無人島 〜俺の10枚〜 【zom from SMRYTRPS 編】 無人島 〜俺の10枚〜へ戻る

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2011年9月2日 (金)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【zom from SMRYTRPS 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!第94回目のお客様は、9/7にニューアルバムをリリースするSMRYTRPSからzomが登場!

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zom from SMRYTRPS

SMRYTRPS タカツキ / zoe / zom / Semmyの4MCとDJのTKYMからなるヒップホップグループ。 (かつてはメテオやY.O.G.も在籍)
インディー盤「ことばのおんがく」(2004) が話題になり「BEATNIKS」(2006) でメジャーデビュー、独特の音楽性と等身大で飾りのないラップで評判を集め各紙のベストアルバムやベストアーティストとして選出され各地のフェスやライブ会場に出没。メジャー活動と並行してミックスCD「Word is Brown」(2008) を自主流出。 衰退著しいパッケージ業界の中、脅威的なロングセールス、パーソナルで根強い人気を証明する。
公式な新音源集の発表が待ち望まれる中、配信時代のパッケージのあり方としてシングル/アルバムの収録単位にこだわらない「クラフト」シリーズを提案。
メジャー/ストリート、ジャンルを自由にまたぎ、世代を超えて愛される彼らの音楽の秘密は独特の「ゆるさ」にあるのかもしれない。

zomプロフィール(虚飾少なめ)
メガネと歌担当。彼はゴスペルシンガーで敬虔なクリスチャンでもある。透明感のある歌声で楽曲に色を添える。

SMRYTRPS
『Orange Voyagers』 / SMRYTRPS
2011年09月07日発売

SMRYTRPS(サムライトループス)のしっぽを捕まえろ!音楽のエッジの上を鼻歌で、無責任かつぼんやりとうろつくMC集団SMRYTRPS(サムライトループス)。ソウル/ジャズ/R&B...エルビスのあの曲や,セサミストリートでお馴染みのあの曲、ミニー・リパートンにスリック・リック、ゴスペルのクラシックまでふわふわでモコモコした音と言葉の旅へ!アルバムのようでアルバムじゃない。smrytrpsがハンドメイドにこだわったクラフトシリーズ第一弾!東日本大震災チャリティーソング「虹が見えたんだ」も収録!
 PV視聴はコチラ


『Orange Voyagers』楽曲解説

新しく加入したDJ TKYMのソウル/ジャズを基調としたトラックや、タカツキのウッドベースを用いたトラックによって全体に暖かくリラックスした広がりを感じさせる音楽の旅が展開される。ゴスペルのスタンダード曲を10年代の日本のヒップホップに再定義した07.「Down by the riverside」エルビス・プレスリーのエッセンスが香る03.「つめたくしないで」、まさかのセサミストリートのスキットから大胆に着想を得た06.「マナマナ」レゲエビートでゾエのわが子への目線が暖かいソロ作05.「かんかんかん」や先の震災直後にダウンロードで寄付を募った11.「虹がみえたんだ」など足下のしっかりした楽曲もサムライ流の聞き所だ。中でも”スリック・リック/ヘイ!ヤングワールド”がサンプリングされた、日常を楽しむ中に息づく力強さのこもった13.「レッツカモンジョイナスダイナマイトピッツアパーティ−2011」はSMRY独特の「伝え方」を感じる事が出来る楽曲になっている。クラフト中にはインストや本人たちの練習風景も収録され、全体に彼らが敬愛するイギリスのコント集団「モンティパイソン」のスキットからの音声が箇所にちりばめられ独特の雰囲気を醸し出している。

収録曲

01. Stereyo
02. アレレ
03. つめたくしないで
04. Little Summer
05. かんかんかん
06. マナマナ
07. Down by the riverside
08. Stand by U
09. 風が吹くなら
10. U.P.Y.O.U.R.S.
11. 虹が見えたんだ
12. Orange Voyagers
13. レッツカモンジョイナス ダイナマイトピッツアパーティ-2011
14. (SMRY 4U) departure

zom が選んだ10枚!

    01.レイ・ハラカミ / 『lust』

電子音がこんなにも有機的にアンサンブルする音楽は皆無です。彼の音楽は一生ボクの羅針盤です。ご冥福をお祈り致します。

 

    02.Little Creatures / 『FUTURE SHOCKING PINK』※廃盤

1曲目が聞こえた時、齢20歳。世界が広がったような感覚に襲われて嬉しくなりました笑。
 

    03.a tribe called quest / 『ロウ・エンド・セオリー』

ベースとドラムとラップさえあれば、、、という事を忘れがちなボクに思い出させてくれるアルバム。 Scenario のDINGO とバスタのヴァースが好き。Buggin' Outも好き。
 

    04.スチャダラパー / 『WILD FANCY ALLIANCE』※廃盤

未だにトピックの視点に古臭さどころか新鮮味を感じてしまう。呪縛ですね笑暇の過ごし方に静かな凄みを感じる。
 

    05.イヴァン・リンス / 『今宵楽しく』※廃盤

表題曲の今宵楽しくが好きすぎて、一時期道でもどこでも口付さんでいました。合唱になる感じや、クラリネットの鳴き声みたいなのが途中で入ってくるのがイイ。
 

    06.Jim O'rourke / 『Eureka』

ある時期、いわゆるシカゴ音響派のCDを聴き漁っていて、いろいろと淘汰されてもずっと、マスターピースとして残っている作品。傑作です。
 

    07.Jeru The Damaja / 『Wrath of the Math』

中学生のボクは地元にできた新しいCD屋の小さな洋楽HIPHOPのコーナーで何十分もにらめっこしながら最初に買った(一緒にNas の2ndも)。我ながら渋く、そしてませていた。。
 

    08.Jean Jacques Perrey / 『Jean-Jacque's Circus Of Life』

モーグものはなんでも好きだけど、何の気なしに買ったこれがすごい愛聴盤。調べてみたら、ジャンさんこの音源出た時72歳。。。アコガレです!
 

    09.SKETCH SHOW / 『Loophole』※廃盤

電子音に枯れた空気や、芳醇な音楽性が透けて見える名盤。

 

    10.細野晴臣 / 『HoSoNoVa』

大好きな細野さんの最新作を。いつまでも音楽を更新し続けるってすごいこと です。