『アニメロサマーライブ2012』レポ！（二日目〜8月26日公演〜）

『Animelo Summer Live 2012 -INFINITY-』 8月26日公演 レポート！

世界最大級のアニソンライブイベント『Animelo Summer Live』、8年目のテーマは「INFINITY」。 アニソンが持つ「無限大の力」「無限の可能性」をテーマに、8月25日(土)・8月26日(日)の2Days、さいたまスーパーアリーナにて開催。 2日間で総勢40組・78名の出演アーティストによる、約10時間半にも及ぶパフォーマンスが繰り広げられ、 初日は約27,000人、2日目も約27,000人、合計で約54,000人のアニソンファンが大いに熱狂いたしました。 そんなビッグイベントの模様をHMV ONLINEが今年もレポートさせていただきます！

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ST☆RISH（寺島拓篤・鈴村健一・谷山紀章・宮野真守・諏訪部順一・下野紘）

会場の照明が消え、歓声と共に無数に光るサイリウムに感激してる間もなく、 出場アーティストが次々とモニターに映し出されると一気に会場が熱気に包まれたのを感じた瞬間、「マジLOVE1000％」 （TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000％』エンディングテーマ）のイントロが流れた瞬間に大歓声が沸き上がる。 爆発音と共にトップバッターで6人が登場！ST☆RISHのステージがスタート。一体になってカウントダウンが始まり会場のテンションは既にMAX！！ ユニゾン部分では寺島さん＆宮野さんがアニメーションと同じダンスを踊ると黄色い歓声。 ＼Let's shout!／＼Let's go!／＼We are／＼ST☆RISH／と掛け声を合わせて1曲目を終えると、メンバー6人はセンターのステージで自己紹介。 5人それぞれの色があり、“オチ”担当の下野さんのお決まりの流れ。その楽しさが伝わってくる中、2曲目突入。 観客を見つめながら輪になって歌うのは「未来地図」（TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000％』挿入歌）。 しっとりと歌い上げるそのバラードに、会場全体が夢心地になったのは間違いない！！ それぞれの衣装にキラキラが散りばめられていて輝いていましたが、6人の笑顔の輝きには勝てなかったみたいですね♪

堀江由衣

夏らしいギンガムチェックのワンピース風ドレスで登場したほっちゃんこと堀江由衣さん。 センターステージからダンサーさんを引き連れ、彼女の代表曲と言っても過言ではない「YAHHO!!」からキックオフ！ 約27,000人によるやまびこが会場にこだまします。そして間髪入れずに「夏の約束」へ。 今年の夏クールアニメ『DOG DAYS'』EDテーマという事もあって大盛り上がり！ MCでは次に披露する曲「CHILDISH♡LOVE♡WORLD」の“フレー！フレー！ほっちゃん！”というコールの練習を皆で行いました。 初めてこの曲を聴くお客さんも多い中、バッチリとコールがキマってほっちゃんもとても嬉しそう！

ミルキィホームズ

スクリーンに大きな月のグラフィックが映し出されるともにお馴染みのBGMが流れ…ミルキィホームズがアニサマに3度目の登場！ 登場するなり早速の1曲目はTVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』オープニングテーマ「ナゾ！ナゾ？Happiness!!」。 「いっせーのせっ！」の大合唱が会場にこだまし、メンバーカラーのピンク・黄色・緑・青の4色が辺りを色とりどりに染めます。 衣装はいつものミルキィホームズ探偵衣装ではなく、何とも新鮮。 メインステージを所狭しと走り回りながら歌うミルキィホームズは、そのままの勢いでセンターステージに少しずつ移動。 1曲目歌い終わりをそこで迎えると、「いつもは探偵ですが今日は皆さんのハートを狙いますよ！」とご挨拶。 そこから繰り出された2曲目はTVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』オープニングテーマ、「正解はひとつ！じゃない!!」！ 聴けば一発で分かるコールアンドレスポンスが楽しすぎるこの曲で、会場の一体感が恐ろしいことに！ 割れんばかりに鳴り響く「オハヨーオハヨー！」の大合唱で、さいたまスーパーアリーナの熱狂は早くも最高潮！

七森中☆ごらく部

2曲を歌い終えて途端、素早くステージから消えたミルキィホームズから…間髪入れずの＼ｱｯｶﾘ〜ﾝ／！ 大歓声とともにウルトラオレンジに染まる会場に、「ゆるゆり、帰ってきたよー！」の声とともに、 TVアニメ『ゆるゆり』エンディングテーマ「マイペースでいきましょう」が流れ…七森中☆ごらく部がセンターステージより出現！ ファンにはお馴染み、アニメさながらの七森中制服（夏服）衣装をはためかせ、歌いつつ盛り上げつつメインステージに向かっていくごらく部4名。 最後は走ってメインステージの真ん中で「うーいぇい！」のポーズ！ そこからいつもの「アッカリ〜ン」→「キュピーン」→「やっT」→「はっP」の挨拶をアニサマ規模でバシッと決めます。 続くMCでは「今年は去年の続きをやりにきましたよ！」と昨年惜しまれつつも一曲のみの披露に対する、地続き宣言を放つごらく部！ そして待望の2曲目はTVアニメ『ゆるゆり♪♪』オープニングテーマ「いぇす！ゆゆゆ☆ゆるゆり」を披露。 コミカル振付とジャストな合いの手、初見さんにも非常に分かりやすい、まさに主題歌なこの曲で爆発的な盛り上がりが会場を包み込みます。

ミルキィホームズ＆七森中ごらく部

「いぇす！ゆゆゆ☆ゆるゆり」が終わると舞台暗転、次のアーティスト出演かと思われた会場に、 「ゆるゆりの夏もっと盛り上がっていくよー！」とまさかのもう1曲！ 『ゆるゆり』の代名詞とも言うべき「ゆりゆららららゆるゆり大事件」のイントロが流れると会場は再度沸騰。 そしてここでいつもの探偵衣装に身を包んだミルキィホームズ4人がポップアップで合流！ ごらく部×ミルキィホームズ、夢のコラボ実現の瞬間に、メインステージには更に大きな興奮が訪れます。 とても貴重な「ゆりゆららららゆるゆり大事件」を踊るミルキィホームズに見とれていたらあっという間、 ワンコーラス終わりで「ゆりゆららららゆるゆり大事件の後は〜？」と三上枝織さんのMCから、「雨上がりのミライ」に曲調がスイッチ！ 今度はミルキィホームズを踊る七森中☆ごらく部が堪能できるという贅沢さ！ 2曲を歌い踊りながら、そしてそれぞれのメンバーが手を繋ぎながら、8名はセンターステージに上陸。 メインに比べたら手狭なこのステージで、即席とは思えないコンビネーションのダンスパフォーマンスを繰り広げつつ、 「ゆりゆららららゆるゆり大事件」→「雨上がりのミライ」のマッシュアップを歌い踊り終えたミルキィホームズ＆七森中☆ごらく部！ このスーパーユニットが観れた皆さんは幸せものです！！

喜多村英梨

ミルキィホームズと七森中ごらく部による賑やかコラボステージに続いて登場したのは、キタエリこと喜多村英梨さん！ 「アニサマ、初めましてー！ よろしくー！」とスタートしたのは『パパのいうことを聞きなさい！』のオープニング主題歌「Happy Girl」。 サビの部分では観客にマイクを向け「Happy Happy Girl」と大合唱！ライブならではの大迫力ヴァージョンとなりました。 ステージに立てたことの感謝の言葉と、4thシングル「Destiny」発売の発表をはさみ、2曲目は1stアルバムのタイトルトラック「re;story」！ ピアノのイントロから続く荘厳なメロディが印象的なロックを難なく歌いこなす抜群の歌唱力を魅せつけてくれます！ アニサマ初ステージとは思えない堂々としたステージングが印象的でした。

小野大輔

今年のアニサマは、男性声優の出演が注目される中、全身を白のスーツに身を包み、 女性ダンサー2名を引き連れて登場した小野大輔さん！さすが、小野Dは皆様の期待を裏切らない！！更に男性ダンサー2名が登場し歌い上げる「DELIGHT」。 さいたまスーパーアリーナの会場で輝いていました。客席に向かって「熱いぜ！！」と声を掛ける小野Dが一番熱い男。 2曲目の「熱烈ANSWER」（TVアニメ『バトルスピリッツ ブレイヴ』エンディングテーマ）もすでに汗だくの状態にも関わらず熱く熱く歌いあげ、 花道を颯爽と歩きながらダンサーと共にセンターステージに移動すると、ダンサーに神輿で担がれながら、最後はやはりキメ顔でステージ終了。 確実に男性ファンを増やしたであろうパフォーマンスでおなかいっぱい♪

鈴村健一

熱いステージに幕を下ろした小野Dからバトンを受け取ったのはこちらも初参加の鈴村健一さん。 「あすなろ」（TVアニメ『神様のメモ帳』のエンディングテーマ）の音楽と共にステージに登場すると、一気に会場が青色のサイリウムで染まる。 夢の舞台で歌う姿からは嬉しさや喜びが伝わってくる。一言、一言をしっかりと伝える様に歌い上げると、 最高の笑顔でアニソンについて熱く語る少年の様な鈴村さん。記憶に残るアニソンは、思い出がよみがえってくるもの…。 と、いつもの鈴村節で会場の空気を一気に引き寄せる。2曲目にはグリーンのステージライトに包まれてオリジナル曲の「messenger」を歌い上げる。 “前を向いて歩いていく大切さ”を伝えてくれているような暖かい楽曲。のびのびと自分らしく精一杯思いを込めている事が胸にあてた拳から感じ取れました。 来年もきっと、心と記憶に残るアニソンを歌ってくれると信じてます♪

石川智晶＆茅原実里

鈴村さんの爽やかなステージの余韻が残る中、幻想的なイントロが響き渡ります… TVアニメ『ぼくらの』のオープニング主題歌「アンインストール」だ！歌うのはもちろん石川智晶さん、そして、茅原実里さん！ なんともステキなスペシャルなコラボレーションステージ。 おふたりが交互に、時にユニゾンで、時にハモりながら歌う神秘的なメロディは、より美しく響きます。 ああ、ずっと聴いていたい…そんな感覚になってしまうほど。

栗林みな実

ここでスクリーンにTVアニメ『トータル・イクリプス』の映像が流れます。美しいタイダイの衣装に身を包んだ栗林みな実さんの登場です！ ご本人が作詞作曲を手掛けたエンディングテーマ「signs〜朔月一夜〜」を美しいストリングスの調べに乗せて、切なさたっぷりと聴かせます。 次は一息、栗林さんのふわっとエアリーなMCタイム。歌唱で会場を燃え上がらせる姿と、のんびりトークのギャップも栗林さんの大きな魅力です。 続いては、これまたご本人作詞作曲の「君の中の英雄」（TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』第一部エンディングテーマ）をこちらも重厚に美しく聴かせます。 もちろん随所に飯塚昌明さんの切れ味鋭いギターソロが冴え渡ります。 そのままTVアニメ『めだかボックス』オープニングテーマ「HAPPY CRAZY BOX」へ突入すると、ダンサーも登場し、神々しいムードから一気に華やかなムードに！ 最新シングル3連発という選曲がまた痺れる！

Ray

夏空や海を連想させる眩しいブルーのミニドレスをまとったRayさんはデビュー曲である「sign」（TVアニメ『あの夏で待ってる』オープニングテーマ）を披露。 フレッシュ＆透き通るような歌声で約27,000人のアニソン・ファンを魅了しました。 MCでは感極まって涙ぐむ一幕もありましたが（可愛い！）、10月放送開始のTVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』のOPテーマを担当することを発表。 来年またこのステージで会えるといいなぁ、きっと多くの方がそう感じたのではないでしょうか。

小松未可子

暗転した会場のスクリーンに綺羅びやかな星々と宇宙が映し出されると、小松未可子さんが登場！ さいたまスーパーアリーナのオーディエンスも青のサイリウムで宇宙の銀河を演出。 小松さんが披露するのは『モーレツ宇宙海賊』からイメージソング＆ゲストエンディングテーマ「Black Holy」。 白いドレスを翻し、初出場とは思えない歌唱と立ち振る舞いは『モーレツ宇宙海賊』で自らが演じる、加藤茉莉香船長のように堂々と凛々しく美しい。 さいたまスーパーアリーナに生まれた銀河と歌詞がゾクゾクするほどシンクロ。まさに聖なる宇宙に身を委ねた小松未可子さん。 続くMCでも臆することなく「さぁ！海賊の時間だ！」と絶叫！会場にもレスポンスを促してから「さぁ！アニサマの」「時間だ！」 そして「さぁ、コラボの」「時間だー！」MC上手い！

織田哲郎＆黒崎真音＆Ray＆小松未可子

小松未可子さんの絶叫から、黒崎真音さんとRayさんを呼び込みます。 ここにフレッシュなコラボが誕生と思いきや、更なるサプライズゲストを向かい入れます。 何と今回の「Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞-」テーマソング「INFINITY 〜1000年の夢〜」を手掛けた織田哲郎さん！ 4人で披露するのはこちらも織田さんが手掛けた『ドラゴンボールGT』のオープニングテーマ「DAN DAN 心魅かれてく」です！ さすが幅広い世代に愛されている名曲だけあってイントロから大歓声で1曲まるごと大合唱！ そして織田さんのブルージーなギターソロが本当にカッコイイ！ 小松さん＆黒崎さん＆Rayさんはハモリを交えつつの高度な歌唱で、レジェンドに負けずと存在感を魅せつけます。 アニソンって素晴らしいと何度でも言いたくなる光景が繰り広げられました。

TETSU

フレッシュなコラボを率いた織田哲郎さんはステージに残り、訥々と語り始め…名乗りました。 「はじめまして、ボーカリストのTETSUです！」…この名前、硝煙の匂い立ち込めるあの作品を通ったものなら忘れ得ないであろう。 80年代ロボットアニメの金字塔の一つ、『装甲騎兵ボトムズ』。 「リアルロボット」作品の勃興が起こったその時代において、一際リアルを突き詰め、唯一無二のハードボイルドな輝きを鈍く放った名作中の名作。 そして作品とともに語り継がれてきた主題歌。それを歌っていた謎のシンガー・TETSUが織田哲郎さんだったという事実と経緯がこの場で明かされ… 驚愕した往年のファンもいたことでしょう。その衝撃を上回る更なる衝撃、TETSUによる『装甲騎兵ボトムズ』オープニングテーマ「炎のさだめ」をまさかの生歌唱！！ 今回披露されたのは2009年に発表されたリ・アレンジ版。 打ち込み要素盛り込んで、多少テンポアップしたバージョンですが、1983年のオリジナルが持つ渋さ、男臭さ、美学は少しも損なわれることありません。 そして何より眼前で「炎のさだめ」の生歌唱が聴けている、という途轍もない感動に、むせるどころかむせび泣いたドン底野郎（ボトムズ）は手を上げろ！ ﾉｼ

織田哲郎＆上杉昇

「炎のさだめ」をいぶし銀の魅力で歌いきったTETSUこと織田哲郎さんが、「もう一人、本当にスペシャルなゲストを」と呼び込んだその人は…上杉昇さん！ 90年代、WANDSのボーカリストとして数々のヒット曲を生み出してきた伝説のアーティストが、このアニサマの大舞台に。 あまりに意外かつ予想だにしなかった出来事だったためか、場内はざわめく、というよりは少し静まったような雰囲気に。 そんな中、「実は二人でステージに立つのは初めて」と少しの言葉を交わし、演奏されたその曲のイントロが会場にこだました瞬間、 ものすごい歓声がさいたまスーパーアリーナを包み込みました。TVアニメ『SLAM DUNK』第2期エンディングテーマ「世界が終るまでは…」。 これを認識した瞬間、総毛立った方も多数でしょう。 歴史に残すべき『SLAM DUNK』劇中の名シーン、「安西先生…!! バスケがしたいです……」の挿入歌にも起用されていた本曲、 知らないアニメファンはいないハズ。ヒットチャートを制し圧倒的知名度を得ながら、リリース当時でも多く歌われることの無かった、 まさしく伝説中の伝説というべき一曲が今この瞬間に甦る…上杉さんが18年前と全く変わらない歌声を発すると、またそこで大きな歓声が上がり、 会場はサビのフレーズ「世界が終るまでは…」を大合唱。 本当に起きたこの奇跡は、アニソンという枠組みを超え、J-POPという視点で見ても非常に稀な大事件だったのではないか？と時が経った今も思います。

初音ミク

約20分の休憩を経て後半戦へ突入。四つ打ちのビートが鳴り響き、スクリーンに映し出された「それは世界を紡ぐ歌声」という文字… そう、後半戦のトップバッターは日本が世界に誇る歌姫、初音ミクさんです！ 「ワールドイズマイン」のヘヴィなリズムが聴こえると同時に大きなオーイングが巻き起こり、 ステージに立つミクさんに向かって皆が緑のサイリウムを振って声援を送ります。 この日のミクさんの衣装はシンプルな白のワンピースでしたが、続く「Tell Your World」ではアペンド・バージョンの衣装にお着替え。 2012年という年を代表するであろう同曲で盛り上がりは最高潮に！確かに点と線が繋がる瞬間を見た気がします。

後ろから這いより隊G

初音ミクさんのスペシャルステージが終わり、暗転したままの会場に突如響き渡るのは「我々（うー！）寄れ依れ！（にゃー！）世界はDark！（こずみっく！）」！！！ 後ろから這いより隊G【ニャル子（阿澄佳奈さん）、クー子（松来未祐さん）、暮井珠緒（大坪由佳さん）】による「太陽曰く燃えよカオス」だ！ 会場を横断する通路に登場したトロッコに乗ったお三方が元気よくリズミカル唄い会場を盛り上げます。 間奏パートでの会場約27,000人による「うー！ にゃー！」の掛け声はこの日一番のボリュームだったかも！

μ's from ラブライブ！

『ラブライブ！』作中に登場するアイドルグループ“μ's”を演じるキャスト陣が、 バックのスクリーンに映し出されたアニメの映像と寸分違わぬダンスフォーメーションで溌剌としたステージを披露！ これには驚かれた方も多いのではないでしょうか。彼女たちの持つ魅力を存分にアピールし、アニサマに『ラブライブ！』の名をしっかりと刻みました。 2013年にはアニメ化も予定されており、今回のステージは着実なステップになった事でしょう。

栗林みな実＆喜多村英梨

アニサマでは、夢のコラボが数々生まれていますが、ここでアニサマ皆勤の栗林みな実さんと初出場の喜多村英梨さんというこれまた夢のコラボが誕生。 栗林さんは銀色×黒色、喜多村さんは金色×黒色のお揃いのような衣装にそれぞれ身を包み登場！ 名曲中の名曲「YOU GET TO BURNING」（『機動戦艦ナデシコ』オープニングテーマ）イントロのホーンが奏でられると会場は大爆発！ ウルトラオレンジの炎が上がります。アニサマのオーディエンスは本当に凄い。 どの世代の楽曲にも即座に対応。サビの「YOU GET TO BURNING！」合唱に会場が揺れます。 何といっても栗林さんと、喜多村さんはスタイルの相性が抜群でした。このコラボがコレ一度っていうのは非常に勿体無いと思います！是非ネクストを。

黒崎真音

前日もALTIMAのMAONとしてステージに上るなど、アニサマに欠かせないアーティストに一気に駆け上がってきた、 黒崎真音さんが黒と紫のドレスで姿を現すと会場も紫のサイリウムが一斉に点灯します。 まずは最新のシングルでもあるTVアニメ『薄桜鬼 黎明録』オープニング主題歌「黎鳴-reimei-」を身体全身で表現して、激しく情感たっぷりに歌い上げます。 あまりの熱唱にMCで「衣装が壊れてしましました！」と告白。 そして今年のアニサマのテーマ「-INFINITY∞-」にかけて、TVアニメ『とある魔術の禁書目録�U』の前期エンディングテーマ「Magic ∞ World」を エネルギッシュに披露。まさにライブアーティストというべき迸るパワーを感じました！

宮野真守

男性声優後半戦！！最高の歌とダンスで会場を盛り上げる宮野真守さんが登場！！ 男性ダンサー4人と共に登場し、「Dream Fighter」（ウルトラマンシリーズ45周年記念番組『ウルトラマン列伝』主題歌） を熱く、カッコよく歌いながらステージを駆け回る姿は本当に楽しそうで疲れなんて吹っ飛んでします！ ステージ上に炎が上がりダンスパートに突入。華麗なダンスで更に会場が暑くなったかと思えば、 2曲目のイントロが流れた瞬間に女性の黄色い歓声と共に「オルフェ」（TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000％』主題歌）を歌います。 会場がオレンジのサイリウムに染まりステージで歌うマモの姿は本当にキラキラと輝いていて目を奪われて最高のパフォーマンスで期待を裏切らない！！

石川智晶

宮野真守さんのド迫力ステージから一転、神秘的なステージがスタートします。 エキゾチックな白いドレスに身を包み登場した石川智晶さんが、 伸びやかなヴォーカルで歌い上げるのは『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』の主題歌「The Giving Tree」。 会場も青や緑といった寒色系サイリウムの幻想的な光で応えます。 姉御感満載のMCに続いては『機動戦士ガンダムSEED』のエンディング主題歌「あんなに一緒だったのに」！ それにしてもタイトルをコールした時の会場の盛り上がりが物凄い！この曲の人気の高さを改めて実感！ 石川さんと観客の一体感は神々しさすら感じさせるステージでした。

GRANRODEO

石川智晶さんの煌々と輝くステージが終わった瞬間、ステージ上には可愛いチア姿のダンサーが勢揃い。 ダンサー達が“アニメロサマー”の掛け声に合わせて笑顔で踊る中、中央から登場したのは熱い熱いGRANRODEOの2人！！ 連続出演5回目を果たす2人のステージは、既に熱気に包まれているにも関わらず、 更に熱くさせる「Can Do」（TVアニメ『黒子のバスケ』第一期オープニングテーマ）を歌い上げる。 中央の会場全体が赤くGRANRODEOの色に染まって、会場が一体になる。 バンドメンバーを楽しく！？紹介後、歌うのは「RIMFIRE」（TVアニメ『黒子のバスケ』第二期オープニングテーマ）。 ステージには炎が上がり、熱く、激しく、かっこよく！！最高のステージパフォーマンスで本当に惚れ惚れ…。 ノリノリのまま「シャニムニ」に突入！！間奏部分ではちょっとしたアクシデントもありつつのコール＆レスポンス。 約27,000人の＼シャニムニ!!／は足元がゆれるほど！！疲れなんてぶっ飛ぶ楽しさで最高の盛り上がりを見せたGRANRODEOのステージが終了。

茅原実里

アニサマ2012、2日目本編のトリを務めるのは茅原実里さん！ 荘厳なストリングスのSEに導かれ「アニサマ行くよー！」と、登場し、「ZONE//ALONE」「TERMINATED」、 『境界線上のホライゾン』のオープニング主題歌を立て続けに放ち、迫力のロックチューンで観客の熱を一気に最高潮に高めます！ みのりんならではの雰囲気のあるMCにて、アニサマへの感謝の気持ちを伝えたり、さいたまスーパーアリーナでの初ライブ開催決定のお知らせに続いては、 ここで初披露となる「SELF PRODUCER」。10月からのアニメ『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』のオープニング主題歌！ 軽快なリズムと、キャッチーなメロディがとてもライヴ映えする一曲です。初めて聴いた曲でのこの盛り上がりと一体感！ これぞアニサマです！「まだまだ行けますかー！」 と盛り上げ本編ラストの曲になだれ込みます。 生ストリングス隊による緊迫感あふれるリフがトリハダものの人気曲「Paradise Lost」だ！ サビでは、みのりん「分かり合うー」、観客「求め合うー」と、掛け合いもバッチリ決まり、 曲終わりでは「最後は一緒に飛ぶよー！」と全員でのジャンプを決め、本編が終了。みのりん、本編トリの大役、お疲れ様でした！

アンコール

大きな盛り上がりと感動を生んだアニサマ2日目、8月26日のステージを彩った出演者の皆様が、今一度メインステージに帰還。 先程大トリを成し遂げたばかりの茅原実里さんの司会のもと、各々のメッセージを会場のオーディエンスに。 今年は多数出演した女性声優ユニットのフレッシュな挨拶、人気男性声優たちの心温まる交流などが垣間見え、ここまで見所満載！ アンコールの最後はテーマソング「INFINITY 〜1000年の夢〜」を大合唱して、ここに『アニメロサマーライブ』は大団円！ …この夏の思い出に浸りつつ、また来年の開催を楽しみに待つとしましょう！

Links

 『Animero Summer Live 2012 -INFINITY-』公式サイト
 HMV ONLINE 『Animero Summer Live 2011 -rainbow-』レポート