Balflare/Shoota氏登場!

2012年9月19日 (水)

Balflare
L to R: Takashi(B)、Leo(G)、Eijin(Vo)、Shoota(G/Key)、Isao(Ds)

Balflare 最新作トレイラー!


新作『Downpour』から!
特別企画!Balflareの Shoota が影響を受けたメタル・アルバム5枚を紹介!

HMV ONLINE をご覧の皆さま。
どうも、こんにちは…、Balflare(バルフレア)のギタリスト: Shoota です!

少し自己紹介をしますと、Balflare は国産のキラキラ系メロディック・スピード・メタル(メロスピ)バンドです!

もう少し噛み砕いて説明するなら、90年代から2000年ごろに跋扈していた、
有象無象のメロスピやらメロディアスなロックにもみくちゃにされて育ってきたわたくしが、
最近は一時期ほどの鳴りを潜めてしまった感のあるメロディック・スピード・メタルの
古き良き、あの甘酸っぱい若気の至りに満ち満ちた疾走感溢れる音楽の素晴らしさを
少しでも多くの人と共感できるようにと思いながら曲を書いているバンドです!
(別に学生時代や青春時代にコンプレックスがあるわけではないです。)

自分たちが聴いて、良いと思える音楽を作りたいように作るというスタンスとでもいうんでしょうか。ただ、聴いてもらうからにはきっちり楽しんでもらえるよう、かなり頭を捻って作曲してます。

もう1ついえば 世界に通用する曲を作りたいとは思っています…なので英語詞です。
今流行りのグローバル・スタンダードっちゅうやつですね。

現在のバンド編成は、
ヴォーカルの川添栄仁、ギター/シンセの Shoota、
もう1人のギター薮本レオ、ベースの小平孝、
超絶ツーバス・ドラマーの松崎功、キーボードのトミーの6人編成で、
日本人とは思えないキラキラ系メロスピを、キラキラドコドコとやってます
(こんなことばっかり書いてると他のメンバーに後で怒られそう)。

そして今まで3作のフル・アルバムを出している我々ですが、
今回4作目に当たるアルバム 『Downpour』 を、Black-listed Records より発売いたします!

今作は「雨」をテーマに色々な曲を書きました。
また新たな試みとして、作詞をヴォーカルだけでなく、それ以外のメンバーも行なっています。

例えば、1曲目のインストゥルメンタル曲 “Koiranilma” は、フィンランド語で大雨という意味であったり、
3曲目の “Sate the Heart” は古代シュメールのビールの女神ニンカシが人に与える喜びの1つ
「Sate of the Heart」(心の渇きを満たす)をイメージしたりしています。
要するに「ビールのシャワー」状態の酔っ払いの歌ですね。

そんな色んなイメージの雨が主題となっているアルバムなので
是非歌詞を手に、色々想像力を働かせてみてください。

楽曲は奇をてらわずに、ストレートなスピード・メタルを意識して書きました。
もちろん疾走曲だけではなく、ミドル・テンポのロック・テイストのものもあり、バラードもあります。
前回のアルバム 『Sleeping Hollow』 では “The Eye of Pharaoh” という
中近東を意識したイントロから始まる8分を超える曲なども作ってみたんですが、
今回はそういった長い曲はありません。

1枚ぐらいスタンダードなアルバムを作ってみたかった、という気持ちもあります。
是非聴いて気に入っていただけたら嬉しいです。

最後に私が Balflare の曲を作る上で、どんなバンドのアルバムに影響を受けたかを思い出しつつ、
たくさんある中の5枚ほどを抜粋してご紹介したいと思います。



Stratovarius 『Visions』
  1997年発表、STRATOVARIUSの6枚目のスタジオ盤。メロスピ好きなら当然、絶対影響を受けていると思う。オープニングのハープシコード独奏から既にアルバム全体を通したドラマ性を感じさせる、疾走感抜群のこのアルバムは、ノストラダムスの予言をテーマにしたタイトル・トラックである感動の大曲“Visions”で締めくくられる、もはや突っ込みどころのない完成度。あまり関係ないですが、ヴォーカルのティモ・コティペルトがライヴで“Visions”を「ヴィションス」と、濁点無しで発音していたので、それ以来仲間内では「ヴィジョ…あっ違う、ヴィションス」などと言い直したりしてます。

Nightwish 『Oceanborn』
  1999年発表のセカンド・アルバム。初めて聴いた時に、最初のストリングスからの決めフレーズで完全にノック・アウトされて、更に伸びやかで美しいターヤのヴォーカルと、北欧らしいメロディー・センスに何度もグッときた1枚。このアルバムを聴いて、わたくしはストリングスの入れ方やシンセのヴォーカルの裏メロなど、モロ影響を受けました。多分Balflareの曲を聴いて、「あっ、似てるな?」と思うものがあるかもしれないですが、ここで敢えて言いたい。似ててもいいじゃない!! だって好きなんだから。

Sonata Arctice 『Silence』
  まぁBalflareが影響を受けてないと言ったら絶対嘘になってしまうアルバムですよね…。曲数を盛り込みすぎて、途中でダレるという意見もチラホラ聞きますが、個人的には名盤です。ポップなメロディーもそうですが、何よりミックスのバランスが凄く好きで、主張し過ぎないが、美しいカウンター・メロディーに満ちたギターや、前に出過ぎないギリギリのヴォーカル。マットなバスドラとパシャパシャのスネア。煌びやかなキーボード。そして“False News Travel Fast”でのテンションが異常に高いゲスト・ヴォーカルのコティペルト…と、どこを取っても素敵です。ギタリストのヤニ・リマタイネンが同い年ということもあり、妙な親近感を勝手に感じているのも事実です。彼の新しいバンド:Cain's Offeringの楽曲も凄くツボだったりするのですが、どうもよくよく考えてみると、あまり目立ってないキーボーディストのミッコ・ハルキンが凄く好みの音作りをしているようです。またジャンルの特性もありますし、狙って似せてることは無いですが、結構Balflareの曲で似てると感じるものがあるかもしれないです。似ててもいいじゃ(以下省略)。

Dragonforce 『Sonic Firestorm』
  まー、何回も何回も聴いた。最新作『The Power Within』で袂を分かったヴォーカル:ZPが健在の頃のアルバムで、似たような曲/似たような展開が何度も出てきて、時々今何曲目を聴いてるのかさえ分からなくなることもあるが、「これで良いのだ!」という信念すら感じさせる、超長い速弾きギター・ソロや、似たリックのオンパレードが段々心地よくなってくる。そして何度も聴いているうちに、ギタリストのハーマン・リの弾くフレーズがどことなく中華風というか、オリエンタルで曲ごとにモチーフが分かれていることに気が付いた。基本的にはこの後のアルバム3枚とも、今作と同じようなことをやっているわけだが、きっと本人たちすら自覚していないところで個性が現れ始めたアルバムがこれだと思う。ここにこそ、Balflareがどうあるべきか?を考え、前述のスタンスになったきっかけがあるんじゃないかと。あと、動物園の飼育員は世話している象の全部の見分けがつくようになるらしいけど、普通の人には絶対わからない…多分Dragonforceの曲が聴き分けられる人も、そんな感じの特異な人だと思う。あんまり一般的だと思わない方が良いですよ…と自分に言い聞かせておこう。

Blood Stain Child 『Silence Of Northern Hell』
  関西のデス・メタル・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。モロにChildren of Bodomのフォロワーといった曲調だが、それがよい。オリジナリティーがなかろうがなんであろうが、楽曲のクオリティーがメチャ高いし、それまでいわゆるジャパメタばっかりだった日本の若手バンドの中で、北欧系メタル・バンドのテイストを持っていて異彩を放っていた。キーボードの大仰なシンフォニック・アレンジも凄くかっこ良い。日本人でもこんなに出来るのかと感心し、勇気をもらい、正直かなり嫉妬した。このままの路線で全然良かったと個人的には思うのだが、かなりチルボド・フォロワーであることを揶揄されたのか、この後はどんどん方向性を変え、トランス・デス・メタルになっていった。最近のブラステもアリなんで、悪くはないが。ここだけの話、Balflareでも真似して出来がイマイチだった1枚目のアルバムを「デビュー・ミニだったってことで、次作をファースト・アルバムってことにしましょう」と提案したら、当時所属してたサウンドホリックの社長に速攻却下されたのを思い出すなぁ…。


以上の5枚以外にも、映画『トロン・ザ・レガシー』のサントラや、
LMFAO『Sorry for Party Rocking』Rihanna『Talk That Talk』なども
最近のヘヴィ・ローテーションだったりするんですが、
あんまり Balflare で影響を受けているとは思えないので、この辺にしておきたいと思います。

以上! メロスピ万歳!


Balflare / Shoota

Balflare 関連 Links

Balflare 他が所属するジャパニーズ・インディー・メタルの雄、Black-listed Records!

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

待望の最新作!

Downpour

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BALFLARE

価格(税込) : ¥2,619
会員価格(税込) : ¥2,410
まとめ買い価格(税込) : ¥2,226

発売日:2012年09月28日
在庫あり

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3rd再発盤!ボートラ1曲追加!

SLEEPING HOLLOW

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会員価格(税込) : ¥2,410
まとめ買い価格(税込) : ¥2,226

発売日:2010年11月20日
メーカー取り寄せ

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