リル・ウェイン10thアルバム、全米2位!

2013年4月4日 (木)


Love Me

俺は人間じゃない・パート2

類稀なラップスキルと個性的なキャラクターで、絶大な人気を誇るラッパー、リル・ウェインが10作目となるアルバムを完成。

今作は、2010年、服役中に発表した『I Am Not A Human Being』の続編。アルバムのアートワークはカニエ・ウェストのお抱えデザイン・チームDONDAが担当。 モチーフとなっている蛾、もしくは蝶は、その生涯において、様々なステージで変化し、醜くも美しくもあり、そういう意味においてはリル・ウェインとも重なるという。

リード・シングルはマイク・ウィル・メイド・イットがプロデュースした「Bitches Love Me」で、ドレイクフューチャーををゲストに迎えたR&B寄りの癖になるミッド・スロウ。さらにアルバムゲストは通常より多めで、ジューシー・Jソウルジャ・ボーイ、さらに、ニッキー・ミナージュ2チェインズビッグ・ショーントリーナらが参加。

ニューアルバム発売目前の3月12日に突然、発作を起こし入院し、ファンを心配させたリル・ウェインだったが、先日、LAウエストハリウッドのセダーズ・シナイ・メディカルセンターを無事退院。 体調が戻るまで休養する予定で、プロモーションにはかなり支障を来たすこととなりそう。


遂にリリースされた『I Am Not a Human Being II』がアメリカの発売初週の売上枚数が 21万7000枚となり、4/13付のBillboard 200でジャスティン・ティンバーレイクに続き2位を獲得。

前作『Tha Carter IV』の際は96万8000枚(!)という驚愕の数字をたたき出し、刑務所内からリリースした前々作『I Am Not a Human Being』は初動11万枚で初登場2位(翌週、12万5000枚でNo.1に)ということを考えると、今回、直前のプロモ活動が殆ど出来なかったウィージーにとっては想定範囲内か。

動画

 「Love Me」ミュージック・ビデオ
 「Rich As Fuck」ミュージック・ビデオ
 「My Homies Still」ミュージック・ビデオ

トラックリスト

01. IANAHB
02. Curtains featuring Boo
03. Days and Days featuring 2 Chainz
04. Gunwalk featuring Gudda Gudda
05. No Worries featuring Detail
06. Back To You
07. Trigger Finger featuring Soulja Boy
08. Beat the Shit featuring Gunplay
09. Rich As Fuck featuring 2 Chainz
10. Trippy featuring Juicy J
11. Bitches Love Me featuring Drake and Future
12. Romance
13. God Bless Amerika
14. Wowzerz featuring Trina
15. Hello
---DX盤---
16. Lay It Down featuring Nicki Minaj and Cory Gunz
17. Hot Revolver featuring Dre
18. My Homies Still featuring Big Sean

関連サイト

 オフィシャルサイト
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プロフィール

99年ソロ・デビュー・アルバム『Tha Block is Hot』、2000年には『Lights Out』をリリースしそれぞれヒットさせる。サウスの2パックとまで呼ばれ、レコーディングされ未だリリースされていない曲は数限りないといわれる。その実力で過去にゲスト参加したシングルやアルバムは数知れず、ヒップホップとR&Bジャンルでは最もフィーチャリング参加しているアーティストといっても過言ではない。『カーターIII』は、100万枚を超える初週売上げを記録し、全米アルバム・チャートNO.1を獲得。その頂点に立った男は7枚目のスタジオ・アルバムとなる『リバース』に新たな自分を生み出し、昔から影響を受けていたロックを取り入れ、新たなチャレンジへ挑んだ。その後『I Am Not A Human Being』は獄中生活を送りながらもリリースし、なんと全米1位を軽々と獲得した。獄中から全米1位を叩き出したアーティストは史上2人目(1995年2パックの『Me Against the World』以来)となる。 (メーカー資料より)

Lil Wayneカタログ

  • Hot Boys 『Get It How U Live!』 (97年)

    B.G.とJuvenileで大成功を収め味を占めたCash Moneyの創設者Brian "Baby" WilliamsとRonald "Slim" Williamsの兄弟が、新人のLil WayneとYoung Turkを加えて4人組スーパーグループとして世に出したのがHot Boys。本作は40万枚を売り上げたデビューアルバム。今聴いてもカッコイイ、ヒットシングル「We on Fire」、ネタ感たっぷりのメロウ・トラックの「Neighborhood Superstar」、ファンク・ビートが心地良い「I'm Com'n」等、バウンスとウエッサイ・ビートが絶妙に融合した秀作。

  • Hot Boys 『Guerrilla Warfare』 (99年)

    ダーティ・サウス・ブームに乗り、絶好調だったHot Boysのセカンドは、前作よりもバンギンなバウンス・トラックが多くビルボード・ポップチャートで5位を獲得するほど大ヒット。チープな音を重ねて装飾された変態的なファンク・トラック「Help」、Big Tymersをフィーチャーしたフロアキラー「I Need A Hot Girl」など、まさにCash Money全盛期の作品。

  • 『Tha Block Is Hot』 (99年)

    Lil Wayneの記念すべきソロ・アルバムでMannie Freshの才能が最も炸裂した傑作!疾走感溢れるエレクトロ・トラック「Tha Block Is Hot」、メロディアスなピアノ音がホコっとさせる「F*** Tha World」、ラテンフレイヴァ溢れる「Respect Us」など、ふざけているようで緻密に計算されたリズム・プログラミングに重ねられたチープなストリングス・シンセ、そしてLil Wayneの摩訶不思議な魅力を持った声。一瞬にして混沌としたダーティ・サウスの渦に巻き込まれてしまう末恐ろしい作品だ。

  • 『Lights Out』 (00年)

    前作が120万枚の大ヒットを記録し、一躍スターとなったLil Wayneの2ndアルバム。今回もレーベル・メイトのHot Boysの面々がゲスト参加、プロデュースはMannie Freshが担当。 Isley Brothersを彷彿とさせるギターラインの「Everything」、ブルージーな「Lil One」など哀愁漂う曲も多くバラエティに富んだ内容。Lil Wayneのラップもさらに味わい深くなっている。

  • 『500 Degreez』 (02年)

    ソロ3作目。Big TymersとTQをフィーチャーしたDennis Edwards「Don't Look Any Further」ネタの「Way Of Life」、ソウルフルな「Gangsta and Pimps」、南部風景が見えるかのようなゆったりと心地よい「Young'n Blues」などなど、本作もCash Moneyファンには外せない1枚。

  • Hot Boys 『Let 'em Burn』 (03年)

    メンバー3人がレーベルを離れたものの、再び集結して作られたニューアルバム。もちろんMannie Freshプロデュース。スマッシュヒットとなった「My Section」、ウェッサイ・ファンお馴染みのシンガーTQがフックを歌う「Gangsta Nigga」、ゴリゴリのバウンス「Off Wit Ya Head」など、男気溢れるトラックが並んでいます。

  • 『Tha Carter』 (04年)

    自身の名前をタイトルにした4thアルバム。猥雑でジワジワと横っ腹に効いてくるチキチキ・バウンストラックの「Bring It Back」、淡々と迫ってくる「Who Wanna」、ジャジーなフルート音とヘタウマフックが不思議とマッチする「Hoes」、Al Green「Let's Stay Together」ネタの「Earthquake」等収録。

  • 『Tha Carter II』 (05年)

    Lil Wayneの評価を再びグンとあげた5th。これまで必ず制作に関わってきたMannie Freshは不参加で、Heatmakerz、The Runners、Doe Boy、Cool & Dre、T-Mix & Batmanらがプロデューサーとして参加している。ファンの間で人気のメロウ・チューン「Grow Man」、Robin Thickeが才能を発揮したけだるいファンキーソウルな「Shooter」、「Paid In Full」ネタの「I'm A Dboy」などなど、捨て曲なしの素晴らしい仕上がり。音的にはCash Moneyらしさは薄くなったものの、全体的にそこはかとなく黒さが漂っており、いつの間にかついつい呑みすぎて酔いつぶれてしまう特級酒のような作品。MCとしての個性も確立。

  • Birdman / Lil Wayne 『Like Father Like Son』 (97年)

    Cash Moneyの親分Baby aka Birdmanと現役ナンバー1の実力を持つラッパーLil Wayneという、タイトル通り、親子のような間柄の2人がタッグ・アルバム。リードシングルは、バウンシー・チューン「Stuntin Like My Daddy」。こちらも05年の超・重要作。

  • 『Tha Carter III 』 (08年)

    グラミー主要部門を逃したもののラップ部門などで4部門を制覇し、この不況の時代に300万枚超えを記録したモンスター・アルバム。革新的ビートの起用とスキルフルという言葉では語りきれないMCイング、そしてフリースタイルの妙。そして聴くたびに新しい発見が出てくる客演・プロデューサー陣とのコラボ。全てが見事に重なりあった傑作。

  • 『Rebirth』 (10年)

    前作『Tha Carter III』でヒップホップ界を震撼させた全米No.1ラッパーの新作は「ロック・アルバム」という触れ込みで、ヒップホップ・ファンの間で賛否両論巻き起こった1枚。個人的には爆音で聴きたい快作。もしくはライブ向けな作りか。デラックス盤か日本盤が曲数が多いのでオススメ!

  • 『I Am Not A Human Being』 (10年)

    服役中のLil Wayneが、11月に予定されていた出所と誕生日(9月27日)のお祝いを兼ねたアルバム。当時お気に入り(?)のハードなロックビートを配した「I am Not A Human Being」、暗く内省的な「I'm Single」、Weezyの粘着質なラップがこれでもかと堪能できる「Whats Wrong With Them」、既に各所でヘビロテのクラブバンガー「Right Above It」、そしてヤングマネー勢とのマイクリレーが圧巻の「YM〜」2曲など、収録曲は少なめですがイイ曲いっぱい。

  • 『Tha Carter IV』 (11年)

    例の如くずるずる延期が続きファンを泣かせた最新作。ロックにはまったり、スケボーに気持ちが行ったりと、やる気あるのか無いのかよくわからんウィージーですが、この『Tha Carter』シリーズは気合の入れ方が違うようで、硬軟、曲も粒揃いで発売初週に96万枚という驚異のセールスを記録(なのにグラミー候補にならなかったのはなぜ?)。IIIよりは鬼気迫るものは無いですが、話題のブルーノ・マーズ参加曲なんかも。




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