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2011年8月26日 (金)

無人島 〜俺の10枚〜

無人島 〜俺の10枚〜 vol.97 【So Many Tears 編】

音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回のお客様はSo Many Tearsの皆さん!


 So Many Tears

茂木欣一(スカパラ/FISHMANS)、加藤隆志(スカパラ/LOSALIOS)、柏原譲(FISHMANS/Polaris/OTOUTA)の3人による新バンド。2008年に茂木(ds,vo) と加藤(gt,vo) によって結成。その後、楽曲制作活動を断続的に行い、 2010年 初ライブを迎えるにあたり「やはりあの男を呼ぶしかない」と柏原譲(bass) と連絡をとりスタジオへ入り、その数分後に正式メンバーとして参加が決まる。
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  So Many Tears 『So Many Tears』

    [ 2011年09月07日 発売 / 通常価格 ¥2,625(tax in) ]





茂木欣一、加藤隆志、柏原譲の3人による新バンド・So many tearsのデビューアルバム。合宿レコーディングで作り上げた合計8曲入り、トータル1時間以上に及ぶ、TED JENSEN マスタリングによる壮大なデビュー盤が誕生。自身レーベル“So Beautiful Records”を立ち上げ、スカパラでもFISHMANSでもない、唯一無二のサウンドを遂に発表する。




So Many Tearsが選んだ10枚
廃盤
  『Elis (1972)』
※廃盤



以前、無人島ディスクを1枚だけ選んでほしいと言われたとき、たくさんたくさん悩んで、きっと僕は女性の歌声が聴きたくなるだろうという結論になり、ミニー・リパートンのアルバムを選んだことがあります。今回も色々考えてエリス・レジーナを選びました。クリッシー・ハインドやk.d.ラング、マリーザ・モンチやナラ・レオン・・・いつだって挙げればキリがない、大好きな女性ヴォーカリスト。でも、自分が辿り着くであろう無人島の夕暮れ時に、これほどふさわしい音楽はない!!と思ったんです。大切な人のことを思ったり、ただただ景色を見つめながら頭の中を空っぽにしたり。そんなときに流したい1枚になること間違いなし。


【茂木欣一(drums)】

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夜になって、にぎやかなムードにしたくなるとき、僕にとって永遠のこの1枚が必要となることでしょう。このアルバムに出会ったのはもう30年以上も前のことなのに、一度プレイしてしまえば心のスイッチはいつだってすぐに「ON」。僕をバンド大好き人間に導くきっかけをくれたこのアルバムから受けた影響は多大だ。どんなに気分が乗らないときも、うまく行かないことがあった日でも、この4人組のサウンドが10代の僕、そして今の僕にガッツを与え続けてくれている。なんといっても理屈っぽくないところが魅力。もし、ライブ盤をもう1枚持っていっていいよと言われたら、それは間違いなくダニー・ハサウェイ『ライブ』です。


【茂木欣一(drums)】

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20代の頃はよく引っ越しをしていたのですが、引っ越しをして部屋を整頓するときに、大体決まってスティービー・ワンダーのアルバムをかけていたのを思い出しました。新しい環境に辿り着く、それこそ無人島のような初めての場所に到着するようなとき、きっと僕には彼の音楽がしっくり来るのでしょう。気分一新させてくれるエネルギーが彼の70年代の作品には充ち満ちています。『INNERVISIONS』はビシッと気持ちを引き締める印象がありますが、1年後にリリースされたこのアルバムは、メロディー・ラインや演奏の質感がとても優しく落ち着きます。朝、目が覚めたとき、このアルバムの1曲目"Smile Please"がかかったら最高だね!

【茂木欣一(drums)】

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このアルバムに出会ってから何年になるのだろう?家でもツアー先でも、毎晩眠りにつくときに必ずこれをかけている。僕のiPodの中ではビル・エヴァンス・プレイリストがあって、1曲目は『FROM LEFT TO RIGHT』というアルバムに収録の"Children's Play Song"。これが信じられない位に美しい曲で、この曲に続いて『ALONE』『モントルー・ジャズ・フェスティバル』『WALTZ FOR DEBBY』からの全曲が流れます。いろんな夜があり、『ALONE』の1曲目の途中あたりで眠りに落ちてるとき、耳が集中してモントルーまで到着するとき・・・これを無人島でも同じようにやって、常に眠りを充実させたいな〜、と思っております。

【茂木欣一(drums)】

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毎回ツアーが終わるたびにこのアルバムを聞いて癒されたりしてます(笑)自分のロックの原点、故郷のようなアルバム。







【加藤隆志(guitar)】

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ポールサイモンはシンガーとしてだけではなく、ギタリストとしても尊敬しています。特にScarborough Fairのギターのアルペジオは究極!でも無人島に持って行くならベスト盤かも。






【加藤隆志(guitar)】

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自分のパンクの原点。であり、ブリティッシュロックにはまるきっかけとなったアルバム。The Queen Is Dead!のプラカードを振り回しながら歌うモリッシーの姿は当時高校生だった自分にとってあまりにも衝撃的でした。これも無人島ならベスト盤だな。









【加藤隆志(guitar)】

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さて8枚目、ここからはベースの柏原がチョイスいたします。 このご時世、無人島に行けたんならむしろ幸せってことで (ほら色々あるでしょ、不況とかしがらみとかあの事故とか) 、島に着いたらぜひ幸せをかみしめたいっすよね。最近は沖縄にもめっきり行ってないっす。というわけで無人島は南国の楽園ってことで話を進めさせていただきます。 ということでそこで昼下がりに聞きたいのがカルトーラ/人生は風車〜沈黙のバラ。 やっと日頃の喧噪を永遠に逃れて、ほっとするにはやっぱりこういう酸いも甘いも噛み分けたような、人生の意味が隠された歌がそばになくっちゃね。考える時間はいくらでもあるんだから。


【柏原譲(bass)】

廃盤


そんな無人島にも宵闇が訪れまして、たき火を炊いて魚の蒸し焼きとヤシ酒なんかいただいちゃったのでパーティーしたくなったっす。でも自分ひとりですけど。 無数の星のまたたきと波と風の音。たき火の弾ける音…そんなシチュエーションには音楽をかけるのさえちょっともったいないけど、持ってきた大音量サウンドシステム(推定出力6000W)でドカーンとかけたいのがこれ。ズブズブのダブだけど、寄せては返す波のようにジャネットのキュートな声が時折見え隠れ。大自然に近い音なんすかねえ。爆音なのに眠くなりそうですね。



【柏原譲(bass)】

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薄れ行く意識のなかバタンと寝ちゃうのもいいですがそこは大人。ふと現世を懐かしんだりもしたいっよすね。 「何も告げず残してきた彼女は元気だろうか…、ああ俺はなんて罪な男。でも今夜も夢の中で確かにお前を愛しているんだゼ」そして妄想の中熱い口づけを交わす…ああ男ってなんて身勝手なんでしょ。 そんな時のテーマ曲はやはり「接吻」by オリジナルラブ。 この曲が聞きたくてCD探したら「接吻」ってアルバムは無くて(田島さんすんません)、このベスト盤にシングルバージョンが入ってましたよ。 ちなみに無人島に行かなくてもカラオケで一生歌い続けますよ。だって歌い出しの気分の高揚感サイコーなんだもん。


【柏原譲(bass)】









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