「ベルリン・フィル・ラウンジ」第67号:カラヤン時代の伝説的コンマス、M・シュヴァルベが死去
2012年10月19日 (金)
ベルリン・フィル関係ニュース
カラヤン時代の伝説的コンサートマスター、ミッシェル・シュヴァルベが死去 2012年10月9日の深夜、ベルリン・フィルの伝説的第1コンサートマスター、ミッシェル・シュヴァルベが93歳の誕生日を間近に死去した。シュヴァルベは、1919年ラードン(ポーランド)の生まれ。1957年より85年までベルリン・フィルに所属し、カラヤン時代の代表的なコンサートマスターとして、名声を博した。《英雄の生涯》や《シェラザード》におけるソロ(録音)は、現在も名演として広く知られている。 シュヴァルベは、当初パリでエネスク、ジュール・ブシェリ、モントルーのもとで学び、ソリストとしてのキャリアを目指したが、大戦中、ユダヤ人として危機にさらされ断念。中立国のスイスに亡命し、スイス・ロマンド管のコンサートマスターに就任した。同時にルツェルン祝祭管のコンサートマスターも務め、シゲティの後任としてジュネーヴ音楽院で教える等、スイスを中心に活躍している。 1957年、ベルリン・フィルの首席指揮者に就任したばかりのカラヤンが、第1コンサートマスターへの招聘を願うと、シュヴァルベは当初躊躇。しかし、これを「戦後ドイツとの和解」と考えて、ポストを受け入れた。以来、約30年間にわたり、ベルリン・フィルの「顔」として、多彩な活動を展開。引退後は、コンクール審査員、教師として広く知られ、ベルリン・フィルの演奏会にも頻繫に姿を現していた(© Cordula Groth) チェリスト、クラウス・ホイスラーが死去 ベルリン・フィルのチェリスト、クラウス・ホイスラーが、2012年10月1日、83歳で亡くなった。ホイスラーは1963年から95年までベルリン・フィルに所属し、カラヤン時代終盤の84〜89年にはオーケストラ代表を務めている。 ホイスラーは、1929年グライフスヴァルトに生まれ、ワイマールとベルリンで学んだ。1949/50年のシーズンに半年間ベルリン・フィルに所属した後、フレンスブルク・ノルトマルク交響楽団の首席チェリストとなった。 1963年にベルリン・フィルに戻り、その後は「ベルリン・フィルの12人のチェリストたち」の創立メンバーとしても活躍した(写真:© Michaela Gericke)。 ドイツ&トルコ・ツアー 9月下旬、ラトルとベルリン・フィルはフランクフルト、イスタンブール、エフェソスにツアーを行った(9月25〜28日)。今回のツアーが特別なのは、トルコに客演したこと。エフェソスは、古代ギリシャ・ローマの都市(現在はトルコ領)で、エーゲ海沿岸最大級の古代遺跡とされている。今回演奏会が行われた円形劇場は、当時2万4千人の聴衆を収容した巨大なものである。 演奏会では、ベルリン・フィルのコントラバス奏者フォーラ・バルタチギル(トルコ出身)とその弟エフェ・バルタチギル(チェロ)が、ボッテシーニの協奏的大ニ重奏曲を演奏(イスタンブール、エフェソス)。またフランクフルトでは、エマニュエル・パユのソロによるヴィットマンの《フルート・アン・スイート》が演奏された(「アーティスト・インタビュー」参照)。その他のプログラムは、ハイドンの交響曲第95番(フランクフルト)、シューベルトの交響曲第7番《未完成》(イスタンブール、エフェソス)、ベートーヴェンの交響曲第7番(写真:© Monika Rittershaus)。
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「教科書のような完璧さ」巨匠ハイティンクのベートーヴェン。藤村美穂子がベルリン・フィル・デビュー 2012年10月6日 【演奏曲目】 ワーグナー:《ジークフリート牧歌》(13楽器による版) ヴェーゼンドンク歌曲集 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調《英雄》 メゾソプラノ:藤村美穂子 指揮:ベルナルド・ハイティンク 日本でも人気の高いベルナルド・ハイティンクが、ベートーヴェンの「英雄交響曲」を指揮しました。巨匠ならではの格調の高い演奏は、現時各紙より「まるで教科書のような完璧さ」、「自然現象のよう」と絶賛されています。 プログラムの前半は、ワーグナーの作品。コジマ・ワーグナーの誕生日のために書かれた《ジークフリート牧歌》は、13楽器のための版(ルツェルンの自宅で初演された際のヴァージョン)で演奏されています。またヴェーゼンドンク歌曲集では、藤村美穂子がベルリン・フィル・デビューを果たしました。彼女の演奏は『ターゲスシュピーゲル』紙では以下のように評されています。 「ワーグナーは、この作品をピアノ伴奏のために作曲した。しかし同時に、〈夢〉をオーケストレーションしている。その他は、フェリックス・モットルが管弦楽化したが、それは大オーケストラ伴奏による歌曲作品の始まりだった。日本人メゾの藤村美穂子が、響きの大波を乗り越えることに成功していたのは、ちょっとした奇跡である。彼女の漣のようにあわ立つ高音は、ベルリン・フィルの白銀の弦にしっとりと浸透していった。第4曲ではやや力みが目立ったが、このほっそりとした歌手が、大オーケストラのなかでリートらしい親密さを引き出している姿は、感動的であった(ウド・バーデルト)」 この演奏会をDCHで聴く! マルコンのベルリン・フィル・デビューはヴィヴァルディ。ベルリン・フィルの ソリスト多数参加 2012年10月13日 【演奏曲目】 ヴィヴァルディ: 複数楽器のための協奏曲二長調 RV 562a 複数楽器のための協奏曲ト短調 RV 576 フルート協奏曲ト短調《夜》RV 439 複数楽器のための協奏曲ヘ長調 RV 569 《グローリア》ニ長調 RV 589 ヴァイオリン:アンドレアス・ブーシャッツ オーボエ:アルブレヒト・マイヤー、アンドレアス・ヴィットマン フルート:エマニュエル・パユ リコーダー:アンナ・フセク、ジュリア・ジェニーニ ホルン:サラ・ウィリス、マーティン・オーウェン ファゴット:ダニエーレ・ダミアーノ チェロ:マルティン・レール ソプラノ:リサ・ラーソン メゾソプラノ:マリーナ・プルデンスカヤ リアス室内合唱団 指揮:アンドレア・マルコン アンドレア・マルコンがベルリン・フィルにデビューしたこの演奏会は、オール・ヴィヴァルディ・プロ。ベルリン・フィルのソリストたちが、華麗なソロを繰り広げています。最後に演奏される《グローリア》は、ヴィヴァルディの声楽作品のなかでも最も知られたものでしょう。ここではリサ・ラーソンとマリーナ・プルデンスカヤがソロに迎えられ、華やかな技巧を競っています。 この演奏会をDCHで聴く!
これからのDCH演奏会
クリスティアン・ヤルヴィが、チョン・ミュンフンの代役で急遽ベルリン・フィル・デビュー 日本時間2012年10月21日午前3時 【演奏曲目】 ニールセン:《フェロー諸島への幻視旅行》 メシアン:《キリストの昇天》 チャイコフスキー:交響曲第4番 指揮:クリスティアン・ヤルヴィ 当コンサートは、チョン・ミョンフンの指揮で予定されていましたが、家庭の事情からキャンセルとなり、代わりに若手指揮者クリスティアン・ヤルヴィが登場することになりました。ヤルヴィはエストニアの指揮者一家の出身。父ネーメ、兄のパーヴォと共に、その活躍が注目されています。昨シーズン、フィルハーモニーでユンゲ・ドイッチェ・フィルハーモニーを指揮していますが、ベルリン・フィルへは今回がデビューとなります。 生中継:日本時間2012年10月21日(日)午前3時 この演奏会をDCHで聴く! ネルソンスが、ラヴェルとドビュッシー、ヴィットマンの「ヴァイオリン協奏曲」を指揮 日本時間2012年10月27日(土)午前3時 【演奏曲目】 ブリテン:《ピーター・グライムズ》よりパッサカリア ヴィットマン:ヴァイオリン協奏曲 ドビュッシー:《海》 ラヴェル:《ラ・ヴァルス》 ヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ 指揮:アンドリス・ネルソンス 2010年の定期デビュー以来、すっかりベルリン・フィルの常連指揮者になった観のあるアンドリス・ネルソンス指揮の演奏会です。ドイツの若手人気作曲家イェルク・ヴィットマンのヴァイオリン協奏曲は、2007年に初演された作品(「アーティスト・インタビュー」参照)。ソリストを務めるクリスティアン・テツラフは、現代を代表するヴァイオリニストのひとりですが、世界初演の際にも演奏しています。 生中継:日本時間2012年10月27日(土)午前3時 この演奏会をDCHで聴く! バティアシヴィリのプロコフィエフ、T・フィッシャーのドヴォルザーク 日本時間2012年11月4日(日)午前3時 【演奏曲目】 ストラヴィンスキー:バレエ《カルタ遊び》 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番二長調 ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 ヴァイオリン:リサ・バティアシヴィリ 指揮:イヴァン・フィッシャー グルジア出身のリサ・バティアシヴィリは、若手ヴァイオリニストのなかでも特に注目を集めている存在です。2004年のベルリン・フィル・デビュー後、度々客演。今回は、プロコフィエフの第1コンチェルトでの登場です。 指揮のイヴァン・フィッシャーも、ベルリン・フィルの常連。今回はドヴォルザークの野趣豊かな交響曲第8番を演奏します。なおフィッシャーは、今シーズンよりベルリン・コンツェルトハウス管の首席指揮者を務めています。 この演奏会をDCHで聴く!
アーティスト・インタビュー
イェルク・ヴィットマン(前半) 「終曲のバディネリはバッハへのオマージュですが、バッハだけではありません」 聞き手:エマニュエル・パユ(ベルリン・フィル ソロ・フルート奏者) 2012年9月24日 【演奏曲目】 ハイドン:交響曲第95番 ヴィットマン:《フリュート・アン・スイート》(欧州初演) ベートーヴェン:交響曲第7番 フルート:エマニュエル・パユ 指揮:サー・サイモン・ラトル 今号から2回にわたって、作曲家イェルク・ヴィットマンのインタビューをお送りします。テーマとなるのは、この9月にラトル指揮ベルリン・フィルで欧州初演されたフルート協奏曲《フリュート・アン・スイート》。聞き手は、ソロを担当したエマニュエル・パユです。 ヴィットマンは現在欧米で最も注目され、また人気も高い作曲家ですが、このインタビューではソリストとの対話ということもあり、丁々発止の受け答えを見せています。作曲のプロセスや発想の仕方がよく理解でき、聴衆として大変参考になる内容と言えるでしょう。 作品の終曲では、フルート音楽の集大成としてバッハ:管弦楽組曲第2番よりバディネリが引用されており、面白く聴くことができます。 エマニュエル・パユ 「今回の《フリュート・アン・スイート》は、ヨーロッパ初演となります。私にとっては、大きなチャレンジですが、昨年のクリーヴランドでの世界初演はどのように受け止められましたか」 イェルク・ヴィットマン 「お客さんは、とても素晴らしく反応してくれました。3回の演奏会だったのですが、どの回も、クリーヴランドでの現代音楽の演奏会としては異例なほど沸いていたと、関係者に言われました。同時にとても静かに、集中して聴いてくれました。我々作曲家にとっては、それは拍手が大きかったか、ということ以上に重要なことです。でも、サイモンと君が今回、ベルリン・フィルで演奏してくれる、と聞いた時は、とても嬉しかった。今、ちょうどリハーサルが終わったところですが、あのように素晴らしく演奏してくれると、自分でもハッとします。実際の演奏では、自分で思っていたこと以上のことが起こるからです。とてもハッピーですね。 でも君は、あれは一体どうやって演奏しているんですか。手の動きが見えることもありますが、とりわけ四分音(半音の半分の音程)を吹く時は、本当にマウスピースで音を作っている、という感じがします。意識的にある音を高く、あるいは低く吹き、肉体的に作り上げているのが分かる。それを見ていると、普通のフルートの音がどのように鳴っているのか、ということが逆に理解でききます」 パユ 「どのように吹くか、というのは、もちろん楽譜に書かれてあるからですが、そこには演奏する上での様々な“材料”があると言えますね。例えば、ソロと他の楽器グループの対話です。ある場面では、全体に溶け込んでふくことが要求され、ある場面ではソロとして引き立つことが要求されます。別の場面では、オケのソロ・パッセージに道を譲ることもある。そういったことは、楽譜のなかにすでにあるのですが、実際の演奏は実際にお互いに反応してゆくことで生まれるますね。テンポの揺らし方もそうです。“書かれたルバート”ですね」 ヴィットマン 「様々の楽器群の対話というのは、非常に重要な点です。実は作曲をしている時に悩んだのが、そこだったのです。私はこの作品で、フルートのすべての側面を引き出したいと考えました。普通フルート協奏曲では、高音域が強調されます。それはオーケストラのなかで、その音域が一番よく聞こえるからです。でも私は、低い音域も聞かせたかったのです。最初のフレーズはまさに低い音域で書かれていますが、この音型には、曲全体のエッセンスが詰まっています。この低い音を聞かせる意図から、複数の楽器群を対置しよう、というアイディアが生まれました。最初の部分は、君とフルート・グループのアンサンブルなわけですが、実際の音を聴くまでは、これがこんなに豊かな響きになるとは思ってもいませんでした。たった4本のフルートなのに、予想もしなかった素晴らしい響きがします。それから弦楽器とのアンサンブルですね。これは実際、音量が上がれば上がるほど、フルートは音域が高くなる、という解決方法を取っています。その下に、弦の基盤がある、という構造です。 作曲上で、一番悩んだのは、金管楽器を入れようか外そうか、という問題でした。なぜなら金管がずっと鳴っている状況では、ソロの中・低音域はまったく聞こえなくなってしまうからです。それで、極端にミュートを使う金管とのアンサンブルを考え付きました。ここでは、金管はヴェールのような感じでフルートの上にかぶさり、そこからソロが聞こえてくる、という仕組みとなっています。実際、今日のリハーサルでは、フルートはよく聞こえました。 すべての楽器が一緒に演奏するのは、終曲のバディネリだけです。バッハへのオマージュですが、バッハだけではりません」 パユ 「バッハだけでなく、他の作品の引用もたくさんありますね。あんまり種明かしはしない方がいいでしょうが…。興味深いのは、全体が舞曲組曲の形式を取っていることです。ヴェネツィア風の楽章があり、シチリアーノの楽章があり、といった感じ。そしてカンティレーナがありますが、これは例えば最初のフルートのアンサンブルに現われています。フルートだけのアンサンブルというのは、オーケストラの曲では大変稀なわけですが、これはとても知的で、同時に感覚的、官能的な解決例だと思います。 この曲は、現代のフルート協奏曲のなかでも、オーケストラのなかにフルート・パートがある初めての作品だと思います。大抵の作曲家は、オケのなかでソロと同じ楽器が使われることを躊躇するので…。でもこの場合は、最初からフルートのアンサンブルが中心となり、本当にこの楽器へのオマージュとなっています。フルートの響きの素晴らしさが、冒頭からはっきりと分かるように書かれているのです。それと同時に、各楽章の構成のされ方も、非常に重要だと感じました」 ヴィットマン 「ある楽章の終りが、次の楽章の始まり、あるいはその鏡像である、という構想があります。組曲では、各楽章がそれぞれに独自のキャラクターを持つべきです。しかし私は、同時に全体に共通の糸が縫いこまれていることを狙ったのでした。そしてその糸となるのが、他ならぬ君、フルートなのです。オーケストラの音色は刻々と変化します。しかしフルートだけが一貫して流れ、全体を貫く糸となるのです」 この演奏会をDCHで聴く!
ドイツ発最新音楽ニュース
本コーナーでは、ドイツおよび欧米の音楽シーンから、最新の情報をお届けします。 レヴァインがメットの指揮台に復帰? 病気により指揮活動を休止しているジェイムズ・レヴァインが、2013年5月に復帰するという。最初のステージは、カーネギー・ホールにおけるメットのオーケストラ演奏会で、キーシンをソリストに迎えベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、シベリウスの交響曲第4番を指揮する。2013/14年シーズンには、メットで《ファルスタッフ》、《コジ・ファン・トゥッテ》、《ヴォツェック》の3作品、およびメット管のオーケストラ公演3プログラムに登場するという。 メットは、レヴァインの健康状態について3人の医師のコメントを発表。彼自身は、「日ごとに調子が良くなってゆくのを感じています。愛するカンパニーに帰ってくることを楽しみにしているところです。これは長い回復のプロセスですが、素晴らしい医師陣、友人たち、同僚たちの支えを受けています。心から仕事に戻りたいと思っています」と語っている(写真© Michael Lutch)。 ウィーン響が自主レーベルをスタート ウィーン響が、「Wiener Symphoniker」という名前の自主レーベルをスタートすることになった。最初のタイトルは、マーラーの交響曲第1番で、LPでも発売されるという。またこれは、スタジオ録音であり、レーベルの意欲が表われている。 今後は、チェリビダッケ指揮のブラームス:交響曲第1番(歴史的ライヴ録音)、ルイージ指揮のマーラー:交響曲第6番(ライヴ録音)等が予定されている。 ステファヌ・リスネルがパリ・オペラ座の監督に就任 ミラノ・スカラ座の現総監督ステファヌ・リスネルが、ニコラ・ジョエルに続き、パリ・オペラ座の総監督に就任することが発表された。フランス文化省によると、就任は2015年。リスネルは、最近スカラ座との契約を2017年まで延長したところだった。さらに2013年までは、ウィーン芸術週間の監督も務めている。スカラ座とパリ・オペラ座が同時期に同じインテンダントのもとで運営されるのは、歴史的に初めてのこととなる。 ヨーロッパのメディアでは、リスネル以後のスカラ座の後任が議論を呼んでおり、アレクサンダー・ペレイラ(ザルツブルク音楽祭総裁)などの名前が挙がっている。 クルト・マズアがパーキンソン病罹病を公表 クルト・マズアが、自身の公式ウェブサイトでパーキンソン病を患っていることを発表した。すでに数年前から症状が表われていたが、家族と話し合った結果、公表する決意をしたという。 もっとも演奏活動は続けられるとのことで、今シーズンのすべてのスケジュールは変更なしだという。マズアはこの4月、パリでの演奏会において舞台上で転倒し、数ヵ月間休養を余儀なくされていた。 次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2012年11月8日(木)発行を予定しています。 ©2012 Berlin Phil Media GmbH, all rights reserved. |