畠山美由紀と小池龍平と、コーヒーと。

2012年9月28日 (金)

畠山美由紀 & 小池龍平 『Coffee & Music -Drip for Smile-』

Rambling RECORDSと鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュのオーナー 堀内隆志氏のタッグで贈る、
世界初のコーヒー・ソング・アルバム 「Coffee & Music」シリーズ。
第二弾は畠山美由紀と小池龍平を迎えた、シンプリー&フォーキー・リラクシンなアルバム。
10月1日、 ＜コーヒーの日＞ 発売。

遠方からはるばる訪れるファンも多いという鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュのオーナーで、ブラジル音楽にも造詣の深い堀内隆志氏がRambling RECORDSとのコラボレーション・ワークとしてリリースした 『Coffee & Music』 (2009)。ブラジルの歌姫ジアナ・ヴィスカルヂとギタリストのミッヒ・フジシュカを迎え、コーヒーにまつわる楽曲を集めてブラジルで録音されたこの作品は、コーヒーとブラジル音楽を愛する人々に現在もなお愛され続けています。 それから3年という年月を経た2012年、このシリーズに待望の第二弾が登場することになりました。

2012年10月1日、「コーヒーの日」 にリリースされる今作 『Coffee & Music -Drip for Smile-』 の主役はシンガー・ソングライター 畠山美由紀とギタリストの小池龍平。2012年春、畠山ののライブを観賞した堀内氏とレーベル担当者が 「畠山美由紀となら、“新たなCoffee & Music” が生み出せる」 と意気投合。彼女の最新作 『わが美しき故郷よ』 にも参加しツアーでもギターと歌声を披露していた小池龍平とのデュオ企画を打診したところ、かねてからヴィヴモン・デモンシュのファンであった両人から快諾を受け、今回の第二弾の制作が実現したのだそう。

今回ももちろん古今東西のコーヒーをテーマにした楽曲をていねいにセレクト。ジャズ・スタンダードに始まり、詩人ヴィニシウス・ヂ・モライス。キャロル・キング、スザンヌ・ヴェガ。フランスからはイヴ・モンタン、ボブ・マーリーの「One cup of coffee」も！さらには畠山美由紀、小池龍平、そして堀内氏も作詞で参加したオリジナルの新曲も4曲収録。この新曲がどれもめちゃめちゃ良いです。
英語、フランス語、ポルトガル語、そして日本語で歌われる歌たちは、かねてからブラジル音楽に親しみ歌い綴ってきた彼らならではの、日々の生活にしっくりとなじむような温かな感触が魅力。こうばしく香る美味しいコーヒーとともに楽しみたい、とてもリラックスした空気にみちた良品です。
まずは下記リンクで新曲 「Drip for Smile」 の素敵な映像をチェック。12月には二人による “COFFEE & MUSIC” LIVEも開催されるのでこちらもお楽しみに。

堀内隆志 / COFFEE & MUSIC 〜Drip for Smile〜 制作に寄せて

アメリカ、ヨーロッパ、ブラジルのコーヒーにまつわる曲を集めて、ブラジル音楽界の注目アーティストであるジアナ・ヴィスカルヂとミッヒ・フジシュカがサンパウロ で録音、現在もロングセラーを続ける 『コーヒー＆ミュージック』 。あれから3年。その続編ともいうべき作品が完成しました。今回は最新作 『わが美しき故郷』 も高 い評価を得ている実力派シンガー・ソングライター畠山美由紀 (vo) と、ボファーナのギタリストなどのバンド活動を経て、ソロ活動もスタートしている小池龍平 (g) のデュオという日本を代表するミュージシャンの共演アルバム。サウンドコンセプトはシンプリー＆フォーキー・リラクシン。ぼくたち日本人の生活スタイルにも深 く浸透しているコーヒーは、近年の世界的なスペシャルティコーヒーの流行により、多様性をみせています。高品質なコーヒーを求めて世界の農園を訪れるロー スター (焙煎人) 、世界選手権を目指しラテアートの技術を磨くバリスタ、西海岸風なコーヒースタンドのオープンを夢見る若者など、サードウェイブと呼ばれる コーヒーの新たな波は大きなムーブメントになっています。一方で、日本が育んできたコーヒー文化も根強いものがあります。コーヒーに求められる 「おいしさ」 も 多種多様な時代に突入し、コーヒーという飲み物から目が離せなくなってきました。今作の選曲のポイントは、そんなコーヒーを取り巻く現状を表すような 「さまざ まな視点からのコーヒー」 。生産国、生産者、ロースター、カフェのマスター、消費者といった目線で作られた楽曲を収録しています。今作のための書き下ろし 楽曲が4曲。レコーディングは、常にコーヒーの香りがただよい、リラックスした雰囲気のもと行われました。

• 01.　I hear music 　(original: ジャズ・スタンダード)
• 02.　Samba do Café 　(original: ヴィニシウス・ヂ・モライス)
• 03.　Drip for smile 　(新曲 作詞：堀内隆志作曲：畠山美由紀)
• 04.　Weekdays 　(original: キャロル・キング)
• 05.　Coffee roaster 　(インスト新曲 作曲：小池龍平)
• 06.　ランベルマイユコーヒー店 　(original: オクノ修)
• 07.　Let‘s have another cup of coffee 　(original: ミュージカル「Face the Music」より)
• 08.　You’re Gonna See A Lot Of Me 　(original: ジャズ・スタンダード)
• 09.　Gypsy 　(original: スザンヌ・ヴェガ)
• 10.　キッチンの窓から 　(新曲 作詞：畠山美由紀/作曲：小池龍平)
• 11.　One cup of coffee 　(original: ボブ・マーリー)
• 12.　Antigua 　(インスト新曲 作曲：小池龍平)
• 13.　Planter-Café 　(original: イブ・モンタン)

“COFFEE & MUSIC” LIVE

出演：畠山美由紀(Vocal)、小池龍平(Guitar&Vocal)
チケット一般発売日：2012年10月20日(土)

2012年12月6日(木)　心斎橋 JANUS
時間：開場18:30/開演19:00
チケット：￥3,800(税込 / 全席自由 / 整理番号付 / ドリンク代別途￥500)

2012年12月7日(金)　名古屋TOKUZO
時間：開場18:00/開演19:00
チケット：￥3,800(税込 / 整理番号付 / 別途オーダー要)

プロフィール

畠山美由紀 (ヴォーカル)
2011年の最新作 「わが美しき故郷よ」 も大きな話題となった、シンガー・ソングライター。カ フェ・ミュジーックの先駆者、ポート・オブ・ノーツのヴォーカリストとしても活動中。

小池龍平 (ギター＆ヴォーカル)
Bophana, Hands of Creationなどのバンド活動を経て、畠山美由紀、Ann Sally、noon、bonobos、土生“tico” 剛 (LITTLE TEMPO) のライブ、レコーディングなどでサポートギタリストとして活動中。

堀内隆志
全国的知名度を誇る鎌倉の人気カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュのオーナー兼マスター。美味しいコーヒーを飲んで頂く、というだけでな く、大好きなブラジル音楽や文化を伝えるべく、専門誌 「Café Sweets」 創刊からの100号以上の連載コラム、そして 「喫茶店経営」 での特集、また雑誌 「pen」 でのコーヒー特集でも採り上げられるなど業界紙一般誌を問わずその認知度は抜群。大好きなナラ・レオンの伝記本やユニヴァーサル音源のボサノバの名盤10枚の監修と再発売、ラジオのパーソナリティからイベントでのDJまでその活動はブラジル音楽を中心にしながら幅広い。そしてこの10月には創業142年の歴史を持つドイツの名門ブランド 「ザッセンハウス」 がディモンシュの15周年のためにわざわざオリジナル特別モデルの手挽きコーヒーミルを制作するなど (ザッセンハウスでは初めてのオリジナルモデル) その “カリ スママスター” という名前どおり多岐にわたる活躍で注目を集めている。