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2013年11月7日 (木)
NYで結成された奇跡の5ボーカル・ソウルバンド、Snow White Blackbird(スノウ・ホワイト・ブラックバード)が日本上陸!サウンド、インパクト共に現代版アース・ウィンド&ファイアーと呼ぶべき圧巻の存在感を 放つ彼ら。現代ソウルをヒートアップさせる話題のソウルバンドにインタビュー実現!
Translator : Aki Kotao
-- アルバムの日本発売おめでとうございます! まずは、そのユニークなグループ名(Snow White Blackbird)について、その由来を教えてください(略すとSWB、Average White Band(AWB)を連想してしまいます)。
Snow White Blackbird: ありがとうございます! 日本の皆さんに届けることができてとても嬉しいです。バンドの名前、Snow White Blackbirdは、昔観た映画からきています。 タイトルは覚えていませんが、1930年代〜40年代の白黒映画で全て黒人のキャストだったもの。映画の最後、主人公が所有していたナイトクラブをダイスゲームで失ってしまうんです。これで終わりだと思った時、彼は再びタレントエージェンシーを立ち上げ、その名前がSnow White Blackbirdだったんです。そこからインスピレーションを受けてバンドの名前にしました。
-- グループの創設者/リーダーは、ベース奏者/シンガー・ソングライターのNiño Torrente(ニーニョ・トレンテ。キューバ生まれ/NY育ち)さんでしょうか?NYから北カリフォルニア(ベイエリア)に出向いていろいろなミュージシャンと仕事をして、NYに戻ってラテン・アルバムをプロデュースした後にSWBを結成したと聞いています。あなたのこれまでの音楽体験、影響を受けたアーティストをお話しください。
ニーニョ・トレンテ: そうです。僕がバンドのリーダー/創設者です。キューバのハバナで生まれました。僕の最初の音楽体験は、キューバで育ってきた中でのキューバ音楽です。キューバでは子どもの頃、Afro-Cubanスタイルでリズム感を養ったと思います。 70年代初期、ファンクの時代にアメリカのニューヨークに来ました。僕はその時8歳で、その時代のR&B/Soul & Funkに刺激を受けました。 例えば、ジェームス・ブラウン、テンプテーションズ、シャイ・ライツ、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、オハイオ・プレイヤーズ、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイなど。
10代の初めのころイースト・ハーレムのJazz Mobile(ジャズ・モービル〜ハーレムの公園やストリートで開催されるフリーコンサートで60年代から現在まで続いている)で音楽を学び、ここニューヨークでバンドでの演奏を始め、ジャズ・ギタリストのエミリー・レムラー(米の女性ジャズ・ギタリスト。90年、心不全により32歳の若さで急逝。)とも80年代に一緒に学びました。
曲作りに関しては、10〜11歳の時から曲を書いています。生まれて初めて書いた曲は10歳頃だったことは覚えていますが、誰にも披露したくなかったですね。 高校ではギタリスト/ソングライターのラルフ・ネルソンに出会い、彼とはアルバムの中の何曲かを一緒に書きました。僕たちは良き友人であり音楽のパートナーとして「The Flames」という力強いトリオをニューヨークで結成し、ギグを開催できるところならどこにでも行って公演しました。多くはロウアー・マンハッタンのCBGB、Max's Kansas City、Back Fence、Kenny's Castaways(いずれもクラブ/ライブハウス/バー)などです。
ベイエリアに移ってからは、また一緒に「Live Wire」というバンドを組み、サンフランシスコのHarry'sや北カリフォルニア中の色々な場所で公演しました。R&B界の素晴らしいミュージシャンとも一緒に仕事することができましたよ。例えば、エルヴィン・ビショップのドラマーのラリー・ヴァン、ジェームス・ブラウンのオルガン奏者のルイス・マディソン、カルヴィン・キーズ、チャールズ・ブラウン、ジョン・ハンディと一緒にやっていたドラマーのマーク・リグネルなど。のちのエミリー・レムラーを含め、これらのミュージシャンには影響を受けました。
-- SWBが、いつ、どのようなキッカケで誕生したのか教えてください。また、バンド立ち上げ時のヴィジョンはどのようなものでしたか?
ニーニョ・トレンテ: カリフォルニアのオークランドからニューヨークに帰って来た後で思いつきました。カリフォルニアでは「Live Wire」というファンク/ソウル・バンドで公演し、ラルフ・ネルソンと手を組みました。 10代後期や20代初期の頃、アルバムの中のいくつかの曲を書いたり、他の曲は自分が書いたり、ラルフと共に書いたりしました。ファンクのルーツに戻りたくなり、「Snow White Blackbird」という名前に行き着いたのです。そのプロセスは、2001年初め頃にニューヨークのWest 110番通りでいくつかのトラックを録り始めた時に始まりました。
このアルバムを制作する時、特にこの人に影響を受けたということはありませんが、自分が育ってきた中でたくさんの音楽的な影響はありました。マーヴィン・ゲイ、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、ステイプル・シンガーズ、テディ・ペンダーグラス/ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ、ジェームス・ブラウン、オハイオ・プレイヤーズ、ウォー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、カーティス・メイフィールド、アース・ウィンド&ファイアー、ボブ・マーリー、アイズレー・ブラザーズ、クール&ザ・ギャング、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、オージェイズ、パーラメント/ファンカデリック、アル・グリーン、エディ・ケンドリックス。どこまででもリストアップできますね。現在に至るまで彼らからずっと刺激を受けてきたし、これからも受け続けると思います。ジャズの世界からも大きなインパクトを受けました。マイルス・デイビス、ソニー・ロリンズ、ビル・エヴァンス、ポール・チェンバース、ハービー・ハンコック、レイ・チャールズ。まだまだたくさんいます。
-- 5人のメンバーはそれぞれが数々の大物アーティストと共演してきたキャリアのあるメンバーですが、この5人はそもそもどういう間柄だったのでしょう?
ニーニョ・トレンテ: 共通の友人が僕をジョン・ジェイムズに紹介してくれました。ジョンはさらに僕をデイナ、アンドリカとラフアンに紹介してくれました。アンドリカは僕をビリーに紹介してくれました。そうしてお互いに知り合いました。
-- 5人全員ともヴォーカリストなのでしょうか? ニーニョ・トレンテ、ジョン・ジェイムズ(John James)、ビリー・クリフ(Billy Cliff)、アンドリカ・ホール(Andricka Hall)、ラフアン・カーター・デント(LaJuan Carter-Dent)、それぞれのグループ内での役割(ヴォーカル・パート)を教えてください。
ニーニョ・トレンテ: アルバムのリード・ボーカルは、ジョン・ジェイムズ、ビリー・クリフ、デイナ・ハーパーと僕。バックグラウンド・ボーカルは、アンドリカ・ホール、ラフアン・カーター・デントと エンジェル・ローズです。
-- アルバムを聴くと、70年代のソウルやファンクに強く影響を受けているのではないかと思いました。また80〜90年代のアシッド・ジャズに通じる雰囲気もあります。曲を作っているニーニョさんはレア・グルーヴとして再評価されているようなレコードがお好きなのかなと思いましたが、どうでしょう?
ニーニョ・トレンテ: 僕は間違いなく70年代音楽に影響を受けています。疑いの余地がありません。80年代や90年代の音楽はそれほど好きではありません。何人かのヒップホップ/ラップのアーティスト、例を挙げると、シュガーヒル・ギャング、パブリック・エナミー、グランドマスター・フラッシュ、ドクター・ドレー、ビギー・スモールズと言ったアーティストは除いての話です。アシッド・ジャズに関しては、ウェザー・リポート、グローヴァー・ワシントン・ジュニアといったタイプが好きですね。そして、もちろん前にリストアップしたようにジャズとジャズの偉大なアーティスト達を愛しています。フュージョンに夢中になったことは一度もありません。フュージョンのことを友人といつも「Confusion」(※ 混乱、困惑など) と言っています。
-- リリックはニーニョさんの経験によって書かれているそうですが、中でも強い思いが込められた曲はどれでしょう?
ニーニョ・トレンテ: 「Think Back」、「The Jungle」、「Smile」です。これらの曲は全て、僕の人生の一時期を実際に表しています。
-- 今はあなたたちのようなバンドが活動しやすい状況になっていると思います。現在の音楽シーンについて、何か思うところはありますか?
ニーニョ・トレンテ: そうですね。今ちょうど「SWB」バンドのリハーサル過程にあり、ツアーやパフォーマンスが可能ならどこでもできるように、そしてもちろんレコーディングや新しい作品をもっと頻繁にリリースできるような状況になればいいなと思います。
-- 今後の目標や活動予定、またバンドとして今後共演してみたいと思うようなアーティストがいれば教えてください。
ニーニョ・トレンテ: 一緒に仕事ができるような新しいアーティストと出会えるように、いつも心を開き耳を澄ましています。僕たちは新しいメンバーと作った新しいバンドなので、未来が与えてくれるものにみんな心を開いて待っています。バンドのリーダーとして、僕自身のゴールは、どこへ行っても最高の音楽を届けること。そうすればみんなにいいファンクを聴かせられるでしょ。
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