ビヨ、スーパーボウル・ハーフタイムショー出演

2013年2月4日 (月)

米国民的行事、スーパーボウルは音楽ファンも注目

アメリカの人口の約1/3にあたる1.1億人が視聴するという米最大のスポーツイベントであるスーパーボウル（レイブンズ対49ers）が、 2月3日（日本時間2月4日早朝）にニューオリンズで行われました。

NFLの優勝チームとAFCの優勝チームが対戦するアメリカンフットボールの王者決定戦であるこのスーパーボウルのハーフタイムショーにビヨンセが出演！その中の演出の一部で、ケリー・ローランドとミッシェル・ウィリアムズも登場し、デスティニー・チャイルドとしてのパフォーマンスも行われ、話題沸騰中！

デスチャは先日、ラブ・ソング集『Love Songs』をリリースしたばかりで、その中には8年ぶりに録音した新曲「Nuclear」（ネプチューンズのファレルがプロデュース）を収録。ハーフタイム・ショーでもその新曲が披露されるのではともっぱらの噂となっておりました。ビヨンセはこのスーパーボウルのプレス向けの会見の場で、先日行われたオバマ大統領の就任式での国歌斉唱が口パクだったことを認め、その場で見事な国歌のアカペラを披露。さらに、ハーフタイムショーでは絶対にライブで歌うことを宣言。

当日、実際にビヨンセが披露した楽曲は、リークされたセットリストとは違い、日本でもお馴染みの「Crazy In Love」、最新アルバムから「End Of Time」、9週連続全米1位を獲得した「Baby Boy」をエネルギッシュにパフォーマンス。その後、ケリーとミッシェルが登場し「Bootylicious」、映画『チャーリーズ・エンジェル』主題歌「Indpendent Woman」を披露。その後、3人のままビヨンセのヒット曲「Single Ladies｣に突入、途中で2人がはけ、ライブ会場では必ず合唱となる名曲「Halo」へ。歌唱力はもちろんのこと、ダイナミックなダンス、豪華な演出、見事な演奏と全てがパーフェクトで、ビヨンセの類稀な才能とスターのオーラを感じさせる圧巻のステージでした。見逃したという方は、こちらの公式動画をどうぞ！

Beyonce Super Bowl XLVII halftime performance

また、スーパーボウルの試合の前に行われる国歌斉唱を今年はアリシア・キーズが担当。これまでホイットニー・ヒューストンやダイアナ・ロス、ビリー・ジョエルなど大物歌手が担ってきた大役をピアノの弾き語りでシンプルに務めあげたアリシア。エモーショナルな歌声と素晴らしいアレンジが胸に迫るような、感動を呼ぶパフォーマンスでした。