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ダイクストラ/ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス

2014年4月3日 (木)

ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス
ダイクストラ&バイエルン放送合唱団、タール&グロートホイゼン


合唱指揮者として世界的な評価を確立しているペーター・ダイクストラと、彼が2005年以来音楽監督を務めているバイエルン放送合唱団との、フォーレ『レクィエム』、モーツァルト『大ミサ曲』に続く、ソニークラシカルへの3枚目のアルバムは、ロッシーニの名曲『小ミサ・ソレムニス』です。
 ロッシーニが華やかなオペラの世界を引退して20年以上を経た1863年。70歳を越えた晩年の時期に書かれたこの魅惑的な作品は、2台のピアノとハルモニウムのみの伴奏で歌われる作品です。もちろん「小さい荘厳ミサ」と呼ばれる理由は、ただただ編成が小さいだけであり、曲自体は80分近くを要する堂々としたもので、ロッシーニの才能がぎゅっと濃縮されたかのような素晴らしい音楽です。最近ではロッシーニ自身によって作られたオーケストラ伴奏版の録音も増えていますが、当アルバムは2台のピアノとハルモニウムの伴奏というユニークな響きによったオリジナル版が使われています。
 バランスがよく清澄なハーモニーを聴かせてくれるバイエルン放送合唱団、そして若手実力派のソリストたちを揃え、さらにタール&グロートホイゼンをピアノにむかえるという万全の布陣。充実した音色と感動に満ちています。(SONY)

【ペーター・ダイクストラ(ペーテル・ディークストラ)】
1978年、オランダ生まれ。ローデン聖歌隊で歌を始め、変声するまでソリストを担当。9歳の時(1987年)、ネザーランド・オペラ・ファンデーション制作のモーツァルト『魔笛』で第一の童子を歌い、アムステルダムで開かれていた、レオンハルト、シギスヴァルト・クイケン、マックス・ファン・エグモント達によるバッハ:カンタータ全曲シリーズではソプラノ独唱で参加。22歳の時(2000年)には、ヒルヴェルスム・オランダ放送合唱団の副指揮者となり、以来オランダ室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、フィンランド放送合唱団等を中心にヨーロッパのトップクラスの合唱団に度々客演。2003年10月には、ストックホルム国際指揮コンクールで『合唱の神様』と尊敬されるエリク・エリクソンの名を冠した賞を受賞。

【収録情報】
・ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス

 レグラ・ミューレマン(ソプラノ)
 アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)
 エリック・カットラー(テノール)
 ミヒャエル・フォッレ(バリトン)
 タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
 マックス・ハンフト(ハルモニウム)
 バイエルン放送合唱団
 ペーター・ダイクストラ(指揮)

 録音時期:2013年10月
 録音場所:ミュンヘン、プリンツ・レーゲンテン劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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