HMVインタビュー： TEMMA-Teje

-- 「Midget Lamps In The Dark」のリリースおめでとうございます。まず、初めに本アルバムのコンセプトを聞かせてください。

ありがとうございます。　コンセプトと言うよりかはイメージとして“真っ暗な中に少しだけ光っているなにか”、“少し異質だけど心地よい”、みたいな物を全体的に意識していました。でも全体的にいろんな曲があるし１曲１曲のイメージは全然違うと思います。


-- 音源を拝聴するととても端正で、情緒豊かな作風です。どの様な考えのもとに制作されましたか？

全部意図はありますが、感情的に曲を作っていて、だからこそタイトルが全部1単語で造語があったり、、、内容もすごく僕のメンタル面がさっき言ったイメージをもとにダイレクトに反映されていて、それを聴いてくれる人がどう感じるのかなとか考えながら作っていました。


-- 音源を作曲やミックスする際には、どんな点に気をつけましたか？

ミックスは今回全体的に極端で曲のイメージで全然違うのですが、その曲の僕のイメージに合わせてと言う感じです。ただ、やたら音圧にとらわれたりしないようにしています。


-- TEMMA-Tejeは若くして音楽を志し、遂に世界的なCDデビューを果たします。CDデビューに当たって、どの様な心境でしょうか？聞かせてください。

とにかく一人でも多くの人に聴いてもらって、そのレスポンスを現場とかで、たまたま会った人でもダイレクトに感じたいのが一番です。僕の音楽をやる理由として“共有”と言うのがすごく大きいので、そういう意味でもどこの国でも僕のCDを買える聴けるというのはすごく嬉しい事です。　


-- TEMMA-TejeのDJを聴きたい人がたくさんいると思います。どこでDJを聴けますか？またDJアクトのスケジュールを聞かせてください。

取りあえず決まっているのが、6/28に代官山Air 、6/30がAsia、その他は随時Twitterなどで告知をしているのでチェックしてみてください。

http://www.myspace.com/temmateje


-- TEMMA-Tejeが影響を受けたアーティストを教えてください。またその理由も聞かせてください。

XTCのアンディーパートリッチ,　Radiohead , Underworldです。理由は単純で聴いていて気持ちが高ぶったり落ち着いたりと直接感情に影響する楽曲を作っているからで、僕もそんな曲を沢山作りたいと思ってます。


-- 今回のジャケットデザインは、TEMMA-Tejeが長年尊敬していた元Underworldであり、SONYのコーポレート・アイデンティティーやTV ASASHIのロゴを制作して来たデザイン会社TomatoのJohn Warwicker氏ですが、ジャケットに対するコンセプトや意図を聞かせてください。

Tomatoは僕が初めて好きになったビジュアル・アーティストだから話を引き受けてくれたときはすごく興奮しました、最初は嘘だと少し疑っていたくらいです。
ジャケットのコンセプトはJohnに聴いた方がいいと思うんですが、、、僕はただアルバムのコンセプトを彼に伝えて最終的に出来上がった物にJohnが「ここはこんな感じにも出来るよ」とか、いろいろ言ってくれて、じゃあここはこっちで、みたいな感じで少し意見を出して完成しました。


-- TEMMA-Tejeと言えば、将来が最も期待されるアーティストとして国内はもとより、世界中に話題が膨らんでいます。アルバムリリース後のこれからのTEMMA-Tejeのヴィジョンを聞かせてください。

ビジョンとしては、DJじゃなくてLive setをもっと増やしていろんなところでPlayしようと思っていて、楽曲に関してはヴォーカルものをたくさん作って行こうと思ってます。
個人的にはSHEepって言う集団（？！）を作っていて絵をやる人も入れば音をやる人も居てみたい。。
こっちは近いうちにHPを作ってまとめるのでTwitterなどをチェックしてくれたら嬉しいです。


-- 本アルバムのリリース元はPLAZA IN CROWDです。最もPLAZA IN CROWDに身近なTEMMA-Tejeから同レーベルの印象を聞かせてください。

いろんなレーベルから出させてもらってるけどPlazaは特にマメにコンタクトをくれるレーベルで、まわりにたくさんすばらしいアーティストが居る国内でもアクティブなレーベルだと思います。いろいろとサーポートもしてくれるし音楽的なチャンスもたくさん貰うし　印象としてはいい意味で“人間臭い”と言った感じです。


-- 今回、ファースト・アルバム「Midget Lamps In The Dark」を放ったTEMMA-Tejeのメッセージを読者様、リスナー様にお届けください。

It’s Just a Music！！ とにかく一回聴いてみてください。最後まで読んでくれてありがとうございます。