ハヤテ
[new song / 2011] (DISC1-01)
堂島孝平です。今週から毎週水曜日、「週刊HCP!」として、オールタイムベストアルバム「BEST OF HARD CORE POP!」のセルフライナーノーツをお届けしていきます。2枚組全34曲!毎週3曲ずつくらいかな。よろしくお願いします。「ハヤテ」はベストアルバムの1曲目に収録されている、僕の最新曲のひとつです。ベストといってもただ振り返ることは絶対につまらないので、今回は3曲の最新音源を用意しました。もともとあるグループに提供するつもりで作った曲だったのですが、レーベルのスタッフから「堂島さん自身でやったほうがいい」という話があり、採り上げました。「ハヤテ」は漢字で書くと、「疾風」。♪ハヤテのように現れて、ハヤテのように去っていく……のは月光仮面ですが、ようするに、疾走感があって、粋な曲。堂島孝平【BAND STYLE】として現在のライヴメンバーでもある、小松シゲルDs[NONA REEVES]/鹿島達也B/奥田健介G[NONA REEVES]による演奏です。主人公の年令自体が自分よりも少し若い設定なので、よりフレッシュにソリッドに聴こえるのかもしれません。インペリアルレコード移籍後の、最初の挨拶状です。改めて、よろしく!
HARD CORE POP!のテーマ
[new song / 2011] (DISC2-01)
2010年に発売した最新アルバム『VIVAP』のときから、「モダンポップ・ミーツ・ロックンロール」というテーマを提唱しているのですが、そのテーマをさらに突き詰めて、「HARD CORE POP!」という新しいコトバを発明しました(笑)。究極のキラメキ。音楽家として「POP」で在り続けるには、人間としてタフでなくてはならない。その意味するところは、「BEST OF HARD CORE POP!」の豪華盤(Deluxe Edition)に、堂島孝平80,000字インタヴューが掲載されていますので、そちらをぜひ! 「HARD CORE POP!のテーマ」は、ただ自分がそのときそのときの「テーマ曲」を作るのが好きなだけで作った曲です(笑)。そこに特に深い意味はありませんが、ライヴでみんなで♪飛ばそう!飛ばそう!ってやったら、楽しそうだよね。
カナシミ ブルー
[DJKH demo track 2001⇒2011] (DISC2-17)
KinKi Kidsとの出会いは大きかったですね。「カナシミ ブルー」「永遠のBLOODS」といったシングル曲をはじめ、彼らにはたくさんの作品を歌ってもらってきています。初めての楽曲提供がKinKiだったっていうのもしあわせなことだけど、自分の作品が世のなかに「通用する」ということが感じられた出来事でした。その後もKinKi Kidsとは10年以上、なんらかのカタチで関わっていくことになります。でも、「出会い」と言いながら、まだ「カナシミ ブルー」の時点ではふたりとは実際には会ってないんですけどね(笑)。その後、フジテレビ「堂本兄弟」のレギュラー出演があって、最近では堂島孝平楽団が「Secret Code」で編曲と演奏を担当して、ミュージックビデオや音楽番組でいっしょに大暴れしたり、最新作の『K album』でも2曲に参加しています(「きみとぼくのなかで」作詞作曲編曲/「もっともっと」編曲)。今回のセルフカバー「カナシミ ブルー」[DJKH demo track 2001⇒2011]は、KinKi Kidsに渡したときのデモテープの雰囲気を2011年に再現しました。彼らへの感謝の気持ちも込めて、ボーナストラックとして収録しています。
【この曲が好きな人にオススメのCDは⇒】
KinKi Kids 「K album」
2011/12/11岡山にて
動画コメント到着!
※プレーヤーが起動します
★堂島孝平最新情報★
今週末2011/12/16[金]、
恵比寿LIQUIDROOMにてワンマン「BEST OF HARD CORE POP!」開催
http://djkh.jp/
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