【インタビュー】SECONDWALL

2013年10月2日 (水)

SECONWALL

正式音源リリース前にサマソニへの出演を果たすなど、インディーズシーンにおいて注目を集めるSECONDWALLが待望となる1stミニアルバムをリリース。発売を記念してYUKA、YU-SUKEの両者にインタビューを敢行!

-- SECONWALLさんは初のHMV ONLINE登場なので基本的なところから訊かせてください。まずバンドとしての結成はいつになりますか?

YUKA: 2009年の夏ですね。というか、私がこのバンドに加入したのが2009年の夏です。バンド自体はもうちょっと前からあったらしいです。(笑)

YU-SUKE:一番始めは同年の5月ですね。僕とギターのTONOで始めて、そこからバンドのメンバーを探し始めました。


-- では、今回の正式な単独音源のリリースまで少し時間がかかりましたね。

YUKA:そうですね。一応、それまでは1年に1回無料で配布するシングルCDを作ってました。


-- 今回の「There is nothing impossible」を聴かせていただきました。どの曲も統一感があって聴いていて気持ちが良いです。名詞代わりの1枚としてはすごくキャッチーで、どの楽曲も上手くコンパクトに練って作られているなと思うのですが、その辺は狙いですか?

YUKA:はい。元々はもっと色んなタイプの曲があったんです。例えばツーバス踏みまくったり、ブレイクダウンがあったり、全部英詞の曲もあったりして。でも、周りから何がやりたいのか分かり難いという反応があったんですよね。で、今回のリリースにあたって、だったら一番私達らしい曲をやろう、ってことで今回収録された5曲になりました。


-- では、逆に上手い具合に振り切れて統一感が出たってことですね。

YUKA:そうですね。多分、私がどの曲も作ってるからかな。

YU-SUKE:ほとんど彼女が元になるネタを持って来ます。その段階でほとんど原型は出来上がってますね。

YUKA:そこから先の展開やドラムのアレンジは私ができないので、ギターのTONOにやってもらってる感じです。


-- へー、面白いですね。ギターのリフも作ってきちゃうんですか?

YUKA:えっと、私、実は楽器が出来ないんですよ。(笑) だから頭の中で鳴ってる音をギターのパワーコードで弾いてメンバーに伝えて、その先を作ってもらってますね。


-- YU-SUKEさんも楽曲のアレンジなどをされるんですか?

YU-SUKE:んー、5曲中1小節分だけ僕のアイディアで生まれたフレーズが入ってます。(笑)

YUKA:えー、どこ?(笑)

YU-SUKE:「いつか、また」って曲のAメロの真ん中。(笑)


-- SECONDWALLの楽曲はどの曲もテンポがBPM190〜200くらいと速いので、ベースのドライブ感が楽曲を引っ張っているイメージがありますね。

YU-SUKE:がんばります。(笑)ギターのTONOが元々ベーシストだったので、彼が殆どのフレーズを作り上げることが多いんですけどね。


-- それはメンバー間の信頼感があってこそ、そこまで任せられるってことですね。

YUKA:そうかもしれませんね。私が曲の原型を作ってきて、展開をこうしたいって言葉で伝えると、TONOはすぐ伝わって、分かってくれて。それでちゃんとした形に作り上げてくれるんですごくやり易いです。


-- なるほど。では、今回のレコーディングはいかがでしたか?

YUKA:今回使ったスタジオが凄くアットホームなスタジオで、リラックスして作業できましたね。


-- ボーカルパートってレコーディングで大体一番最後になるじゃないですか?今回スケジュールの方は上手く収まりました?

YUKA:もちろん延長しました。

一同:(爆笑)

YUKA:レコーディングエンジニアの方も、一緒にコーラスフレーズを練ってくれて、最終的にはより良い作品に出来上がったと思います。


-- 今回はセルフプロデュースになんですか?

YUKA:はい。大体、私とTONOで分担しながらって感じですね。

YU-SUKE:YUKAが持って来た楽曲の原型があって、それをTONOが各メンバーに細かく指示して完成させる体制ですね。


-- さっきも少し話しましたが、どの曲もテンポが速めですよね。聴いてて気持ち良いくらいに。

YUKA:どんどん速くしたくなっちゃうんですよね。(笑)まあ、これでもCDでは録音用に少しテンポ落としたりしてるんですけどね。


-- あと、歌詞についてなんですが、書いてる視点が男性で、一人称が「ボク」なんですよね。そこが面白いなって思って。

YUKA:そうですね。いわゆる浜崎あゆみ手法ですね。(笑)とはいえ、結構自然にこのスタイルになったんです。元々、私が曲を作るときって、曲と詞が同時にできてくるんですよ。その時に自然と出てくるのが「ボク」という視点からの歌詞で。まあ、一度「ボク」で書いたら、その後もずっと「ボク」が定着してしまい。(笑)


-- あと、SECONDWALLのライブスケジュール見たんですけど、結構ライブ本数多いですよね。毎週末ごとにツアーも行ってますし。

YUKA:確かに、ツアーは多い方かもしれないですね。全国色んな所回ってますね。うちらは呼ばれたらどこでも行きたいんで。


-- ツアー回ってるときって何所に泊まってるんですか?

YUKA:基本車中泊です。(笑)行く前は、いつもちゃんとホテルに泊まりたいって思うんですけど、いざライブが終わった後って、片付けして打ち上げすると移動するのが面倒になっちゃうんですよねえ。


-- では、今後海外への展開なども予定あるんでしょうか?

YUKA:もしかすると、来年インドネシアに行くかもしれませんね。今ちょうどお誘いの連絡が来てるので。


-- おお! それは楽しみですね。

YUKA:そうなんですよね。向こうの方って結構日本の音楽に敏感な方が多くて。こういうネットの時代なので、私達の音もチェックしてくれている方がいるんですよね。


-- なるほど。でも、その前に国内をツアーで回って、1月にツアーファイナルですよね。

YUKA:はい。1月26日に初めてうちのバンド単独のイベントとして、東京でツアーファイナルでやるんですよ。今のところ、それを成功させることを目標に進んでいく感じです。で、フルアルバムに繋げたいなと。


-- 今回のCDを出したばかりでこう言うのもなんですが、正直早くフルアルバムを聴きたくなりました。今回のCDが5曲なので、聴き終わると、もっと、もっとって気持ちになるんですよね。

YUKA:ありがとうございます。実際、SECONDWALLにはまだ録ってない持ち曲もありますし、来年にはもっとボリューム感のあるアルバムを出せる様になりたいですね。まあ、できるだけ1年に1枚は何かしらリリースしたいと思ってるので。


-- 最後に一言お願いします。

YUKA:ながながとインタビュー読んでいただいてありがとうございました。(笑)今回のCDは全曲アニメのタイアップを付けて、シングルカットできるくらい良い曲が詰まったアルバムが出来たので、是非聴いてくれると嬉しいです!


-- 確かにアニメに使われそうな曲ですね!今日はありがとうございました!!


待望の1stミニアルバム!

SECONDWALL『There is nothing impossible』 10月02日発売

今作ではよりライブを意識したソングライティングとバンドアレンジを中心に、みそっかすのライブにおける新たなるマスターピースを提示すべく制作されている。2nd mini albumから更に進化を遂げたアレンジセンスと初期衝動とがぶつかり合い、バンドが身につけてきたクレバーさをも提示した集大成的作品となっている。シングル曲、コンピ収録曲を含む全8曲!


無人島企画にも登場!



※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

featured item

There is nothing impossible

CD

There is nothing impossible

SECONDWALL

価格(税込) : ¥1,430
会員価格(税込) : ¥1,316
まとめ買い価格(税込) : ¥1,215

発売日:2013年10月02日
入荷日未定

  • ポイント 1 倍
    欲しい物リストに入れる

%%header%%閉じる

%%message%%