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すれちがい大ブーム!

2012年8月2日 (木)

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

ドラゴンクエストIX
星空の守り人

発売日:2009年7月11日
対応ハード:Nintendo DS
販売価格:5,695円(税抜)

再び、任天堂ハード(ニンテンドーDS)に帰ってきた「ドラゴンクエスト」。
発売は2009年7月11日。

シリーズ初の携帯ゲーム機での発売。そして、シリーズ初の多人数で楽しむマルチプレイ要素を取り入れた作品です。主人公が“天使”というのも驚かせられましたが、一緒に行動を共にするキャラクターのガングロギャル「サンディ」の存在は多くの方の脳裏に焼きついているはず。シリーズの常識を覆したキャラクターではありましたが、クリアする頃にはお気に入りキャラになっていた方も多いのでは?

本作が400万本以上もの販売数を記録したのも、本来オマケ的要素ともいえる「すれちがい通信」の存在が大きかったのではないでしょうか。今でこそニンテンドー3DSで頻繁に行われている「すれちがい通信」ですが、本作の「すれちがい通信」は 他のプレイヤーが自分の世界の宿屋に遊びに来てくれたり、宿屋が大きくなったり、称号を獲得したりと、面白い要素がたくさんあったわけですが、中でも重要だったのが「宝の地図」の存在。

宝の地図とは、世界各地にある隠されたダンジョンを見つけるための、まさに“宝のありかを示した地図”です。 この地図を皆最初は数枚しか持っていないのですが、「すれちがい通信」を行うことで他のプレイヤーと 交換できるわけです。この地図が示すダンジョンには、レアなアイテムや装備品が眠っており、ダンジョン最深部にはボスが待ち構えています。 そのボスを倒すと、新たな地図を手に入れることができるわけです。 中でも、メタルスライムしか登場しないダンジョンや、モンスターが一切登場しないダンジョンなど多種多様。

宝の地図を求め、本作を持って外に出かける人が爆発的に増え、その流行もあり続々と本作を購入する人が増えたのも本作の売り上げに大きく貢献していると言えます。普段あまりゲームやらない方にも受け入れられ、本作はシリーズ中もっとも売れたタイトルとなりました。 シリーズとして様々な進化を続けてきた「ドラゴンクエスト」ですが、国民的RPGと呼ばれる由縁は、 分かりやすいストーリー、誰にでも理解できるシステム、そして魅力的なキャラクターデザイン、 結局、シリーズ一作目からこのスタイルは変わってないのです。
「ドラクエ」はいつまで経っても「ドラクエ」です。

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
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