【プリミ恥部の宇宙おしゃべり】 Vol.1 オオルタイチ篇 【後篇】
2012年11月21日 (水)
【プリミ恥部の宇宙おしゃべり】の第1回、オオルタイチ篇 【前篇】はいかがでしたか?
お待たせしました!【後篇】は満月を迎えてスタート。ダンサーとのコラボレーション、ファッション、個性、死生観、食べること、音楽についてなどなど、ヴァラエティーに富んだおしゃべりの数々でお送りします。ラストに向かうにつれて感じるクライマックス感を伴った高揚感、たっぷり感じて下さい。「らんぶる」でそう言えば、オオルタイチ氏はチョコレートパフェを頼んでいましたよ☆
INTERVIEW and TEXT and PHOTO: 長澤玲美
Graphic by White Whole(河野未彩+佐藤拓人)
オオルタイチ 瞑想をし始めて、音楽の趣向が結構広がったっちゅうか。ボサノヴァがめっちゃ好きになってしまって。
プリミ恥部 地球はもう人間に合せてるヴァイブスじゃなくなってるのは明らかだから、人間でおさめようとしてたものではない状態にどんどんなっていくはず。
-- オオルタイチさんは六本木アートナイトで珍しいキノコ舞踏団と一緒にパフォーマンスをしたり、康本雅子さんとずいぶん前から一緒にやっていたりと、コンテンポラリーダンス、身体を使ったパフォーマンスを行なう方とのコラボを意識的にされてるのかなっていう印象もありますね。
オオルタイチ 何でなんでしょうねえ。でも、音楽作る時に身体性っていうか、(ここで店内演奏、ベートーベンの「運命」が突如かかる)おう!(笑)、どんだけ中毒性が出るかみたいなことを意識してると思います。だから、リズムを1個作るにしても、体がビートを感じるのにどんなビートが好きかっていうのを聞きながら作ってるところがあって。それはメロディーにしても楽器の音色とかにしても、「身体が欲してる音って何かな?」っていうのを感じながら作ってると思うので、もしかしたらそういうところが一緒にやらせてもらう機会が多い理由かもしれないですね。
※珍しいキノコ舞踏団 様々な角度から「ダンス」を捉え、その作品の発表を通してオリジナリティーの確立を目指すダンスカンパニー"珍しいキノコ舞踊団"。発表する場も様々であり、劇場空間での作品上演のほか美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、倉庫、ビルのエントランスなど、大きさや形態も異なる特異な空間での公演も積極的に行っている。様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽しむことを主題とする。(HPより抜粋)
-- ダンサーの方から楽曲提供のオファーがあるんですか?
オオルタイチ そうですね、京都の半熟目玉盲点観光ガイドというカンパニーやこの間の康本(雅子)さんの単独公演の時など。僕の音楽ありきでやることも多いです。
※半熟目玉盲点観光ガイド 2006年活動開始。まず観光に行く。そしてグッとくる景色を身体に写す。その感光されたBODYを舞台にのせて、我々がググッと感じて思わず激写した、あの風景へと、皆様の目玉をガイドしたい。半熟目玉は、映像表現を基軸にジャンルを横断して活動をしているアーティスト「川崎歩」の演出作品を上演する、観光ダンス・カンパニーである。公演ごとにメンバーを集めて活動している。見逃しがちな「盲点」スポットも、もちろんガイドいたします。むしろその極点こそ目玉なんよ。(HPより抜粋)
※康本雅子 ダンサー・振付家。『脱心講座〜昆虫編』、『メクラんラクめ』、『ナ花ハ調』、『ブッタもんだすって』、『チビルダ ミチルダ』などの作品を国内外にて上演。またダンス界のみならず、一青窈、ゆず、SalyuなどのMVやコンサートの振付、NHK「トップランナー」、「紅白歌合戦」などのテレビ番組、松尾スズキ、白井晃の演劇作品の振付や束芋の美術展におけるパフォーマンスなど、多岐に渡るジャンルにおいて活躍する。近年では、オオルタイチ、ASA-CHANG、Double Famousなどのミュージシャンとのライヴも盛ん。(「絶交わる子、ポンッ」チラシより抜粋)
-- その康本さんの単独公演、観に行きました。「絶交わる子、ポンッ」っていうタイトルで。
プリミ恥部 わる子は悪い子?
オオルタイチ そう。絶交は「絶交する」の絶交で、わる子、ポンッっていう(笑)。「絶対交わる子」っていうのとかけてるみたいなんですけどね。
-- すごいよかったです。身体と音楽が一体になった時にすごく高揚感がありましたよね。
オオルタイチ 高揚感、ありますね。それはたぶん音楽作る方もダンスする方も想像つかへんと思いますね。僕も音楽提供しててあんなによくなるんやってすごい驚いたし。
-- あと、オオルタイチさんはミュージシャンってだけじゃない、アートっぽいこともやってる感じもあるし、何かちょっとおもしろいポジションな感じがあります。
オオルタイチ たぶん作ることが好きなんやと思うんですよね。時々絵描いたりとかしますけど、それが楽しいっていうか。もしかしたら、音楽家って自覚してないかもしれないです(笑)。ただ、作ったりするのが好きっていう。
-- 洋服もおもしろいですよね?(笑)。アー写の衣装とかもジャケットのサイズ感とか裁断がおもしろい感じの。
オオルタイチ それはプリミ恥部さんの洋服もおもしろいと思うんですけど(笑)、アー写とか撮る時は仲がいい洋服屋のおっちゃんがいて、その人に協力してもらって借りたりとかしてるんですけど、自分用の服とかはほとんどヤフオクですね(笑)。
-- ちょっと不思議でおもしろい感じなんです、わたしにとっての白井さんとオオルタイチさんのイメージは。男性だけどすごく中性的な感じもあって。
オオルタイチ どうですか?(笑)。
プリミ恥部 佇まい?ポジショニング?(笑)。「括られないところにいたい」って感じがあるのかも。
オオルタイチ ほんまに自分がやりたいことを自然にしてたら、そうなる気がしますけどね。
プリミ恥部 そうそうそう。「あ、これを着るしかないな」って服に巡り合っていくんですよね。でも、僕はまだあんまり夏物に巡り合ってなくて、夏物ももっとおもしろい服が集まる意識設定にした方がいいなって思ってます(笑)。冬はだいぶいい感じに過ごしてるんですけど。
オオルタイチ だいぶいい感じに?(笑)。
プリミ恥部 ボーリングの球が向こうから転がって来て、倒れてるピンがあるんだけど、ボーリングの球がぶつかってるピンだけ倒れてないみたいな服とか(笑)。町田で大人買いじゃないけど、リメイクのおもしろいお店があって。チェリーがめっちゃびっしり入ってるセーターとか。
オオルタイチ お店も「ここや!」みたいな感じで入ったりするんですか?
プリミ恥部 いや・・・雰囲気がもうね、明らかにおもしろい服屋さんはあるから。今日着てるのは気仙沼で宇宙マッサージのお礼にもらったやつで、福島の子供達が描いてくれたイラストをプリントしたものなんですけど。夏は特にTシャツとかもあんまりないし、もうちょっと増やしたいな、夏物。
オオルタイチ ヤフオク、結構おすすめですよ。値段とかを安い順に並べて、1円のものから見ていくと結構ヘンなおもしろいものがあって(笑)。
プリミ恥部 洋服のこともそうだけど、何かラインがあるような気がする。さっきから言ってる真ん中にあって、ブレないというか。それって個性で発動、連動するというか。だから、個性のクオリティの中央のラインがあってっていうところがよく感じてる状態なんじゃないかな。
オオルタイチ そうですよねえってあれですけど(笑)、個性しかないじゃないですか?どんな人見てもおもろいし。「この人、すっごい芸術家になりそうやな」っていう人めっちゃいますよね。
プリミ恥部 そういう意味で全然分類してない状態の視点があるのかもしれない。全部その人の個性だって感じようとするというか、体系化していってないっていう感じというか。
オオルタイチ そういう個性とかってどこから来るんですかね?プリミ恥部さんも音楽やるし、ファッションに関してのことでもそうだと思うんですけど、「これはこれしかない」っていう感じなんですか?そういう持ってるもの、拭いきれないものって何なんかなあってこととかもよく考えたりするんですけど。宇宙マッサージしてて、その人それぞれの個性の部分みたいなものって見えたりするんですか?
プリミ恥部 うん。でも、「あ、これが個性だな」っていう風には感じてないはずなんだけど、エネルギーの質が違うから。例えば、守護霊みたいなサポートしてるような存在と一体になってやったりもするんだけど、そうするとその時の表現を一緒になってやってるような存在っていうのを感じながら触れていくというか。だから、厳密にみんな違うんだけど個性として見てるわけではないかな。言葉としては個性って言うんだけど、でも、共通してるものもあるしなあっていう。どんな人にでも感じ合える、響き合える何かっていうのは確実にあるってすごい敏感に感じてるし。分類ではない本当に本質のエネルギーのところがあって、そこに触れるようなエネルギー、波動、振動みたいなものを持てるか、そういうエネルギーがあるかどうかっていうのはすごい大切にしてる、そこを感じれるかどうかっていうか。
オオルタイチ マッサージする時に?
プリミ恥部 何かあるなってずーっと昔から絶えずあって。それは意識はしない?
オオルタイチ 意識はしないですけど、あるようには思うっていうか。
プリミ恥部 それが宇宙って言っちゃってるところかな、共通してるところ、宇宙マッサージって言っちゃってるところ。タイチくんはいろいろ考えちゃうの?個性についてとか。
オオルタイチ 自分が選んで今思ってるわけでもなくて、すごい大きな流れが何かあるんやろうなって思ったりするんですよね。康本さんとやる時もすごい思うんですけど、きっと彼女は自分には本当にダンスしかないし、それを自分でも分かってはるし、でも、「何で踊るんやろ?」ってなってもきっとわからないと思うし。すごい興味があるっていうか、否応なしに突き動かされるもの、エネルギーみたいなものってどっから来るものかなあって、そういうのを考えます。あと、死生観みたいなのってどうですか?
プリミ恥部 死もたった今にあるっていうことを認識した時によりブレなくなったはず。死ぬのも生きるのもエネルギー的にはあんまり変わらないんですよね。よく言われてることだけど、物質から物質じゃなくなるんだけど、エネルギーとして捉えると死ってことも大差ない。で、いつ死んでもいい状態であった方が脱力も出来るし、エネルギーが入りやすい。
オオルタイチ それはすごい思いますね。意識しないけど、いろんな世界のいろいろな問題っていうのって、死ぬことに対して冷静に向き合えてないところがすごい多いんちゃうかなとかって思ってて。プリミ恥部さんが言うようにそう捉えることが出来たら、いろいろどうでもいいこともたぶんたくさんあるやろうし、よくなることも。
プリミ恥部 結構、長生きとか未来の死っていうので悩まされてる人が多いから。仏教とかでも死に至る修行じゃないけど、修行みたいなのをしてしまいがちというか。だけど、ぱっと死と生がここにあるっていう認識が出来たら、変に苦しむ必要がないことだったりするはずなので。そこをぱかんってしてLOVEになっちゃう方がいい。宇宙マッサージはその可能性がだいぶあるかなって思ってて。だから、修行とか瞑想とかしなくてもチャクラだったら開くよっていうことをしてる。本当はもっとシンプルで難しくする必要がないっていうことを結構ややこしくしてるところがあるなってすごい感じてるから。あと、「気」っていうのもあんまり信じてないような人も多いでしょ?「気が流れてる」とか「気を感じる」とかそういうこと。それが例えば、熱くなるとかそういうことだけでも全然ね、そういうエネルギーがあるんだっていうことが体感されただけでも、認識がどんどんどんどんがらがらがらがら進むこともあるんだなあって。だから、体感を感じるっていうことの認識の速度が考えるよりも本当に圧倒的に早いんだっていう感じ。
オオルタイチ プリミ恥部さんのライヴはまだ見たことないんですけど、音楽はどうですか?
プリミ恥部 音楽について?(笑)。僕は光と特にLOVE、ラブソングばっかりっていつもMCでも言っちゃってる感じで、宇宙マッサージでやってるようなLOVEのエネルギーみたいなものを感じながら、LOVEの質のものが歌になって現れてるって感じで出来ていく。しかも、すごいシンプルに歌にしたい。体感を伴ったLOVEを歌にしたい感じがあって。でも、「LOVEって何?」ってなった時に、ほとんどの人はよく分かんないんじゃないかって思うんですよ。で、実際自分自身もそこにもどかしい時期が結構あったりしてて。それは映画ショーとか映画になって、LOVEを体感してもらうみたいな感じだったけど、それでもまだもどかしい感じがあって。LOVEは実際に体感出来るものだっていうのが宇宙マッサージによってダイレクトに感じてもらえるようになって、歌の響き方、LOVEはこういうものだっていうのがすごい浸透しやすくなったっていうか。本当にね、LOVEに体感が失われていっちゃってたんじゃないかって思ったんですよ、世の中とか社会からとか。それを体感出来るものにひっくり返すっていう感じは自分の個性としても出来ることだろうなっていうことはどっかにあって、いろいろやった先に宇宙マッサージが出て来て、歌と映画ショーと宇宙マッサージ、その3つがちょうどいいバランスで伝えられる方法として動き出したのが今っていう感じで。だから、歌を作ってるっていう感覚でもないっていうか、エネルギーとしてのLOVEが現れてたいなあっていうだけというか。長澤さんは僕の歌を聴いて、すごい感じてくれたでしょ?その感じってどういうところだった(笑)?
-- わたしが感じる宇宙ってセックスでイッちゃうのと一緒というか(笑)。ふわーって痺れちゃって真っ白で、思考が停止するような感じ、でも、奥の方はあったかいっていう感じなんですけど、そういうふわーってあったかい感じを白井さんの歌に感じました。声もすごく好きですね。
プリミ恥部 僕ね、本当にピンポイントでそういう人が現れて来た。多くの人に一斉にがーって浸透するみたいなあり方じゃなくて、ポイントになる人が超敏感に感じてくれて何か一緒にすることになったりして進んで来た。アップリンクの倉持さんとかウチの奥さん(平岡香純)もそういう感じで映画を作ることになったりとか。僕もそんなに歌に執着とかがないっていうのがあるのかもしれないけど、歌として動いてないなあっていう存在感で。そこはおもしろくもあり、不思議。
オオルタイチ でも、そういうもんすよね。どんどん自分の手を離れていく感じってありますよね?予期せぬことを起こしてくれるっていうか。
-- 声って心の状態が表われますよね?だから、自分にとって好きな声って心に響いてるんじゃないかなって思ってます。
プリミ恥部 魂の方に響くようには作ってるはず。逆にそれしかないかもしれない。「こうありたい」っていうその人の意思って全部反映されていくと思うんですよね。だから、LOVEの状態で僕が感じてるものが作品としてあるとか、宇宙マッサージになるっていうことを意識がコントロール出来てる状態が重要なんだと思う。だから、無意識にしてないというか。かと言って、操作してるわけでもなくて、設定だけしてあるっていうか。
オオルタイチ 僕はたぶん、それはかなり無意識でやる人やと思うんですけど。
プリミ恥部 無意識の魂とかあの世とかそういうものを具体的にするのが僕のやることなのかなって思ってて。よく分からないものとしてあるものを本当はこう活用したらすごい能力を発揮するようなエネルギーなのに、塞がれたりとかして使われてないものを使える状態にするっていうか、感じられる状態にしてる。
オオルタイチ 作る時は結構時間をかけるんですか?
プリミ恥部 いや、結構すぐ。
オオルタイチ 多分、僕も自分をそういう状態に持って行きたいって思ってるところがあると思うんですけど、でもやっぱり、そこまで行くのにすごい時間がかかるような気がする。
プリミ恥部 作り始めて聴きながら、いろいろ試行錯誤する?
オオルタイチ コール&レスポンスですね。やっぱり、同じ曲でも毎日印象が違うし、そこをやり取りしながら、その曲がほんまに求めてるものを理解して出していくっていうか。
プリミ恥部 絵を描いてる感じに近いのかな?僕は「歌」と「歌う」ってことが去年くらいまでずっとすごいギャップがあった。ライヴは人の前で歌うから、そのちぐはぐ感、ぴったり来ない状態があったけど、去年は結構いろんな人に「歌も宇宙マッサージだ」って言われて。「波動調整される」とか「気持ちいい感じになる」って聞いてきたのが大きいけど、「じゃあ、歌で宇宙マッサージしてしまおう」と思って。宇宙マッサージの状態で、ギターも宇宙マッサージしながら歌うことにしたら全部しっくり来た。エネルギーを流してるだけっていう状態、LOVEのエネルギーだけで本当に気持ちいい状態になるし、全部成立し出した。会場も宇宙マッサージされていく感じで、聴いてる人も今まで以上にマッサージを感じたみたいで。
-- オオルタイチさんは瞑想をし始めて、作る音楽にも変化を感じますか?
オオルタイチ まず、音楽の趣向が結構広がったっちゅうか。ボサノヴァとかめっちゃ嫌いやったんですけど、ボサノヴァがめっちゃ好きになってしまって。
-- 何が変わったんですかね?(笑)
オオルタイチ 何なんすかねえ(笑)。何が変わったのか分からないですけど。ボサノヴァって、何か全然違う、聴かなくてもいい音楽っていう印象があったんですけど、今はそれがすごい心地いい音楽って感じになって。そういう変化はありましたね。あとはまだまだ全然出来てないっすけど、自分が求めるものがギターと歌みたいな状態、もしかしたら声だけでもいいかなとも思ったり。声を発するっていう行為自体の中に自分が楽しめる要素があるのかもとも思うし、そういうシンプルな方向にすごい広がったような気がしますね。
-- 白井さんからオオルタイチさんに質問はありますか?(笑)。
プリミ恥部 こんなに痩せてたっけ?
オオルタイチ 何かどんどん痩せて来ました(笑)。
プリミ恥部 食べてないの?
オオルタイチ うーん、でも、あんまり食べなくなったかもしれないです。
プリミ恥部 原因はあるの?
オオルタイチ 別に原因があるわけじゃないかも。食べるのはめっちゃ好きなんですよ。
プリミ恥部 食べなくてもエネルギーが入ってくるってこと?
オオルタイチ 食べない方が全然調子もよかったりしますし。
プリミ恥部 断食みたいなこと?
オオルタイチ いや、断食とかしたことないですけど、食べる量って自分で分かりますよね?満腹になる量っていうか。それをちゃんと心掛けようと思ってるのかもしれないです、食べ過ぎたりしないようにして。食べることも楽しいんですけど、食べることも体を酷使することなのかなってちょっと思ったり。
プリミ恥部 体調をいい状態にするっていうことでしょ?食べないって。
オオルタイチ でもやっぱり、作ることのパワーにはめっちゃ変わっていく。
プリミ恥部 作るシステムがあって出来ていくから、そこのチューニングがいい状態から発したいみたいな感じでしょ?
-- いっぱい食べちゃうと思考がストップしちゃいますよね?眠くなったり。
プリミ恥部 それは思考を結構してるからかもね。お酒を飲んでも思考はストップする?
-- いえ、お酒を飲むとすごい冴えてきます。脱力してものすごく解放される感じが・・・(笑)。
プリミ恥部 ああ、それは重要(笑)。感じるってことと思考がぴったりきてるセットの状態ってすごい、本当にいい状態だから。
オオルタイチ 僕もお酒飲んだら結構そういう感じになるんですけど、飲まなくても、そういうところにいけた時がもっと効率がよくて。もしかしたら、そこに重点を置くようになったかもしれないですね。で、食べることも結構ね、そういう感じになるんですよ。回り出すっていうか、食べなくても出来る感じで。
プリミ恥部 エネルギーの循環。一番スムーズなエネルギーの循環が出来た時にその状態になるのかもね。宇宙マッサージをし続けてると本当にね、そういう状態が続く。僕は最近、毎日宇宙マッサージをしてて休みがないから、ずっとチューニングされてる状態に自然に出来てるっていうか。そういう意味ではありがたい、やり続けてることが。タイチくんの電子系音楽を作るのは家で?
オオルタイチ そうですね。機材とかもそんなにないし、趣味の部屋以下みたいな感じでほとんどパソコン1台でやってますね。
プリミ恥部 CDもらって結構聴いてたんだけど、わざとだと思うけど、ちょっとカラオケみたいな音色っていうかにしてる?そのへんをチョイスしてる感じとかすごいおもしろいなって思って。
オオルタイチ ああ、してますね。素な音色っていうか(笑)。ああいう音がたぶんすごい好きなんです。
プリミ恥部 かっこつけてないっていうか。「それを使う?」みたいな(笑)。
オオルタイチ 例えば、シンセサイザーとかで音色作ったりするのも楽しいんですけど、元々入ってる音ってやっぱり、自分をめっちゃ裏切る力もあるし、力が一番強いから、そういう音は結構使うかもしれないですね。前までは結構、こねくり回してたんですけど(笑)。
プリミ恥部 今、新作は作ってるの?
オオルタイチ 新作はもっと歌ものの感じをやろうと思ってますね、ウタモと2人で。
-- 白井さんとオオルタイチさんで一緒のイベントやって欲しいですね。
プリミ恥部 波動調整込みでね(笑)。
オオルタイチ いろんなフリーな形態が想像出来そうですよね、考え方次第で。
プリミ恥部 ね、エネルギーありきで見ていったら、すごい自由度が上がるよね。ギターを持つとかいうことも含めて歌うって決まっちゃってるのはしっくりいかない感じがどっかにあって、ギター持たないで歌うっていうこととかもそういうところから来てたりもするかもしれない。全部マッサージしちゃってしっくりくるってことは歌を歌じゃない状態にしたいって思ってたと思うんだよね、最初から。魂のところに直接いってしまうようなこととかをしたかった。
-- 白井さんの歌ってふとした時に聴きたくなる感じがあります。
オオルタイチ ああ、でも、その種類って言ったら変ですけど(笑)、今長澤さんが言わはったみたいなところにある音楽ってありますよね。僕も実際、そういうものしか聴かないですけど。
-- いろんな音楽を聴いていても、聴いてて落ち着く音楽、理屈じゃなくて何か惹かれる音楽ってありますよね?オオルタイチさんの音楽はおかしさがあっていたずらっぽいというか、次に何が起こるか分からないワクワク感がありますよね。
オオルタイチ 自分がどんどん興奮させられないと嫌になるんで(笑)。プリミ恥部さんはそういう他の人の音楽とかに何かあります?今、長澤さんが言ったような大事な音楽、ふと聴いちゃうような音楽というか。
プリミ恥部 それは僕、あんまりよく分かんない。とにかく音楽を聴くっていう人間ではないと思う。でも、何かに反応してる、インスピレーションを感じてて、音楽に限らず、分野みたいな感じじゃない状態で反応してるんだと思う。そういう意味で「領域は関係ない」っていう状態が僕はすごい好きだし、そうじゃないとどうしても居心地が悪い感じがあって。
オオルタイチ 僕も全然分野とか領域関係なく、反応してしまう質だと思うんですけど、やっぱりそういうものはありますよね。
プリミ恥部 音楽は普段聴く?
オオルタイチ 聴きますけど、全然多くは聴かなくて、同じのばっかり聴く感じ。
プリミ恥部 前回のインタビューでも話したんだけど、僕は宇宙のエナジーみたいなのが含まれてるかどうかみたいなので聴いたりしてるんだと思うから、内容をあんまり聴いてないんだと思う。その基のところが気になっちゃってて、自分の歌もそれだけで作品にしちゃってるっていう。そういうエナジーみたいなのがある状態を取り出してるような感じで作って来てしまったというか。でも、今後は作り方が変わるような感じがするんですよね。今までは相手を想定してなかったけど、歌うことがヴァイブレーション、マッサージするような状態に意識がなってから、それがただ癒しじゃない感じ、ワイルドに感じたりとか。形がどうなるかはやって作ってみないと分からないけど。
オオルタイチ 媒体がどうっていうことじゃないんですよね?CD、レコードとかいう。プリミ恥部さんみたいに込められてる波動みたいなところで聴いたりして、もっと自由な聴き方が出来たらいいですよね。
プリミ恥部 全部がそうなっていきそうな感じがありますよね、地球が。本当に人間基準で社会はやって来たから、自然災害なんか起きたらかわいそう、心配、恐怖とかっていうことになっていくのが今年に入ってどんどんどんどん動きは起きて来てて、だけど宇宙基準というか、地球はもう人間に合せてるヴァイブスじゃなくなってるのは明らかだから、人間でおさめようとしてたものではない状態にどんどんなっていくはず。いろんなものが崩壊というか、違うあり方というか。それがどんどんどんどん現れてくるだろうし、ヴァイブスとかそういうものへのアンテナみたいなものがすごい敏感になっていくことによって、物質に拘らないとかジャンルに拘らないとかっていうことになるし。(地球の話をしていたら、ここで店内演奏、突如「木星」がかかる)
-- 結構ピンポイントで音楽が入って来ますよね(笑)。
オオルタイチ 今のクライマックス感、すごかったっすね(笑)。
プリミ恥部 伝わる方法はいろいろ見出していきつつ、魂にどうしても響いちゃうところにいけたら本当におもしろくなっていくような気がするんだけど・・・どうですか?
オオルタイチ そうだと思います(笑)。意識をフリーフォームにやっていけたらおもしろいですよね。
-- オオルタイチさんの「トーキョーパワースポット」は今後も?
オオルタイチ やりたいっすけどねえ。ただ音楽をやるイベントじゃなくて、もっと広い意味で空間作れたらおもしろいなって。
-- 映画も映画館だけで上映しなくてもいいと思います。全部そういう考えも解放して、やったことない組み合わせでイベントとか。
プリミ恥部 「プリミ恥部な世界」でも実現していけてるけど、確かにね、映画自体も映画だけじゃない感じにしてもいいと思う。
オオルタイチ 去年はそのまま何かばーって花開いていきそうな雰囲気があったけど、今はまたしぼんでるような印象も少しある。去年は見るライヴ見るライヴめちゃめちゃいいライヴしか見なかったから。
プリミ恥部 歌うってことが何かすごい覚悟・・・生きるっていうかね、この状況で歌えるのかみたいな鬼気迫られた感があったから。LOVEだよ、LOVEがもっともっと開いたらいい。LOVEが開いて、LOVEが集まったし、ここ(今)で感じ合うってことにみんなすごい敏感になってるから。あの地震があってからね、僕はもう本当にさらにやり切っちゃっていいんだっていうのがあるから、益々って感じ。
オオルタイチ プリミ恥部さんが花開いてる感じは分かります、分かります(笑)。
プリミ恥部 タイチくんは今はまだこうじゃないなあって感じ?もっと花開かせたい感じ?
オオルタイチ そうそう。言ったら、僕はまだそんなところまで行ってないけど、いろんな意味でがんじがらめになってると思うし、そういうのを解して、ばってなるような、ね?(笑)。元のさやに戻るようだともったいない。これからどんどん変わっていくんやと思うんですけど。
プリミ恥部 作った音楽が領域関係ないものにしたいか、それとも「これじゃなきゃダメ」みたいなものってある?両方が一緒にあるみたいなものにしたいとか。打ち出し方、聴く側の。こういう状態がいいみたいな。
オオルタイチ それは正直考えたことないですね。確かに作品が世に出て、他の人が聴いてくれたレスポンスみたいなものから、初めて曲が分かったりすることもあるんですけど、聴き手のことは全然考えてないかもしれない。
プリミ恥部 そういう意味では宇宙マッサージって下手するとサブカルみたいに捉えられる。何か変な名前、おもしろい名前みたいな。だけど、落語家とかスチュワーデス、0歳児、会計事務所やIT企業の社長さんたちをやったりとか、サブカルみたいな感じでは捉えられてないっていうか、ノンジャンルで両立出来てる。そのあり方で、しかもエネルギーとかエナジーとかって、いろんなものとの交流で循環するから、そっち側のものも感じながら作ることは可能というか。それがエネルギーの循環を一番よく回す方法ではあるなってすごい感じてて。それは音楽にも反映出来ると思う。
オオルタイチ そっち側っていうのは?
プリミ恥部 聴く側、受ける人のやり取りとか縁とか。それを選ばないっていう状態には出来るっていうのをすごい感じてて。音楽は作るだけ、歌のために作るっていうような状態から、マッサージ基準にするとそういうものも含めてのところに流れを作るっていうのはすごいおもしろいことですよね。
オオルタイチ そのおもしろさは本当におもしろそうっすね(笑)。
プリミ恥部 流れるとかスムーズになるとか疲れを取れるとかいうのが音楽の中にあるのも出し方としては意識すれば可能だろうっていうのはある。
-- 作った人も受け取った人もきっと、本当のところではあんまり考えてなくて、込められたものから何かを感じ取ったから響いたってことだと思います。
プリミ恥部 流れるべきところには流れていってるんでしょうね。地球が許してくれてる、許そうとしてる、そうしていこうよって言ってくれてる感じがとにかくあるから、どんどんやっちゃったらいいと思うよね(笑)。
オオルタイチ うん、そう思う。どんどんやっちゃいましょう(笑)。
オフィシャルHP
プリミ恥部 ライヴ&宇宙マッサージ情報、随時更新中!
11/24(土) 「ギブミー・ベジタブル in 大阪 四天王寺 〜ノリノリ四天王寺〜」
【会場】 四天王寺 西重門広場
総本山。推古天皇元年(593)に聖徳太子が建立した官寺。
※四天王寺の専用駐車場はありません
【open/start】12:00
【入場料】 大阪産の野菜・果物
【持ち物】 ごはんを食べるための食器(皿、箸、スプーン、フォーク、マイカップなど)
※スプーン、フォーク、ハシなど忘れた場合は100円で吉野杉のハシの貸出しとなります
【Live】
■ザ・永遠ズ(生意気デイビッド×池田社長×COLORgung and more!!!)
■プリミ恥部
■momasu
■☆☆☆ニュー・シャンバラ・ベジタブル☆☆☆
【Talk】
■生意気デイビッド×塩見直樹(半農半X)×池田社長 〜自然をデザインするということ〜
■中井章太(林業家、吉野町議会議員)×プリミ恥部×池田社長 〜木と気の使い方〜
【即興料理】
■南風食堂
■月桃食堂
■虹子
■アジアの旅と味 デジャブ
【マッサージ】
宇宙マッサージ
【祭壇デコ】
COLORgung
【森デコ】
石井大輔(Arbor design)
Wild Wizard
ララバイ・スモーク
and more!!!!
12:00〜12:30 Live ザ・永遠ズ(生意気デイビッド×池田社長×COLORgung and more!!!)
12:40〜13:10 Talk 生意気デイビッド×池田社長×塩見直紀(半農半X研究所) 〜自然をデザインする〜
13:20〜13:50 Live プリミ恥部
14:00〜14:30 Live momasu
14:50〜15:20 Talk 中井章太(林業家、吉野町議会議員)×プリミ恥部×池田社長 〜木と気のつかいかた〜
15:30〜16:00 Live ☆☆☆ニューシャンバラ・ベジタブル☆☆☆
11/30(金) 高円寺円盤 『月刊大人の円盤』
トーク&宇宙マッサージ 19:00〜
11/30(金) 新宿歌舞伎町『キャプテン5 vol.7〜塩キャプテン5〜』
23時〜 宇宙マッサージ
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【プリミ恥部の宇宙おしゃべり】 企画前夜
【プリミ恥部の宇宙おしゃべり】 Vol.1 オオルタイチ篇 【前篇】
最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
オオルタイチが選ぶ 【宇宙を感じる音楽】 コメント: 先日カバーしてみて改めて良い曲だなと。ある種の導きを自身で体現してみせてくれた佐藤さんの此岸ぎりぎりの世界。UFOにさらわれた経験がある人で何故かこの曲を聴けないという人が多いのも気になります。宇宙。
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オオルタイチが選ぶ 【宇宙を感じる映像】 コメント: テレビの中に現れるリアルな宇宙というか、現実。デヴィッドリンチの特筆すべき技でもあると思いますが、制作者も視聴者も同じラインに並んだかっこうで番組自体にのまれていくような理想的な映像作品。
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