USEN × Quiet Cornerチャンネルが遂にスタート！

2014年5月12日 (月)

クワイエット・コーナーがいつもあなたのそばに・・・

「クワイエット・コーナー」とは2010年の冬に発刊したHMVのフリーペーパーです。ジャンル／国／年代を超えて、心を鎮めてくれる音楽をあつめて紹介しています。これは決して音楽マニアに向けたものではなく、音楽が大好きでもっと何か新しい音楽を聴きたいと考えている人に、「これもいいですよ」とそっとお薦めできるような、そんな心地よい存在をいつも目指しています。

なんと今回、「USEN×HMV」にそのクワイエット・コーナーの特別チャンネルが登場しました！チャンネルのタイトルは「Quiet Corner by HMV」です。このチャンネルでは、フリーペーパーと同様に、ジャズ／ワールド・ミュージック／SSW／ソフトロック／アンビエント／エレクトロニカなど、新旧問わず様々な音楽の中から、厳選した曲たちをお送りします。

知られざる隠れた曲から、シーンをにぎわす話題の曲まで、プレイリストは日々更新されていきます。そして、流れだすどの曲も、メロディーが豊かで穏やかな雰囲気をもっているので、きっと日常生活にやさしく寄り添ってくれるでしょう。朝の目覚めや午後のひとときはもちろんのこと、寝る前や読書のBGMにもぴったりです。ぜひ、その音色と旋律に耳を傾けていただきたいです。そして音楽との素敵な出会いがあれば幸いです。クワイエット・コーナーがいつもあなたのそばに・・・。

山本勇樹 (ローソンHMVエンタテイメント)

Quiet Corner フリーペーパーって？

クワイエット・コーナーのフリーペーパーは2010年の冬にスタートしました。記念すべき1冊目はアルゼンチンの音楽家カルロス・アギーレ特集。その後も、イタリアのSSWジョルジオ・トゥマ、ギタリストの藤本一馬、ニューヨークのジャズ・ヴォーカリストのグレッチェン・パーラト、フランスのピアニストのゴンザレス、ビルド・アン・アークのリーダーであるカルロス・ニーニョなど、世界中の音楽家たちを取り上げてきました。ここには国境もジャンルも存在しません。“Quiet Corner”というある種の共感性のもとで、枝葉のように自由に音楽地図を描かれています。そしてこの地図を描く執筆者たちは、HMVのバイヤーから、DJ、バーやカフェの店主、デザイナー、音楽家、音楽文筆家など、さまざまな分野で活躍する音楽愛好家の方たちです。

ここに並べられたのはそんなフリーペーパーのバック・ナンバー(一部)で、それぞれ約70枚もの作品が掲載されています。今回「USEN × HMV」のクワイエット・コーナー・チャンネルでは、今まで発行されたフリーペーパーで掲載した作品の中から選曲を行い、さらにフリーペーパーに未掲載の音楽も聴くことができます。ぜひ、フリーペーパーを片手にチャンネルを楽しんでいただければ幸いです。

クワイエット・コーナー～ある日のプレイリスト・・・

「USEN × HMV」のクワイエット・コーナー・チャンネルに登録すれば、24時間365日、いつでもクワイエット・コーナーを楽しむことができます。流れる音楽はどれもおだやかで心地よく、それでいて洗練された雰囲気をもっています。ここに並べたのは、クワイエット・コーナー・チャンネルのある日のプレイリスト。

たとえばビル・エヴァンスがアコースティック・ピアノとエレクトリック・ピアノを自在に弾いて内面性を映しだし、子どもの情景を綴った「Children’s Play Song」から、新しい時代の才能を感じさせるジャズ・ヴォーカリストのグレッチェン・パーラトが、テイラー・アイグスティはじめとするニューヨークの名手たちとしっとりと紡いだ「Better Than」、そしてイギリス出身の伝説のSSWニック・ドレイクが残したメランコリックなフォーキー・ナンバー「River Man」へ繋がり、さらにミロシュ～ロビン・ハンニバルによるデュオのライといったアンビエントR&Bとの相性の良さも聴かせてくれます。何度も言うように、このチャンネルは時代もジャンルも関係なく、あらゆる音楽が自然に繋がるうれしいサプライズがあります。熱心な音楽リスナーも、そうでない人も、みなさんが愛聴できるように日々チャンネルを更新していきます。