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AMORPHISインタビュー(2)

2011年6月3日 (金)

interview

AMORPHIS

最新作『The Begining Of Times』が大ヒット中の AMORPHIS/エサ・ホロパイネン(G)のインタビューを特別掲載(2/2)!!

--- (前頁からの続き)

“On A Stranded Shore”のワーキング・タイトルは“Eurovision”。ポップな感じで、AMORPHIS特有のメランコリーはあまりない。ハッピーな楽曲だと思う。歌詞は悲しいから、面白いコントラストになっている(笑)
(註:カレワラ第5章引用 – 婚約者アイノの化身である魚との遭遇)

『カレワラ』の世界では、次の曲の“Escape”は敵から逃げることなんだけど、これは自分から逃げるという意味もある深い曲なんだ。まだその辺は俺も結果を出してない(笑) けれど、ワイナモイネンは自分の心の状態から逃げ出したかったんだと思う。キャッチーだけれど存在感がある曲だと俺は思う。
(註:カレワラ第16章引用 – 冥界トゥオネラ訪問、そして脱出)

“Crack In A Stone”は神秘的な曲けど、ベース・ギターがリードする楽曲なんだ。シンフォニックだし、ドラマティックな音楽になっている。ヴォーカルがすごくいい。 (註:カレワラ第16章引用 – 冥界トゥオネラ訪問、そして脱出)

“Beginning Of Time”はもっとも叙情的な曲で、アルバムのエンディングに相応しい。歌詞の内容は、オープニングに持ってくるべきものなんだけど、これをラストに持ってくることで希望に満ちた感じになる壮大な曲なんだ。
(註:カレワラ第1章引用 – 大地創造)

“Heart’s Song”もフォーク風の曲で、すごく好きだったので、ボーナス・トラックとして入れられてよかったよ。本編に入れても全く問題がないくらい力のある曲だ。今回は13曲入りのアルバムになっているけど、どの曲も本当にパワフルだったから、アルバムにすべて入れたかった。
(註:ワイナモイネンのことを唄っており、具体的に引用された章はないようです)

--- 今作で、これまでと違ったチャレンジ(取り組み)を試みた点があったら教えてください。

もちろんこんなに曲数の多いアルバムは初めてだし、女性ヴォーカルも新しい試みだった。以前もあったけど、“Skyforger”にはゲスト・シンガーを入れなかったから、女性ヴォーカルを入れるのは新鮮だった。それから音楽面では新しいアンプを使ってみた。フルート、クラリネットとサックスも入れているし、シンセサイザーのラインも今回はオーガニックで、80年代風になっている。サウンドは様々な要素があるので、そこが以前と違う部分だと思う。

--- 前作「SKYFORGER」よりもスピード感があり、アグレッシヴな印象をうけました。昨年リリースされた「MAGIC & MAYHEM」で、今よりアグレッシヴだった初期の曲をリ・レコーディングしたことが影響してたりするのでしょうか?

俺もそう思っていた。確かに影響はあったと思う。それにトラック数がおおいので、バリエーションが生まれたと思う。アグレッシヴなアルバムになったのは初期の曲の影響だと俺は思う。

--- アートワークが印象的ですが、「ホオジロガモ(golden eye)の卵のカケラから世界は誕生した」という解釈を画にしたんですよね。これはデザイナーのトラヴィス・スミスのアイディアですか?

俺たちのアイディアなんだ、コンセプトのことを話し合う時に、アートワークのことも同時に考えた。いつもトラヴィスに考えや要望を話して、彼がそこから作り出してくれる。卵は『カレワラ』の世界において重要な意味があって、すべては卵から生まれたという教えなんだ。だから卵は絶対に入れたかった。

--- え? ワイナモイネンも卵から生まれたってことですか?(笑)

いや、彼は卵から生まれてないよ(笑) 女神が彼を産んだということなんだけど、その女神は卵から誕生している。そして世界も卵から創られた。生命の誕生の象徴なんだ。

--- NIGHTWISHのマルコ・ヒエタラが、今作でもヴォーカル・プロデュースを手掛けていますが、やはり彼のサポートは欠かせないものですか?

彼はトミとすごくいい関係を保っている。「ECLIPSE」から一緒にやっているので、よくわかっている。トミはマルコと一緒にやることをいつも望んでいる。発声、発音、そしてハーモニーの部分を指導してくれているんだ。トミはいつもとても練習して、準備がよく出来ているし、アイディアも豊富だけど、マルコはそれをさらにプッシュして、引き立ててくれると思う。彼のお陰でさらにいいヴォーカルになっているんだ。

--- 6月にCHILDREN OF BODOMと共に来日公演を行いますが、あなた方がオリジネイターとも言われるメロディック・デスというジャンルにおける若い世代とのツアーをどう思いますか?

最高だよね。彼らは素晴らしいバンドだし、何年も友人として付き合いがある。本当はユーロッパでも彼らとツアーをする予定だったけど、タイミング的に合わなかった。日本に両バンドでいけるのは最高にいいパッケージだと思うから楽しみだよ。

--- 日本のファンへメッセージをお願いできますか?

ニュー・アルバム「THE BEGINNING OF TIMES」を好きになってくれれば最高に幸せだよ。日本に行くのを心から楽しみにしている。日本で起きた地震や津波、放射能汚染は本当に悲劇だけど、俺たちの音楽が少しでも安らぎや希望になれればいいと思っている。日本は世界で一番いい国だから、早くみんなと一緒に過ごしたいと思っている。今まで東京、大阪には行けたけど、今回は他の都市も見ることができるみたいだから、それも期待しているんだ。今、どれだけ日本に行きたいか、言葉では表せないくらいだよ。

profile

形を持たないことを意味する「amorphous」からエサ・ホロパイネン(g)がバンド名をAMORPHISと決め、ヤン・レックベルガー(ds)と共に地元フィンランドはヘルシンキでバンドを結成したのが90年秋のこと。ギタリスト兼ヴォーカリストとしてトミ・コイヴサーリと、ベーシストのオーリ=ペッカ・ライネを迎え入れ、フィンランドのデス・メタル・シーンでのデビューへ向けて本格的に始動。91年、バンド初のデモにアメリカのRelapse Recordsが興味を示し、93年に1stフル・アルバム「THE KARELIAN ISTHMUS」を発表。そして94年、メロディック・デス・メタル史上に残る傑作「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」を生み出す。この作品は、フィンランドの叙事詩であるカレワラに基づいて制作されたコンセプト・アルバムであった。96年に3rd「ELEGY」をリリース。プログレッシヴ・ロックの要素をも融合させた「ELEGY」は、ギター・リフをメインにしたサウンドから、歌、そしてメロディを主体とした音作りへと変貌を遂げた。そして4thアルバム「TUONELA」(99年)、5thアルバム「AM UNIVERSUM」(01年)、6thアルバム「FAR FROM THE SUN」(03年)を発表するも、9年間AMORPHISの顔として努めてきたパシが脱退、そしてバンドは元SINISTHRAのトミ・ヨーツセンを迎え入れる。ヨーツセンは新たなエネルギーとフレッシュな見解だけでなく、全盛期と呼ばれていた「TALES〜」や「ELEGY」時代のスタイルへとバンドを導いた。回帰に成功したAMORPHISはカレワラをもとに7thアルバム「ECLIPSE」(06年)を制作。初期AMORPHISサウンドを踏襲しつつ、非常にヴァラエティに富んだ作品に仕上がり、シングルの“House Of Sleep”は、母国ナショナル・シングル・チャートで堂々初登場1位を獲得。07年に入ると、彼らのスタイルを崩すことなくまたもカレワラをインスピレーションの源流に創られた8th「SILENT WATERS」を発表。09年5月に通算9作目となるカレワラをテーマにした「SKYFORGER」をリリース。2010年、結成20周年を迎えたバンドは、「MAGIC & MAYHEM - TALES FROM THE EARLY YEARS」なる、初期の名曲をリレコーディングしたアルバムを発表。そして2011年、通算10作目となるオリジナル・スタジオ・アルバム「THE BEGINNING OF TIMES」をリリース。

Members:
■ Tomi Koivusaari (G)
■ Santeri Kallio (Key)
■ Tomi Joutsen (Vo)
■ Niclas Etelavuori (Ba)
■ Esa Holopainen (G)
■ Jan Rechberger (Ds)

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