ARTILLERY インタビュー!
2014年1月17日 (金)
Morten Stützer (Guitar) , Peter Thorslund (Bass) , Josua Madsen (Drums)
ARTILLERY 新作『Legions』トレイラー!
最新作 『Legions』 の国内盤発売に続いて、3月に行なわれる THRASH DOMINATION 2014 で待望の初来日を果たすデンマーク出身のベテランスラッシャー ARTILLERY のギタリスト、マイケル・ステュッツァーへのインタビュー!!
- --- 前作 「My Blood」 をリリース後に、メンバー・チェンジがありました。その経緯について教えてください
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Michael Stutzer (以下、M) : そう、2011年にシンガーのソレン・アダムセンとドラムスのカーステン・ニールセンがバンドを去ることになったんだ。アルバム 「My Blood」 のレコーディングが終了してから間もなかったと思う。カーステンがバンドを辞めたのは、所謂音楽性の違いってやつ。彼が好きなパンク系の音楽をプレイしたかったようだ。ソレンは ARTILLERY 以外にも多くのプロジェクト活動を同時に行っていたので、ARTILLERY の活動に集中できなくなっていた様子だった。話し合いの結果、別れたほうがお互いの為ということになったのさ。去っていったメンバーとは憎しみとか、嫌悪感はないよ。なぜならそれらの事柄を乗り越えたからこそ今があるわけだし、新しいシンガーとドラマーを迎えることによって、音楽的にも、精神的にもバンドがステップ・アップすることが出来たことを誇りに思っている。そして 「Legions」 という素晴しいアルバムを発表する機会を与えられてとてもハッピーな気持ちさ。
- --- 今回から加入した2人のメンバーについて教えてください。
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M : OK。新メンバーのジョシュア・マドセン(ds)とマイケル・バストホルム・ダール(vo)は間違いなく、とてもいい刺激をバンドにもたらしてくれたと思う。ジョシュアはパワフルで、素晴しいドラマーだし、ひとりの人間として尊敬できる人物さ。廻りの人間と調和が取れるし、人を笑顔にしてくれる。彼がいないと寂しい気持ちになるんだ。マイケルの声質はオリジナルのシンガー、フレミングに近いかもね。彼の声には力強さがあるし、そのレンジがとても広いので、我々をさらに新しいフィールドへと連れ出してくれた。マイケルはとてもいい歌詞を書けるし、見た目にもバンドを若返らせてくれたよ(笑)。彼は RIPE というバンドでアルバム 「The Eloquence Of Silence」 をリリースしているし、MERCYFUL FATE / KING DIAMOND のカヴァー・バンドでも活動していた実力派さ。そのカヴァー・バンドでプレイしているところをたまたま見つけて、彼の可能性を感じたというわけさ。昔の ARTILLERY の曲も上手く歌えるし、歌に込めた気持ちが伝わってくる素晴しいシンガーだと思う。彼らのお陰で、今バンドは完全に近い状態さ。
- --- アルバム・タイトル 「Legions」 の意味を教えてください。
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M : Legions とは、これまで ARTILLERY を応援してきてくれたすべてのメロディック・スラッシャーに捧げるという意味がある。それぞれの曲にバンドのメッセージを込めているから、じっくりと歌詞を読んで、感じ取って欲しい。
- --- ARTILLERY の特徴の中のひとつと言える、中東風のサウンドについて教えてください。
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M : 我々は以前からずっと中東、オリエンタルな音楽からインスパイアされてきているから、その要素が自然に滲み出てくるのさ。ARTILLERY の特色のひとつと言えると思う。もうトレードマークになっているはずさ(笑)。”Legions”, “Chill My Bones” そして ”Dies Irae” にそれらの要素が反映されている。でもこの部分ばかりをフォーカスされるのもどうかと思うよ。”Global Flatline” はダークで、ドラマティックなオーセンティック・メタルだし、スピーディーに展開するスラッシーなフィーリングが気に行っている。この曲は我々にとってエピック・ソングだと思う。初期の METALLICA や BLACK SABBATH の影響が感じ取れるはずさ。”Doctor Evil” は ARTILLERY のポップな部分を表現した曲だ。もちろん十分ヘヴィだけどね。SCORPIONS のフィーリングがあると思う。
- --- 完成したニュー・アルバム 「Legions」 のについて、あなたの感想を教えてください。
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M : 今回からバンドに参加してくれたマイケルとジョシュアが有能なミュージシャンなので、予想以上にスムーズにアルバムを完成することができた。その仕上がりにはとても満足しているし、バンド然としたまとまりあるアルバムになったよ。オールド・スクール的なリフ、中近東にインスパイアされたテイスト、そしてより強力なフックラインもアルバムに封じ込めたさ。グレン・ヒューズ、オリヴァー・ウィアーズ、マイク・トランプのギタリストであり、プロデューサーでもあるソレン・アンダーセンのおかげで、これまでのアルバムの中でもベストなプロダクションと言える出来映えになったと思う。生々しくて、アグレッシヴで、とてつもなくヘヴィさ。是非その耳で確かめて欲しいね。
- --- ボーナス・トラックで収録した2013年ヴァージョンとライヴ・ヴァージョンについて教えてください。
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M : デビュー・アルバム 「Fear Of Tomorrow」 に収録していた ”The Almighty” と ”Eternal War“ のことだね。新加入のシンガー、マイケルが ARTILLERY の昔の曲を歌えることをファンのみんなに知らせたかったし、マイケルにそのチャンスを与えたのさ。そしてこれが今後一緒に活動していくことに繋がっていくと思ったからだ。この2曲は日本以外の限定盤にだけ収録している曲さ。ライヴ・ヴァージョンは日本のレーベルと話し合い、急遽収録することにした。録音は12月5日、デンマークでの模様を収めたライヴ音源。このときは PRETTY MAIDS と一緒にライヴを行ったんだ。”When Death Comes”, ”Bombfood”, “Khomaniac” の音源を用意したけど、CDの収録時間の問題から ”When Death Comes” は残念ながら収録することができなかったようだ。でもまさにボーナス・トラックと呼ぶに相応しいレアなライヴ・トラックスさ。
- --- 日本のファンにメッセージをお願いします。
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M : ニュー・アルバム 「Legions」 を日本でも発売することができてとても光栄に思うよ。新編成となった ARTILLERY の新しい姿をぜひ体感して欲しいね。これまでのいいところは継続しつつ、さらに前進したアルバムに仕上がっているので、ヘヴィで、メロディに拘った新作を絶対に楽しんでもらえると信じている。新メンバーのマイケルとジョシュアのプレイは既にメタル・ファンの心をガッチリと捉えているから、心配無用さ。3月に開催される THRASH DOMINATON 2014 で日本のファンに会えることを楽しみにしている!
みんな、必ず ARTILLERY を観に来てくれ!!
最強スラッシュ・マシーン、ベイエリア・スラッシュの帝王、EXODUS、カナディアン・スラッシャーの雄、VOIVOD、そして、初来日、SANCTUARYの記念すべきスラドミ初参戦が決定!さらに、新たにデンマークが誇る不屈のベテラン・スラッシャー“ARTILLERY”の出演が決定!
出演:EXODUS / VOIVOD / SANCTUARY / ARTILLERY
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