっていきたいですか？

原田：毎年ホールツアーが出来るくらいの規模感になりたいです。あとは、長く続くバンドでいたい。

池田：POPであることは変わらずに、いろんなこと挑戦してみたいです。たくさんの人から愛されるバンドになりたいなと思っています。

--- ありがとうございました。