MUTE BEAT 超貴重音源発掘！

MUTE BEAT 超貴重音源発掘！

THE HEAVYMANNERS、LITTLE TEMPO、MASAmatix from AUDIO ACTIVE、OKI DUB AINU BAND、あらかじめ決められた恋人たちへ....と2011年のDUBがすげーぞ！って話は、日本のDUB特集でしてみたわけですが、更なる仰天リリースが飛び込んできました！！！ 上記のアーティスト達のルーツ、日本のDUBのオリジネーター MUTE BEAT、怒涛の3作品同時リリースです！


まずひとつめのびっくり！
87年、青山スパイラルホールで行われた、ジャマイカ最高峰の鍵盤奏者GLADDYことGLADSTONE ANDERSONとMUTE BEATのライブ・セッションが奇跡のDVD化です！こんな映像が残っていたとは・・・！このロスト映像を“宝”と呼ばずに何と呼ぶんでしょうか？
何を隠そう僕は当時のMUTE BEATを知らない後追い世代。話によく聞く、じゃがたら達との伝説のイベント「東京ソイソース」などに並々ならぬ想いを馳せてきた訳です。
そんな当時の様子を切り取った今回の映像作品。映像の粗さも相まって、当時のアンダーグラウンド且つ確かなムーブメントを垣間見れるヤバすぎる作品です。
もちろん当時のMUTE BEATを知るとんがった大人はご存知の通り、このLIVEは伝説と呼ぶに相応しい歴史的名演である事は間違いありません。文句なしの作品。


続くびっくりは、激レア音源収録の新編集BEST盤！
その激レア音源とは、87年にOVERHEATが日本のレーベルとして初めてジャマイカでリリースしたGladdy / Mute Beatの7インチ・シングル「Something Special」！
日本においてDUB/REGGAE黎明期であった当時にしてジャマイカでリリースというOVERHEATの攻めっぷり、狂ってるとしか思えないですね（もちろんリスペクトを込めて）。
そんなOVERHEATの運営するWEBマガジン「Riddim ONLINE」によるMUTE BEAT特集ページ内に「ベスト盤を出すヒマなどなかった。ーーMUTE BEATとあの時代。」という川勝正幸さんのコラムが掲載されていますので、こちらを読みながらこのBEST盤を堪能するというのはかなり正しいスタイルではないでしょうか？


そして最後のびっくり！
名盤『STILL ECHO』のデジタルリマスター再発です。
1987年5月にそれまでリリースされた12インチ・シングル三部作をまとめた実質的なファースト・アルバム。
Augustus Pabloが参加した「Still Echo」のMelodica Mixはもちろん収録されているとして、今回は新たに12インチ・アナログ盤でしか発売されていなかった朝本浩文作「Sunny Side Walk」と増井朗人作「A Stairwell」も追加した究極のセレクションです。
このボートラ2曲はファンも大いに納得がいくところでは？
全曲デジタル・リマスタリングが施されているわけですが、これ程までにリマスタリングを欲してた音源はないんじゃないかっていう音のクオリティーです。既に所持していてもこれは買うべきでしょう。


これは単に当時を懐かしく思うだけの再発ではない。

1980年代初頭に結成された一つのバンドが残したもの。
手本となるようなモノが身近にない中、手探りでDUBという音楽を表現しようとしたその精神。後のアーティスト達に多大な影響を与えたMUTE BEATのサウンド。

30年近くの時を経ようとしているそのサウンドが、何故こんなにも人を魅了するのか？
未だ、MUTE BEATのサウンドに触れた事のないリスナーにも聴いてもらいたいのだ。

だからこそ、MUTE BEATのオリジナルアルバム『FLOWER』『LOVER'S ROCK』『MARCH』という名盤が現在廃盤、もしくは入手困難という状況には・・・
激しく再発希望な訳であります。

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  [特集] 日本のDUB

  MASAmatix from AUDIO ACTIVE、LITTLE TEMPO、THE HEAVYMANNERS...2011年、再び煙たいDUBがクる！日本のDUBをこの辺でおさらいしましょう！あぁ名盤だらけ！

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