ノン・ヴィブラートの『火の鳥』

2011年12月20日 (火)


仰天! ノン・ヴィブラートの『火の鳥』
時代楽器によるグラズノフとストラヴィンスキー登場


近年、時代楽器による演奏がどんどん近世に及んでいますが、ついにストラヴィンスキーを含むディアギレフのバレエ・リュスにまで達しました。驚きなのが『火の鳥』全曲盤。この作品が百年前の1910年6月、ピエルネの指揮によりパリ・オペラ座で初演された際の響きを再現しています。ピッチこそさほど違和感はありませんが、弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープはいずれもフランス製で、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しているため、聴感上の印象はかなり違います。ヴィブラートも少なめで、パステル画のような色彩がいかにもフランス風。4管の大編成ながらすっきりしていて、金管の響きが独特。原色的で厚い音というストラヴィンスキーのイメージが一新され新鮮の極み。グラズノフのサウンドも向いていて、作品の爽やかさに痺れさせられます。
 指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロトは1971年生まれ。2011年9月にバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者デビューを果たし、来年2月にはSWR響との日本公演が予定されています。パリ音楽院でアラン・マリオンとヤーノシュ・フュルストに師事、2000年にロンドンのドナテッラ・フリック指揮コンクールで優勝、ガーディナーの助手を務めた後、2003年にはパリ音楽院指揮科教授に就任。2003年に古楽器オーケストラ「レ・シエクル」を結成、抜群の統率力ときびきびした音楽運びが魅力の、最も期待される俊英のひとりです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』第2幕より『サラセン人の入場』/『東洋の踊り』
・グラズノフ:バレエ音楽『四季』より『秋のバッカナール』
・シンディング/チャーリー・パイパー編:東洋舞曲 Op.32-5
・アレンスキー:バレエ音楽『エジプトの夜』より『エジプト女の踊り』/『蛇のシャルムーズ』/『ガジーの踊り』
・グリーグ/ブルーノ・マントヴァーニ編:小妖精 Op.71-3(抒情小曲集より)
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』全曲 (1910)

 レ・シエクル
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2010年10月2日、10月9日
 録音場所:パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(2日)、ラン大聖堂(9日)
 録音方式:デジタル(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ストラヴィンスキー:『火の鳥』全曲、グラズノフ:『ライモンダ』より、他 ロト&レ・シエクル

CD 輸入盤

ストラヴィンスキー:『火の鳥』全曲、グラズノフ:『ライモンダ』より、他 ロト&レ・シエクル

ストラヴィンスキー(1882-1971)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,905
会員価格(税込) : ¥2,528

発売日:2012年01月11日
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