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【Loppi・HMV独占盤】 ユニバーサルJAZZ紙ジャケ再プレス

2014年8月14日 (木)

【Loppi・HMV独占盤】 ユニバーサルJAZZ紙ジャケ再プレス


ユニバーサルジャズの名盤をLoppi・HMV限定で紙ジャケ再プレス!
すでに生産終了のアイテムを多数含む厳選の20タイトル。

 ヴァーヴ、リバーサイド、インパルス、マーキュリー、A&M、デッカ、アーゴ、フォンタナ、ヴォカリオンなどなど、ユニバーサルジャズが所有する名門レーベルのマスターピース20タイトルを、紙ジャケット仕様にて限定再プレス。

 ビヴァリー・ケニー、フランク・シナトラ、チェット・ベイカー、ジョン・コルトレーン、ファラオ・サンダース。さらには、「ヨーロッパジャズ最後の秘宝」、「ブリティッシュ・ジャズの逆襲」、「Argo/Cadet 設立50周年紙ジャケット・コレクション」、「A&M Horizon 紙ジャケット・コレクション」、「EAST WIND 紙ジャケット・コレクション」といった一連の再発シリーズなどにラインナップされていた人気盤を厳選セレクト。

 ピンキー・ウィンターズ 『Lonely One』、フランク・シナトラ『My Way』40周年記念盤、ポール・ゴンサルヴェス 『Boom-Jackie-Boom-Chick』などの各紙ジャケット盤は、今や中古市場でもほとんど見かけることがなくなったシロモノ。リイシュー当時にお買い逃しされていた方は、この機会を絶対にお見逃しなく!


【Loppi・HMV独占盤】 ユニバーサルJAZZ紙ジャケ再プレス

* 採用マスター、帯・解説などの仕様は、各アイテムの再発当時のものに準拠いたします。
該当再発年月日は、以下レビュー内に記載しております。



Born To Be Blue ビヴァリー・ケニー
『Born To Be Blue』
(1958年)

ソファーに横たわり憂いにふけるビヴァリーと、青を基調としたジャケットはまさに絶品!

 オーケストラをバックに力の抜けたケニーの歌声が聴かれる「Decca Label」での作品。可憐で美麗、そんな言葉をいくら並べても彼女の魅力を語ることはできない。すこし鼻にかかった歌声、メランコリックな表情、そんな思いをひとつひとつ歌にこめる。ハル・ムーニーのエレガントなオーケストレイションも光っている。(2008年12月17日発売)

Beverly Kenney (vo) / Ellis Larkins (p) / Charlie Shavers (tp)
1958年10月9,14,22日録音





Sings For Playboys ビヴァリー・ケニー
『Sings For Playboys』
(1958年)

ジャケットの醸し出す雰囲気もアンニュイ。日本では本国以上の人気を博すベヴァリー・ケニーのDecca第1弾アルバム。

 “ウィスパリング・ヴォイスの女王”ベヴァリー・ケニーのDecca三部作の中でも心地よいスウィング感に溢れた作品。エリス・ラーキンス(p)、ジョー・ベンジャミン(b)の伴奏もケニ−の「唄」を惹きだす、素晴らしいコンビネーションを見せてくれています。(2008年12月17日発売)

Beverly Kenney (vo) / Ellis Larkins (p) / Joe Benjamin (b)
1957年12月2日、58年1月2日録音





It Could Happen To Youチェット・ベイカー
『It Could Happen To You』
(1958年)

渡欧前のケニー・ドリュー・トリオをバックにしたチェットの人気盤。ジャケットのロマンティシズムに世界中が酔いしれる。

 チェット・ベイカーは名作が多いけれど、特にこれを愛しているファンも多いことだrぽう。ロマンティックでクール、まさにウエストコーストを体感できるようなサウンド。ケニー・ドリューの知性的なピアノ・プレイもさり気なく素晴らしい。そしてチェットはというと・・・まろやかなヴォーカルとスキャットがなんとも切なくやさしい。(2008年3月12日発売)

Chet Baker (vo,tp) / Kenny Drew (p) / Sam Jones (b) / George Morrow (b) / Philly Joe Jones (ds) / Dannie Richmond (ds)
1958年8月録音





Chet Baker Plays The Best Of Lerner And Loewe チェット・ベイカー
『Chet Baker Plays The Best Of Lerner And Loewe』
(1959年)

ズート、アダムスとの3管でおくるフレデリック・ロウ&アラン・ジェイ・ラーナー作品集。エヴァンスのピアノが光るバラード「I Talk To The Trees」が白眉。

 「マイ・フェア・レディ」をはじめ、ソングライティング・チームのアラン・ジェイ・ラーナーとフレデリック・ロウが書いたミュージカルのヒット曲をチェット・ベイカーが取り上げる。メロディの美しい曲を選んだことから、リリカルなトランペット・プレイも極上の味わいを醸し出す。ビル・エヴァンスの参加にも注目。
(2008年4月16日発売)

Chet Baker (tp) / Herbie Mann (fl,ts) / Zoot Sims (ts,as) / Pepper Adams (bs) / Bob Corwin (p) / Bill Evans (p) / Earl May (b) / Clifford Jarvis (ds)
1959年7月21,22日録音





You Can't Go Home Again チェット・ベイカー
『You Can't Go Home Again』
(1977年)

トニー・ウィリアムス、ジョン・スコフィールド、アルフォンソ・ジョンソン、ケニー・バロン、マイケル・ブレッカー、ラルフ・マクドナルドなど豪華メンバーと共に吹き込んだ”時代の音”。

 チェット・ベイカーがドン・セベスキーの編曲でオールスター・メンバーを迎えたゴージャスなアルバム。バド・パウエル作のM-2はマイルスっぽさも感じさせるチェットのキャリア中、最もフュージョン色が強い曲のひとつ。M-4はスパニッシュ・ムードの佳曲だ。
(2005年12月14日発売)

Chet Baker (tp) / Paul Desmond (as) / Ron Carter (b) / John Campo (bassoon) / Alan Shulman, Charles McCracken, Jesse Levy (cello) / Richie Beirach (clavinet) / Tony Williams (ds) / Alphonso Johnson (el-b) / Don Sebesky (el-p,arr) / Kenny Barron, Richie Beirach (el-p) / Hubert Laws (fl) / John Scofield (g) / Ralph MacDonald (per) / Michael Brecker (ts)
1977年2月16,21,22日、5月13日録音





My Way -40th Anniversary Edition- フランク・シナトラ
『My Way』 (40th Anniversary Edition) (1969/2009年)

2009年リリースの『My Way』 40周年記念盤。ボーナストラックとして1969年のTVショー音源「For Once In My Life」と、1987年ダラスにおける「My Way」ライヴ・ヴァージョンを追加収録!

 タイトル曲を始めどれも充実した内容だが、サイモンとガーファンクルの「ミセス・ロビンソン」やビートルズの「イエスタデイ」までカヴァーした若さあふれる名盤。編曲はドン・コスタ。こちらの40周年記念盤にはボーナストラック2曲を追加収録。(2009年12月2日発売)

Frank Sinatra (vo) / Don Costa (arr,cond)
1968年12月30日、1969年2月18,20,24日録音





不滅の名曲たちがロマンティックに生まれ変わる

 甘く包容力のある歌声。色気があって、ほのかな洒落っ気も感じさせる。それはワン・フレーズを口ずさんだだけでも、一瞬にしてその場の空気を変えてしまうほど。その圧倒的な魅力によって“ザ・ヴォイス”と称されるのは、アメリカン・ポップ史に名を残す偉大なるシンガー、フランク・シナトラ。

 1950年代から亡くなる1990年代まで第一線で活躍し、マイケル・ジャクソンなど多くのミュージシャンに与えた影響も計り知れない。一時は俳優としても活躍しアカデミー助演男優賞も受賞している。彼の代表曲といえば何といっても「マイ・ウェイ」で、たとえシナトラのヴァージョンを知らなくても、どこかでそのメロディを耳にしたことがあるはず。時代やジャンルを問わず愛され続けている一曲である。それゆえにシナトラといえば「マイ・ウェイ」の印象が付いてまわるが、彼が残した作品たちはどれもクオリティが非常に高い。

 中でもこの「マイ・ウェイ」が収録された1969年のアルバムは、当時のアメリカン・ポップスの集大成の内容といっても過言ではなく、プロデュースには作曲者としても有名なソニー・バーク、そしてアレンジャーにはイーディ・ゴーメなども手掛けたドン・コスタという2人の巨匠を迎えている。楽曲のセレクションも抜群で、ミシェル・ルグラン、ジミー・ウェッブ、レイ・チャールズ、ビートルズ、サイモン&ガーファンクルなど、永遠不滅の名曲たちが彼のヴェルヴェッド・ヴォイスによってロマンティックに生まれ変わる。いつの間にか秋は深まり、心温めてくれるようなハートウォームな歌声が恋しくなってくる。そんな時、ぜひ手に取っていただきたい一枚だ。

(ローソンHMVエンタテイメント ジャズ担当 山本勇樹)



Sinatra & Company フランク・シナトラ
『Sinatra & Company』
(1971年)

ジョビンとの2度目のコラボも実現したボサノヴァ・サイドと、バカラックやジョン・デンヴァー楽曲などを採り上げたポピュラーヒット・サイド。一粒で二度おいしい人気盤。

 1971年の引退直前のアルバム。「波」、「永遠の旅」を頂点とするボサノヴァの7曲も素晴らしいが、ベストはビリー・ホリデイへのオマージュ「レイディ・デイ」。深い哀しみを湛えた生涯の絶唱だ。編曲はエウミール・デオダートとドン・コスタ。(2009年12月2日発売)

Frank Sinatra (vo) / Antonio Carlos Jobim (violao) / Don Costa, Eumir Deodato (arr) / Morris Stoloff (cond)
1969、70年録音





At The Village Vanguard グレイト・ジャズ・トリオ
『At The Village Vanguard』
(1977年)

トニーが煽りまくる!! ハンクにとって記念すべき初めてのライヴ・レコーディングとなった、スーパートリオのヴァンガード実況録音盤。

 1977年に結成された、世代を超えたスーパートリオの傑作ライヴ・アルバム。アグレッシヴに迫るロン・カーター、トニー・ウィリアムスと、ハンクの円熟味が絶妙に溶け合った強靭なリズムが素晴らしい1枚。日本のEast Windによるレコーディング。(2002年11月20日発売)

Hank Jones (p) / Ron Carter (b) / Tony Williams (ds)
1977年2月19,20日録音





Selflessness featuring My Favorite Things ジョン・コルトレーン
『Selflessness featuring My Favorite Things』 (1965年)

エルヴィンを欠きながらも、これぞまさしくコルトレーン・カルテットの歴史的名演。とにもかくにも「My Favorite Things」に尽きるのだ!

 1963年に行なわれたニューポート・ジャズ・フェスティバルにて実況録音された「マイ・フェイヴァリット・シングス」をはじめ、コルトレーンによる2セッションを収録。原題の“フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス”というフレイズが本作の性格を伝えている。(2001年6月27日発売)

John Coltrane (ts,ss) / McCoy Tyner (p) / Jimmy Garrison (b) / Roy Haynes (ds)
1963年7月7日、65年10月14日録音





Transition ジョン・コルトレーン
『Transition』
(1970年)

『至上の愛』の延長線上にもあるフリー突入前夜の記録。”変換期”ならではの美と激情のアマルガム。

 死後にリリースされたアルバム。1965年の録音で、『至上の愛』の流れを汲みながらも随所にフリーの要素が散りばめられた、文字どおりの”変遷期”を捉えた作品にしてカルテット崩壊寸前の記録・・・。美しいバラード「Dear Lord」、「至上の愛」の続編的な「組曲」など全てが名演。(2001年6月27日発売)

John Coltrane (ts) / Jimmy Garrison (b) / Elvin Jones (ds) / McCoy Tyner (p)
1965年5月26日、6月10日録音





Love Songs マイク・ウェストブルック
『Love Songs』
(1970年)

マイク・オズボーン、ポール・ラザフォード、クリス・スペディング、ハリー・ミラー、ノーマ・ウィンストンら英ジャズロック界のトップ・プレイヤー達が大結集!

 英国を代表するバンド・リーダー、コンポーザー、マイク・ウェストブルックのビッグバンドによる1970年の名作。ノーマ・ウィンストンの気だるいスキャットが映える「Original Peter」をはじめすべてが感動を誘う。(2005年2月2日発売)

Mike Westbrook (p,tuba) / Mike Osborne (as) / John Warren (bs) / Harry Miller (b) / Alan Jackson (ds) / Chris Spedding (g) / George Khan (ts) / Malcolm Griffiths, Paul Rutherford (tb) / Dave Holdsworth (tp,fl-h) / Norma Winstone (vo)
1970年3月13日、4月15日録音





From The Hot Afternoon ポール・デスモンド
『From The Hot Afternoon』
(1969年)

クールなボサノヴァ小唄をオーケストラ編成にて、さらに柔らかくメロディアスに再現。6曲の別テイクを追加収録した拡張盤で。

 ミルトン・ナシメントとエドゥ・ロボの作品集。ブラジル曲集をオーケストラを迎えたアレンジで聴かせる名演。個人的にはデスモンドのベスト作品。瑞々しいブラジリアン・フレイヴァーとCTIらしい都会的エッセンス、もう全てが素晴らしい。(2005年12月14日発売)

Paul Desmond (sax) / George Marge, Phil Bodner (sax,cl,oboe) / Irvin Markovitz, Marvin Stamm, (tp,cl,fi-h,oboe) / Airto Moreira (ds,per) / Don Hammond, Hubert Laws, Stan Webb (fl) / Jim Buffington (frh) / Dorio Ferreira (g) / Edu Lobo (g,vo) / Jack Jennings, Stan Webb (per) / Ron Carter (b) / Pat Rebillot (p) / Paul Faulise (tb) / Wanda De Sah (vo)
1969年6月24,25日、8月13,14日録音





Boom-Jackie-Boom-Chick ポール・ゴンサルヴェス
『Boom-Jackie-Boom-Chick』
(1964年)

パット・スミス・トリオをバックに鳴り響くウォーム・テナー。「ヨーロッパジャズ最後の秘宝」再発シリーズの目玉ともなったゴンサルヴェスのワンホーン人気作。

 デューク・エリントン楽団に在籍していた米国人テナー奏者ポール・ゴンサルヴェスがイギリスのVocalion レーベルに残した本作は、従来のジャズ・コレクターのみならず、ジャイルズ・ピーターソンをはじめとした世界中のジャズDJたちも血眼になって探していたという幻の逸品! (2007年7月18日発売)

Paul Gonsalves(ts) / Kenny Napper (b) / Ronnie Stephenson (ds) / Pat Smythe (p)
1963年2月27日録音





Tell It The Way It Is ポール・ゴンサルヴェス
『Tell It The Way It Is』
(1963年)

「Impulse! お宝コレクション」シリーズ再発でも話題を呼んだゴンサルヴェスのスウィンギーなセッション・アルバム。ジョニー・ホッジス、レイ・ナンスら”エリントニアン”との再会も!

 オーケストラ畑出身のテナー・マン、ポール・ゴンサルヴェスのリーダー作の中でも評判の高い作品。アルトでジョニー・ホッジズ、ピアノにはウォルター・ビショップ Jr.ということで、ハードバップとモードが行き交うImpulse! らしいブラック・ジャズを展開。「Duke's Place」の名演など、テナー・ファンは絶対に買いだろう。(2001年12月21日発売)

Paul Gonsalves (ts) / Ernie Shepard (b) / Osie Johnson (ds) / Walter Bishop Jr. (p) / Johnny Hodges (sax) / Ray Nance, Rolf Ericson (tp)
1963年9月24日録音





Love In Us All ファラオ・サンダース
『Love In Us All』
(1974年)

愛に満ち溢れた「Love Is Everywhere」の至福。高揚感と包容力のあるファラオのサックスに誰もが魂の浄化を促される、永遠のマスターピース。

 愛についての心境を赤裸々に綴ったImpulse! 後期の名作。コルトレーン・ライクな奏法など内省化していく姿と強烈なパッションを交え感動の瞬間を生み出す。やはり圧倒的な「Love Is Everywhere」。これを聴かずしてスピリチュアル・ジャズは語れない、そうエヴァーグリーン。(2007年7月25日発売)

Pharoah Sanders (ts,ss,fl) / Joe Bonner (p) / James Branch (fl) / Cecil McBee (b) / Norman Connors (ds) / Lawrence Killian, James Mtume, Badal Roy (per)
1972,73年録音





The Jacobs Brothers In Jazz ピム&ルード・ヤコブス
『The Jacobs Brothers In Jazz』
(1958年)

オランダのジャズピアノ名手ピム・ヤコブスと弟ルードとの双頭セッション。「Nice Work If You Can Get It」、「Four」の躍動感溢れるピアノソロは必聴!

 オランダ・ジャズ・シーンを代表するピムとラッドのヤコブス兄弟による双頭アルバム。ギターをフィーチャーしたトリオ楽曲からウィズ・ストリングスまで、2曲ごとに異なる顔合わせによる5種のセッションを収録。(2007年7月18日発売)

Pim Jacobs (p) / Ruud Jacobs (b,ts) / Cees See (ds) / Herman Scooderwalt (as,ts) / Jan Fens (b) / Rudy Pronk (ds) / Wim Overgauw / Ado Broodboom (tp) / Tommy Green (tb) / Teo Loevendie (as) / Toon van Vilet (bs)
1958年6月6,10,13日録音





Lonely One ピンキー・ウィンターズ
『Lonely One』
(1958年)

ジェラルド・ウィギンス(p)、ハワード・ロバーツ(g)、チコ・ハミルトン(ds)などバックも完璧。優しくちょっぴりハスキーなピンキーの魅力が凝縮された一枚。

 つんとした表情、それでいて愛らしい一面もある。コアなヴォーカル・ファンからは依然人気が高いカリスマ女性ヴォーカル、ピンキー・ウィンターズ。本作は1958年にArgoに残した一枚。心地よいスウィング、ギターはハワード・ロバーツだ。そしてピアノにはジェラルド・ウィギンス。ジャズ・ファンは買いだろう。(2005年12月28日発売)

Pinky Winters (vo) / Gerald Wiggins (p) / Jim Wolf (b) / Chico Hamilton (ds) / Howard Roberts (g)
1958年録音





Quincy Jones And His Orchestra At Newport '61 クインシー・ジョーンズ
『Quincy Jones And His Orchestra At Newport '61』
(1961年)

フィル・ウッズ、カーティス・フラーら若き花形ソリストたちもしのぎを削るQファン本命の一大セッション。これまでにないモダンなビッグバンド・サウンドを確立した。

 クインシー28歳、彼が一番芸術的で野心的だったころのレギュラー・ビッグ・バンドの嘘偽りないライヴ盤。魅惑的な管が重なったソロ群。ここには、モンドでもクロスオーヴァーでも大衆黒人ポップでもない、眩いジャズのクインシー像が記録されている。(2006年7月26日)

Quincy Jones (arr,cond) / John Bello, Jimmy Maxwell, Joe Newman, Jimmy Nottingham (tp) / Paul Faulise, Curtis Fuller, Melba Liston, Britt Woodman (tb) / Julius Watkins (frh) / Joe Lopes, Phil Woods (as) / Jerome Richardson (ts,a-fl,piccolo) / Eric Dixon (ts,fl) / Pat Patrick (bs) / Patti Bown (p) / Les Spann (g,fl) / Art Davis (b) / Stu Martin (ds)
1961年7月3日録音





Cleopatra's Needle ロニー・ロス
『Cleopatra's Needle』
(1968年)

60年代英国ジャズ黄金期を支えたバリトン奏者ロニー・ロス幻の逸品、みたび。3管セクステットが疾風のように駆け抜ける「Cleopatra's Needle」収録。

 英国ジャズ・シーンを代表するバリトン・サックス奏者ロニー・ロスの最高傑作にして指折りのレア盤。人気の表題曲やフロア映えも十分なジャズ・ワルツ「Brewer's Castle」をはじめ気高き英国ハード・バップの真髄がこめられている。(2007年7月18日発売)

Ronnie Ross (bs) / Spike Heatley (b) / Ronnie Stephenson, Tony Carr (ds) / Bill Le Sage (p,vib) / Art Elefson (ts) / Les Condon (tp)
1968年6月録音





Stan Getz In Stockholm スタン・ゲッツ
『Stan Getz In Stockholm』
(1956年)

ストックホルムの地元ミュージシャンと繰り広げた、ゲッツ芸術の極みともいえるリラックス・セッション。「Get Happy」、「Over The Rainbow」など歌モノ・スタンダードをなめらかに。

 ご存知白人テナー・サックス奏者の最高峰スタン・ゲッツが北欧に赴き吹きこんだ傑作。ウォームでテンダー、まさにシルクの手触りのような柔らかな音色。名曲「虹の彼方に」で流れる至福のひととき。そしてモダンなジャケット写真も逸品。未聴の方はぜひ手に取っていただきたい隠れた傑作。(1999年5月19日発売)

Stan Getz (ts) / Bengt Hallberg (p) / Gunnar Johnson (b) / Andrew Burman (ds)
1955年12月録音






チェット・ベイカー紙ジャケ復刻もLoppi・HMV限定です!

【ローソンHMV限定盤】 チェット・ベイカー紙ジャケ復刻

スティープルチェイス設立40周年&チェット・ベイカー没後25周年企画。晩年のチェットがスティープルチェイスに吹き込んだ名作7タイトルが、24bit96Khzマスター/紙ジャケのローソンHMV限定盤で復刻決定!

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