2014年7月1日 (火)
他アーティストへの楽曲提供などでも注目を集める才人・ハシダカズマ率いる箱庭の室内楽の2年ぶりのアルバムが完成!新メンバー5人プラスサポートメンバーを加えた大所帯で制作された今作。細部まで作りこまれ、マニアックでありながらポピュラリティーも持つという奇跡的なバランスの傑作アルバム!
-- 前作『birthday's eve』が6年ぶりの作品となったわけですが、それから今作ができるまでの2年間は箱庭の室内楽にとってどんな時間だったのでしょうか?
ハシダカズマ:相変わらずメンバーが辞めたり入ったりしつつ今の5人に固まって、管楽器、パーカス、コーラスなどのサポートメンバー入れて8人〜10人くらいのスタイルが定着しました。やっと思い描いてたサウンドを表現出来るようになってきたかなと。
-- 今作は『Friends』と名づけられていますが、アルバムのコンセプトのようなものはあったのでしょうか?
ハシダカズマ:特に無かったんですが、演奏メンバーが最大10人いたり、スタッフ諸々含め音源作る上で色々お世話になった人たちが、みんな素晴らしい仕事をしてくれる上に、良い友達関係築けてるなぁという思いがあって音源完成した後に「Friends」って名前にしようと思いました。
でも良く考えると、メンバー含め殆どの人が僕に対して敬語使ってくるので僕は友達と思われていない可能性もあります…。
-- 箱庭の室内楽といえば、橋田さんが全ての譜面をおこすというやり方が知られていますが、 今作の制作はどのような形で行われていったのでしょうか?また印象的なエピソードがあったら教えてください。
ハシダカズマ:今はそこまで譜面使っておらず、僕が7割くらい作ってきたデモに対して、スタジオで残り2割を完成させて、1割は未完成のままでライブ毎に違うことできればいいかなというスタンスです。
ガチガチに100%やりたいことやるのはソロでやればいいやって思っているのでむしろ僕が出せないプラスアルファをメンバーに出してほしいです。
ALLの管楽器アレンジもトランペットの高橋三太くんにほとんどお任せだったり、ベルリラ(縦型のグロッケン)のレコーディングも僕がミスばっかりして終わらないので、パーカスの加藤みどりちゃんにその場で教えて叩いてもらったらほぼ一発でオーケーだったり(僕的には相当情けない話ですが…)、みな頼もしくて面白い人たちなので委ねるのも楽しんでます。
-- 今作の最後には「birthday's eve」という楽曲が収録されているのも面白いですが、どんな想いがあったのでしょうか?
ハシダカズマ:前作「birhday's eve」というアルバムを6年ぶりに作って、これからはこのメンバーでペース良く出していこう!と思ってたのにメンバー抜けて出来なくなって、また体制変わって一からやり直しみたいになっちゃたんで、最後に前作を冠した曲をしっとりやることによって前作の葬式をしたつもりです。
葬式なのにハッピーバースデーって歌なのはちょっと皮肉でもありますが、葬式を経て新しく始まるぞという意思表示でもあります。
全然関係ないですが、自分の葬式のときはしんみりせずお祭りみたいに楽しい音楽流しながらわいわいやってもらいたいです。
-- 今作は箱庭の室内楽にとってどんな位置づけの作品になりましたか?
ハシダカズマ:リズムとかアンサンブルは複雑に絡みつつ、全体としてはポップな歌もので多幸感溢れるサウンドみたいな基本美学はずっと同じなんですが、内向的だった今までと違ってようやく外側に向かって発信できた再スタートの作品だと思ってます。これから始まります。
-- 泉まくらやlyrical schoolへの楽曲提供、ゆるめるモ!とのコラボといった課外活動はどんな作用をもたらしますか?
ハシダカズマ:曲を作る幅が広がったり、共作する楽しさを覚えたのもあるんですが、アイドルの現場に行くようになって、お客さんを楽しませてまたライブに来させるためににしている努力やアイデアがほんとに凄いなぁと勉強になったのが体験としては一番大きかったと思います。
自分が楽しけりゃいいやあっはっはみたいなスタンスはそんなに変わらないと思うんですが、学んだことは生かしたいです。
-- もし今後楽曲提供をしてみたいアーティストがいたら教えてください。
ハシダカズマ:本当に良い声してるなぁって思うんですが、私立恵比寿中学の安本彩花ちゃんのソロ曲とかあったら作らせてもらいたいです。恐れ多くも相性はばっちりだと思い込んでます。僕の中で完璧な声です。
あと幼稚園の園歌とか、児童番組の曲とか作りたいです。
-- 箱庭の室内楽はバンドメンバーがなかなか定着しない印象ですが、それでもバンドにこだわる理由とはなんでしょうか?
ハシダカズマ:色々面倒くさいし、うまくいかないことも多々あるけど、生身の人間の演奏というものが好きなんだと思います。その場の思いつきや間違いも含めて偶然性みたいなのも面白いし、ばっちりはまった時の気持ち良さはバンドでしか味わえない体験だと思います。
-- 今後の予定について教えてください。
ハシダカズマ:フルアルバム用の曲もほぼほぼ仕上がっているのであとはレコーディングするだけなんですが、またコラボの話とか色々あったりするので、単独音源以外にも面白いものが出せそうです。ライブもがんがんやって行きたいです。日本全国オファーおまちしております!海外も行きたいです。
-- それでは最後にHMV ONLINEをご覧の方にメッセージをお願いします。
ハシダカズマ:どのシーンにも属してないし、何かに形容しづらい音楽だと思うのですが、色彩感溢れるとても良い作品に仕上がったので是非購入してもらって、ライブにも遊びに来てもらいたいです。ここまで読んでくれてありがとうございます。
箱庭の室内楽2年ぶりのアルバム!!
箱庭の室内楽『Friends』 7月2日発売
HMV ONLINEオリジナル特典:缶バッジ
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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こちらは前作
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