【インタビュー】 WHITE JAM
2013年6月5日 (水)
-- キャリア初となるミニ・アルバム『渋谷クラシック』のリリース、おめでとうございます!まずはWHITE JAMさんの自己紹介をお願いできますか?
SHIROSE: ボーカルのSHIROSEです。
GASHIMA: ラップを担当しているGASHIMAです。
NIKKI: ボーカルのNIKKIです。
-- これまでに、WHITE JAMのメンバーの皆さんは、蒼々たるアーティスト達へ作品提供をしている事でも知られています(AAA、KAT-TUN、東方神起、DEEPなど)。作家として他アーティストへのプロデュース・ワークの最初のきっかけは何だったのですか?
SHIROSE: そのきっかけがまさにWHITE JAMです。未だに、僕らが新曲を出すと『こんな曲を作って下さい』ってなるので、僕は一生このグループの為に働こうと思ってます。
GASHIMA: 自分は元々はラップの作詞しかしたことがなかったのですが、今でもお世話になっている先輩に『ガッシー、こんだけラップ書けるんなら歌の歌詞も書いてみたら?』と言われたのがきっかけでしたね。その頃から知り合いを伝ってメジャー・アーティストの作詞に参加させてもらったり、SHIROSEが作曲した楽曲に歌詞を付けたりするようになりました。
NIKKI: SHIROSEから誘いを受けてやってみようかなと思ったのがキッカケです。人の為に曲を作るなんて初めは想像が付かなかったのですが、そのアーティストから見た景色や世界を想像する事って凄く新鮮で、今では楽しんでやらせて貰っています。
-- 2011年にWHITE JAMとして本格的に活動をスタートし、独特なイベント企画やPRスタイルが非常に印象的でした。この辺りもWHITE JAMならではのこだわりですか?
SHIROSE: 忘れられない一日を作りたくて、いつも本気で挑戦しています。
GASHIMA: こだわりっていうワケでもなくて、単純に自分たちがやってて『楽しい』とか『面白い』って思えることしかやらないだけですね(笑)面白いこと楽しいことのためなら頑張れるんですけど、つまらないとすぐにサボってしまう性格なので…。
NIKKI: 大掛かりな宣伝やプロモーションはしていないので、一つ一つの作品や活動が自分達の大切な"名刺"だと思ってます。音楽も企画もPRもWHITE JAMらしくありたいですね。
-- 今回のミニ・アルバム『渋谷クラシック』が完成された今の率直な感想は?
SHIROSE: このジャケットを見るだけでなんか泣きそうですね。作る為に色んな人に迷惑かけたので、その申し訳なさがフラッシュバック。さかのぼれば、『I miss you』なんかは、3年前のホームレス時代に作った曲なので。『完成したのに完成してない』そんな気持ちです。
GASHIMA: 無事に出来上がって良かった。この一言に尽きます(笑)ワンマンライブに合わせてのリリースを目指していたので、元々かなり時間が限られていたのですが、完成までに多々、困難があったんで…ぶっちゃけると、一時はリリース延期になるかも!?ぐらいの所まで言ったので本当に無事リリースを迎えられて良かったです。
NIKKI: 完成して凄く嬉しいです。初めの一曲“I miss you”から最後の“Bye Bye”まで今自分達が詰め込みたい事をこの一枚に閉じ込めました。是非、沢山の方々に聴いてもらいたいです。
-- 曲作りをされる際のこだわりは?WHITE JAMの楽曲はメンバー全員で作り上げるのですか?
SHIROSE: 曲は僕にとって、発言をより多くの人に、より深く伝える為のツールです。その役割を果たすなら、必ずしも『良い曲』で無くてもいいんじゃないかって思います。メンバー全員どころか、沢山の他人を巻き込んでやってます。笑
GASHIMA: プロデューサーであるSHIROSEが俯瞰的に見ながら制作を進めることが多いですが、コンセプトの段階からみんなで考えて作るのがほとんどです。逆に僕がソロで作って来たものをみんなでWHITE JAM用に作り替えたりすることもあるし、決まった作り方みたいなのは無いですね。
NIKKI: 制作は主にWHITE JAMですが、他にも沢山の方々に協力して貰っています。作詞する時はいつも、ファンの皆から貰ったお手紙やTwitter・ブログでのコメントを参考にする事が多いです。自分達の音楽や活動に身近に触れて応援してくれている人たちの言葉って凄く胸に刺ささる。いつも等身大の自分を書ければなぁと思ってます。
-- 本作『渋谷クラシック』の全体のコンセプトは?
SHIROSE: 『アルバムを作ろう』と思いました。もしこのアルバムを買ったなら、できれば『アルバム』として楽しんでほしいです。(iTunesで聞く時も曲間をゼロ秒にして聞いて下さいね!)そうすれば、内容面でのコンセプトは感じて貰えるような気がします。
GASHIMA: 自分たちの作品を『渋谷のクラシックだ!』って言い切っちゃう辺り、見方によっては大風呂敷を広げたようにも捉えられちゃうと思うのですが、数年後、振り返ってこの作品を聞いた時に『この1枚で渋谷の音楽シーンちょっと変わったよね』と言ってもらえるようなアルバムになると良いなと思ってます。
NIKKI:日本の“今”が集まる場所『渋谷』のクラシックが自分達の作品だというのはかなり勇気が要る事でしたが、将来この作品が渋谷のクラシックになるようにという願いも込めての事です。自分達自身このミニ・アルバムに恥じないようにこれからも活動して行きたいと思います。
-- アルバムのジャケットは渋谷とは異なる富士山のジャケットで、しかも富士山の頂上に矢印が向かってWHITE JAMと明記されているのが気になりました(笑)。このジャケットの意味は?
SHIROSE: 良い質問です。ジャケットの右下の湖の中を良く見てみて下さい。
GASHIMA: 『テッペン取ろうぜ!』って意気込みです(笑)。実はこのミニアルバムがリリースされる2013年6月に富士山って世界文化遺産に指定される予定なんですよ。だから、クラシックって呼んでるぐらいだしこの一枚も文化遺産と呼ばれるような1枚になってくれ!って想いもこもってます。
NIKKI: 実は結構深い意味が込められています(笑)。でもこの意味は言葉では無く、自分達自信が証明しなければいけないと思ってます。今後のWHITE JAMを観ていて下さい。
-- 色々なしがらみが存在する事が当然なシーンの中で、自分達のスタイルや自由を確立する為に独立国家を作ってしまった、それが個人的なWHITE JAMさんに対するイメージでした。そのWHITE JAMとしてのスタイルを求めた1つの形がSHIROSEさん主宰のシロセ塾だと思いますが、シロセ塾について詳しく教えて頂けますか?
SHIROSE: 詳しくはコチラへ! shirosejuku.com シロセ塾〜二期生募集中!!〜
GASHIMA: ファンクラブのようでファンクラブじゃない。なかなか言葉で説明するのは難しいですが、アーティストとファンっていう垣根を取っ払ってみんなで本気で何かをやってみる集団です。今まではキャンプ場貸し切りで合宿をやってみたり、はたまた家庭訪問とか言って塾生(ファン)の家に突撃してみたり…色んな企画やイベントをやって来ましたが、『これがシロセ塾』っていう定義はなくて、今でも塾生のみんなと模索してる感じですね。
NIKKI: まだ自分達でも何が正しくて何が間違ってるかは分かりません。ただ、『いつ』『誰と』『何を』『本気になるか』その答えを求めてる人間が集まって一緒にバカやってるって感じですかね。楽しいですよ。笑
-- 今の日本の音楽シーンで誰よりも音楽の楽しさをファンに伝えられているアーティストなのかなと思い、同時にどのアーティストよりも音楽を楽しんでいるアーティストなのかな、とも思いました。WHITE JAMにとってファンの存在とは?
SHIROSE: 家族と、恋人と、仲間を足したような感じです。でも一番近いのは『仲間』ですかね。誕生日には、ツイッターとかを通してサプライズで祝ってくれたり、ワンマンライブが決まったら自分の事かのように喜んで、必死で宣伝とかして。たまにファンにバッシングされる事もあるけど(笑)。なんか、なんとも言えないっす。『先生と生徒みたいな感じ!!』って思う事もありますよ。どっちが先生かは、わかりませんが…。いつもありがとう。
GASHIMA: 頑張る理由ですね。お金だったり、名声だったり、人が頑張る理由って沢山あると思うんです。実際自分もずっとお金や名声が欲しいって思いながら音楽やって来たし。でもシロセ塾のメンバーと連日寝ずにイベントの準備したりしてると『金の為にこんな頑張れないな』って思うんです。じゃあ、なんでそんなに無理してまで頑張るの?って考えるとやっぱり原動力はファンのみんな喜ばせたいって気持ちでしたね。
NIKKI: なんだろう…最近ずっと考えてたんですけど、“宝物”かな。NIKKIから観たファンのみんなっていつも、LIVE意外の逢えない日は『寂しい寂しい』って言ってたり、LIVEで逢えると凄く嬉しそうに泣いたり笑ったりしてくれる。その全部が愛おしくて本当に大切です。最近は帰り道とかまで心配になっちゃって大変です。笑 うん、やっぱ“宝物”ですね。
-- 『渋谷クラシック』を聞いてWHITE JAMのファンになった方は、どうやったらWHITE JAMの魅力を存分に堪能する事ができますか?
SHIROSE: @WJF_SHIROSE をフォロー
GASHIMA: 是非、6月のワンマンツアーに来て下さい!WHITE JAMの本当の魅力は現場にあります!
NIKKI: そうですねぇ…まずLIVEを観て欲しいですね!! 凄く拘ってるので!!楽曲とはまた違った魅力を必ず見つけてもらえると思います。是非、6月のワンマンツアーに足を運んで頂きたいです。
-- WHITE JAMに憧れる若手アーティストも沢山いると思いますが、若手アーティストに何かアドバイスはありますか?
SHIROSE: 僕と絡みましょう。憧れてるなら、その人に絡むべきでしょう!僕は門をあけて待っているぞ。何か一緒に始めようぜ!ちなみに名も無き若手との企画、考え中!!俺に乗っかれ!とにかくフォローせよ!@WJF_SHIROSE
GASHIMA: 本気で一緒に頑張れる仲間を持つこと。狭い畑を取り合うよりもみんなで荒れ地を耕しに行く方が大変だけど楽しいし、後々みんなの為にもなると思います。
NIKKI: 受け身より攻め。人に何かして貰うのを期待するより、自分で動いた方が早い。音楽も企画も活動も、やりたいと思ったら全力で動く事が大事だと思います。
-- 『渋谷クラシック』のリリース後、間もなくツアーが始まりますね!しかもツアー・タイトルが「WHITE JAMワールドツアー2013」!ワールドツアーという言葉には深い意味が隠れていそうですが、このネーミングにした理由は?
: SHIROSE: 間違えました!正しくは、『アジアツアー2013』です。
GASHIMA: 今回のミニアルバムのリード曲が『ウソツキ』という楽曲なので、思いっきり派手なウソをついてやろうと思ってそのタイトルにしました(笑)。
NIKKI: みんなびっくりするかなぁと思って… びっくりしてくれて良かったです。笑
-- 最後にHMV ONLINEをご覧の皆様へメッセージをお願い致します!
SHIROSE: (不適切な内容であるため掲載出来ませんでした)
GASHIMA: 2013年はさらに飛ばして行きます。少なくとも年内7、8回ぐらいは「え!?マジで!?」って言わせる自信があるので、引き続きshirosejuku.comやTwitterで僕らの動きをチェックしていて下さい!
NIKKI: 最後という事は、ここまでけっこうインタビューを読んで頂いているという事ですかね??ありがとうございます。色々言葉にして言ってきましたが、WHITE JAMを知って貰うにはどんな言葉より音楽を聴いて貰うのが1番だと思ってます。共感して頂けたら、是非、応援宜しくお願いします^^
WHITE JAM 『渋谷クラシック』
[2013年06月05日 発売]
【先着特典】
※先着ですので、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
※特典の有無は商品ページにてご確認ください。
収録曲
- 01. I MISS YOU
- 02. Boys & Girls
- 03. ウソツキ
- 04. 生まれ来る子供達へ…
- 05. ヤベーものをヤベーって言える 貴方の心が
- 06. Bye Bye
- 07. 渋谷東京インソムニア(Remix) feat.シロセ塾
【WHITE JAM(ホワイトジャム) プロフィール】
SHIROSEを中心に結成された、WHITE JAM BEATZというクリエイターチームでは作家としてもメジャー、インディーを問わず数々の作品提供を手がけている。
[関連リンク]
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SHIROSE Twitter
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