デ・ラ・ソウル2人による新プロジェクト

デ・ラ・ソウルのゴキゲンなふたりが贈る究極のパーティーアルバム！

90年代初頭、ヒップホップ・シーンを彩ったニュースルクールのアイコン的グループ、デ・ラ・ソウルのメンバー、プラグ1とプラグ2が、DMCやスクラッチ・バトルで優勝経験のあるフランス人DJ／プロデューサー、2&4(チョコレート＆カリッド)の2人と作り上げたゴキゲンなパーティー・アルバムをリリースします！

『First Serve』は、NYはクイーンズからやってきた大きな夢を持った2人の男、Deen Whitter(aka プラグ2/ Dave) とJacob ‘Pop Life’ Barrow (aka プラグ1/ Pos）のストーリーで、映画のサントラのようなコンセプチュアルな作品で、その世界観がわかる（？）「Mrs Whitter」のPVも制作。また、アルバムに先駆け、「The Goon Time Mixtape」も公開済。

注目の先行シングルは「Must B The Music」で、こちらは往年のデラを彷彿とさせる懐かしいのにフレッシュな、超キラーチューンに仕上がっております。

随所に散りばめたスキットやカラフルなビートやネタ等、あの時代のみんなが大好きなデ・ラ・ソウルが蘇るのではないか･･･？と、早くもファンの間で話題沸騰です♪

動画コメント到着！

トラックリスト

1. Opening Credits
2. Pushin' Aside, Pushin' Along
3. The Work
4. Small Disasters
5. We Made It
6. We Made It (Interlude)
7. Must B The Music
8. Goon TV (Interlude)
9. The Book Of Life
10. Clash Symphony
11. Pop Life
12. Tennis
13. The Top Chefs
14. Backstage (Interlude)
15. Move 'Em In, Move 'Em Out
16. Ending Credits
17. Must B The Music (Zed Bias Old School Dub Mix)(ボーナストラック)
18. Must B The Music (Yuksek Club Remix)(ボーナストラック)
19. Must B The Music (Mr Chop Club Remix)(ボーナストラック)

関連動画＆試聴

 「Mrs. Whitter'」ビデオ
 「The Goon Time Mixtape」
 「Must B The Music」ミュージック・ビデオ

関連サイト

 Tumblr

デ・ラ・カタログ

『3 Feet High and Rising』(1989年)
NY州ロングアイランド出身の3人組ヒップホップ・グループの記念すべきファースト。プロデューサーのプリンス・ポールと組み、これまでのラップにない革新的で独創的なスタイルを確立。 スティーリー・ダンやホール＆オーツ等、秀逸したサンプリング・ネタと日常会話にも似たラップで、普通の黒人青年が佇むありふれた街角の風景を描き、ニュー・スクールのリーダー格になる。

『De La Soul Is Dead』(1991年)
ニュースクール・ムーヴメントを経て、あまりにもイメージが固定化された自らを嘲笑うかのようなタイトルと中身で、その姿勢を高く評価された91年セカンド。しかしだからといってダークな 雰囲気で覆われているのではなく、各曲のカラフルさは前作以上。スキットとのバランスも絶妙で、独特のユーモアも抜群。定番ブレイクをふんだんに使い、誰もが楽しめるような作品

『Buhloone Mindstate』(1993年)
それまでのポップさやカラフルさは僅かながら後退し、ファンク・マスター、メイシオ・パーカーやフレッド・ウェズリーらをゲストに迎えるなど、ジャズの雰囲気を取り入れた比較的落ち着いたサード・アルバム。 「Long Island Wildin'」では高木完とスチャダラパーが参加し、日本のヒップホップ・ファンには嬉しいサプライズもあった。

『Stakes Is High』(1996年)
金満ラップに対し批判するなどシリアスな面を見せ始めた4thアルバム。とは言え、独特のネタ・センスと聴きやすい音楽性はもはやお家芸とも言るクオリティ。ゲストにはコモン、モス・デフ、ジャネイ等が参加。 タイトル曲はジェイ・ディーがプロデュース。

『Art Official Intelligence: Mosaic Thump』(2000年)
4年ぶり5枚目のアルバムで3部作の1枚目としてリリースされた。バスタ、ビースティー、レッドマン、チャカ・カーンら豪華ゲストを配しており、持ち前のゴキゲンなパーティー・ラップを表にしつつ、 芸術と自信、知識を織り交ぜた深みのある作品。

『AOI: Bionix』(2001年)
3部作の第2弾目。ポール・マッカートニーの「Wonderful Christmastime」をサンプリングしたナンバーが話題に。スリック・リック、デヴィン・ザ・デュード、サイプレス・ヒルのB-リアル等、多方面からゲストをフィーチャーしつつ、キャッチーなデ・ラ色をきちんと出した秀作。

『The Grind Date』(2004年)
3部作の最後を飾る1枚。自分たちがプロデュースすることが多かった彼らが前作からスーパー・デイブ・ウェストを中心に起用。今回はさらにジェイ・ディー、マッドリブ、9thワンダー、ジェイク・ワンらアンダーグラウンドの気鋭も迎えている。サンプリング使いもいぶし銀な上、歌ものもスムース。地味ながら良い作品だ。