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【第1回】トキメキ☆キャスト・インタビュー(全3回)

韓流☆華流☆アジア・エンタメ

2011年5月2日 (月)

INTERVIEW INDEX:  第1回パク・ミニョン | 第2回ユ・アイン  | 第3回ソン・ジュンギ 

トキメキ☆キャストインタビュー【第1回】:パク・ミニョン

『トキメキ☆成均館スキャンダル』(発売元:カルチュア・パブリッシャーズ 販売元:東宝)リリース記念を記念して、このたびドラマに出演するキャストたちのインタビューが実現!!撮影エピソードや役作り、そしてそれぞれのドラマお気に入りシーンなど、様々な質問に沢山答えて頂き、全3回でお届け致します!!第1回は、女であることを隠し、「成均館」儒生として学問に励む苦学生、キム・ユニ役を好演したパク・ミニョン。主役のユチョンと一番多くの時間を過ごしたエピソードや、役者としてのユチョンの印象などを語ってくれてます!!次回作はイ・ミンホとの共演で話題の『シティー・ハンター』にも出演が決定。

リリース情報

  トキメキ☆成均館スキャンダル<完全版> DVD-BOX1
  トキメキ☆成均館スキャンダル<完全版> DVD-BOX2
全20話/2010年/韓国/
BOX1:(1〜10話収録)5枚組/本編:約650分
BOX2:(11〜20話収録)6枚組(本編+特典ディスク)/本編:約650分
★特典ディスク付(BOX2)
韓国での記者会見映像、主演4人インタビュー、その他
★BOX1&2共通 封入特典:ブックレット
★さらに、BOX1、BOX2、各それぞれに封入特典アリ!
特典など詳しい情報はコチラ] 

インタビュー動画UP!


【パク・ミニョン】

© KBS Media Ltd. © RaemongRaein

      

---出演の経緯を教えてください。

パク・ミニョン(※以下、MinYoung):「シノブシスを初めて読んだとき、すでにほとんど結末まで見えていた状態でした。とても面白かったし、しっかりした原作もあり、途中でぶれたりする危険がないと感じたんです。それに、ヒロインのユニに関しては、元気で明るいのに聡明だという点が、最近のドラマにあまりないタイプで素敵でした。台本は4話まで頂きましたが、どんどん面白くなっていくんです。私自身、俳優としてのキャリアが長いわけではありませんが、この『成均館スキャンダル』のように回を重ねるごとにどんどん面白さが増していく作品が良い作品であることは、勘としてわかっています。それで、演技者としてどうしても出演したいと思い、久々にオーディションを受けたんです。でも実は…屈辱でもありました。まるっきりの新人でもなかったので。何度かのオーディションを経て、最後に監督と作家の前に呼ばれ、リーディングをして、ようやく決まったのですが、“やった”ではなく “結局私なんだ!”という爽快な気持ちでした。それは…不思議なことに、はじめから自分がこの役を演じるような気がしていたんです。私がやれば、うまくできるという思いが強くありました。演技を続けるかどうしようか悩んでいた時期に出会った、運命のような作品でしたね」

---出演を熱望したということですが、このドラマにそこまで惹きつけられた魅力は?

MinYoung「身分差別があった大変な時代に、純粋に自分の夢に向かって突き進んでいくヒロインの姿が、何より魅力的でした。台本を読んだだけで胸を打たれたキャラクターだったので、視聴者にも共感してもらえるという確信があったんです。私がユニというキャラクターの真実、リアルを演じきれれば、多くの視聴者に魅力的なキャラクターとして記憶される作品になるだろうと。私だけでなく、他の出演者みんながこの作品や演技に対する情熱や欲があり、それらが一緒になることでパワーが増したことも作品にいい結果を与えたと思います。若者たちが力を合わせて夢を実現させていく物語だったのが、演じる私たちにも重なったのが良かったですね」

---男装したヒロインは最近の韓国ドラマのトレンドになっているようですが、そういった意味での負担はありませんでしたか?

MinYoung:「幸か不幸か、私自身はそういったドラマを見たことがなかったので、先入観はありませんでした。ただ、一般的に見れば、この素材は食傷気味になっているかも…という思いは多少ありました。でも、このドラマは、男装して生きるしかなかった一人の女性の運命と人間としての成長に焦点が当てられています。人はどの時代に生まれたとしても、男でも女でも違いはありません。人は皆、何もない状態から一つ一つ満たしていきながら成長するものですよね。ユニの場合は、男装そのものよりも、男装しなくてはならない時代的背景を乗り越えることが成長でした。男装に対する真実味があったので、私もユニというキャラクターを自然に受け入れられたんだと思います。だから、男装する女ではなく、ただ一人の人間として表現しようとしました」

---演じる上で、最も重視したことは?

MinYoung:「私の台本の一番最初のページには“真心”と書かれています。一番私が重点を置いたところですし、これがないとこのドラマを見たとき、多くの視聴者に共感してもらえないと思いました。私が少しでも違うことを考えて演技をしたら、真心が出ません。ユニが乗り越えなければならないすべてのことが、この真心からくるものだったし、真心があったからこそ、ソンジュンとのロマンスも決して軽いものではない、純粋で汚れない愛を描くことができたのだと思います。なので、このドラマ全体を通して、私が演技で一番気を配ったのは“真心”という部分でした」

---では演じる上で、最も悩んだことは?

MinYoung:ユニの入浴シーンです(笑)。どうしたら一番ユニらしく撮ることができるか。ユニがいきなりセクシーになったら変ですよね。突然女性らしくなってはいけないと思い、そのシーンではふざけてみたり、すごく努力しました。実は、そういう演技がとても大変なんです。セリフがあって、何か伝えたいメッセージがはっきりとあるときは簡単なのですが、“水をすくう”“入浴する”“服を着替える”というような、男性から女性になるとき、また女性から男性になるときのシーンが一番難しかったです。男装女子が出て来るドラマにはつきものですよね。だから、そういった部分にうんざりされないようにすることが悩みの種でした。キャラクターがぶれないか、細かいところに悩みましたね」

---脚本家や監督から要望されたことは? 具体的に相談したことがあれば、教えてください。

MinYoung:「もともとユニは脚本家や監督にとって悩ましいキャラクターだったそうです。でも、私が演じたことによってその悩みが消えたと言ってくださり、それが私にとっては大きな力になりました。なので、特別な指示はありませんでしたね。一番最初にミーティングをしてからは、ずっと私の自由に任せてくれました。そんな風に私を信じてくれたことに、とても感謝しています。ただ、編集したものを見ながら、パク・ミニョンだけのさまざまな表情…可愛い表情やふざけた表情がもう少し見えたらいいねと言われたことがありました。そうすれば、このドラマ全体が生き生きとした明るい青春ドラマの雰囲気になるだろうとアドバイスされたんです。最初はちょっと力んでいた部分があったのですが、このアドバイスによって少し力を抜いたら、いい演技ができるようになりました。アドリブの中でも気に入っているものがあります。大射礼(※註)のシーンにあるユニとジェシンのやり取りで、イタズラっこのようなことを言ったり表情を見せる部分です。そういう演技は、力を抜いてこそできるものなんです。深刻なシーンの合間に見せる明るい演技について、監督からたびたびアドバイスをもらいました」
※註 大射礼(テサレ):チームを組んで対戦する弓の競技大会。

---ソンジュン、ジェシン、ヨンハの3人の男性の中で、ご自身の理想のタイプに近いのは?

MinYoung:「初めはヨンハのいけ図々しさがいいなと思ったし、次にはジェシンのタフさに惹かれるようになりました。そして話が進むうちに、ユニと同様ソンジュンが可愛く思えるようになっていきました。特に、ソンジュンはユニを愛し始めてからキャラクターに奥行きが出て、グンと魅力が爆発しますよね。ヤキモチを焼くソンジュンは、本当に可愛くて。でも、最終的に私の心を射止めたのは、ソンジュンのお父様、キム・ガブス先生でした(笑)。脚本家の先生が私の気持ちをくみ取ってくれて、最終話にはガブス先生とお茶を飲むシーンも入れてくれました。ガブス先生はすべてのキャラクターを混ぜ合わせたような素敵な方なんです!」

---では、ソンジュン、ジェシン、ヨンハの3人の男性の中で、自分が演じるなら誰がいいですか?

MinYoung:「ヨンハです(笑)。だって、本当に面白いじゃないですか。ソン・ジュンギさんは120%朝鮮をどう変えていくか真剣に悩んでいる時に、ヨンハ1人だけおどけている姿がすごく面白いですよね。私が男優だったら、ク・ヨンハのキャラクターが魅力的に映ったと思います」

---ユニを演じていて、最も胸が痛んだシーンは?

MinYoung:「ユニが女だと知り、成均館から出ていけと言うチョン・ヤギョン博士に対し、“女だからダメなのですか?”と問うシーンです。同じ女性として、本当にその悲しみがこみ上げてきました。そして逆に、同じ女性として痛快だったシーンもあります。それは同じくチョン・ヤギョン博士に復讐する場面です(第10話)。博士がユニに退学すべきだと告げる場面なんですが、ユニはこう言い返します。“女には役人の資格がないとか。でも先生、おかしなものです。朝鮮はなんて有り様ですか。資格を持った男たちが国をつくってきたのに”。視聴者の多くも、このシーンは痛快だったようです。私もユニを演じながら、その時代の女性のように息苦しさを感じていました。その当時の女性の思いを代弁するシーンだったし、女性として本当にかっこいいなと思いましたね」

---では、最もときめいたシーンは?

MinYoung:「一つを選ぶのは難しいです。あえてあげるなら、成均館に入学して、初めて教育というものを受けた時、ソンジュンにお礼を言う場面です。こんなに勉強が面白いのか、友達がこんなに良いものなのか、初めてわかったと、ソンジュンに感謝の気持ちを伝えるんです。それまでにユニは人目を忍んで勉強をしていて、友達もおらず、毎日を生きていくのに精一杯でした。でも、ソンジュンのおかげで初めて充実して生きている感じを味わうんです。その場面では、私もとてもときめました。それと、初めて女性としてソンジュンに愛を告白されたシーンです」

---ソンジュンへの想いが募りながら女性であることが告げられず苦悩する場面も胸が痛みましたが、どのような気持ちでしたか?

MinYoung「演じている時は、常にユニと同じ気持ちでした。私はこの人を好きだけど、女であることを明かすことができない。私にはもっと大きなやる事がある。好きであるという気持ちを抑えるしかないという状況でしたよね。その状況に心を痛めながら演じていました。なので、気持ちはとても沈みましたね。もし現実にそんな状況になったら…。そういった恋をしたことがないので、難しいですね。でも、私がユニだったとしても、告白できなかったと思います」

---ユチョンさんとの撮影シーンが多かったと思いますが、特に印象に残る思い出は?

MinYoung:「2人で撮影するのがほとんど日常だったので、特別な思い出というのが逆にないんですよ(笑)。一緒にいる時間が一番多かったので、よくイタズラをしていましたね。演じながら、ユニを通して恋愛の気分も味わえましたが、カットがかかると、 “ソンジュンはどこにいるの?” と冗談で言ったりしました。撮影はとても楽しかったですね」

---現場で感じたユチョンさんの魅力は?

MinYoung:「演技に対してとても熱心で、私もたくさん助けてもらったほど、俳優として学ぶ点が多かったです。初めはアイドルのカラーが出てしまうのではと心配しましたが、初めの台本読み合わせの時にその心配は吹き飛びました。セリフを話すのを聞いて、徹底的に準備をしてきたことがすぐにわかったんです。ユチョンさんは演技が初めてだったし、負担も多かったと思うのですが、他の共演者に迷惑をかけまいと努力する姿に誠実さを感じました。その誠実さがこの人をここまでのスターにしたんだなという気がして、それが最大の魅力でした」

---ユニとミニョンさんとのシンクロ率は?

MinYoung: 「家族のために全力を尽くすのはユニと似ていますし、時に大胆な行動をする面も一緒ですね。でも、恋に関しては、ユニほど大胆ではありません。恋ははじめのインスピレーションが大事で、友達から恋人に発展することはないし、リードしてくれる男性が好きです。なので、シンクロ率は、70%くらいかな(笑)。私は、スーパーハイパー肯定主義者で、根拠のない自信があったりするんです。 一方で、アップダウンも激しいです。撮影の時も、明るいシーンの後にシリアスな暗いシーンを撮ると、気分がダウンしてしまうんです。キャラクターの気持ちに没入するということ自体は俳優としては良いところですが、パク・ミニョンとしてはつらい時がありますね」

---このドラマは、「青春」という特別な時代にスポットを当てた「成長物語」だと思いますが、ご自身の「青春」のイメージは?

MinYoung:「無条件にぶつかっていくもの、ですね。成功しても失敗しても、挑戦していく。青春だから挑戦して失敗しても、再び立ち上がることができます。道の途中、過程というイメージですね。ユニもそうですし、ソンジュンやジェシン、ヨンハもそうでした。青春のために不可能と思えるものにも、ぶつかっていけた。自分たちがこの世の中を変えようなんて、無謀な挑戦ですよね。でも、その変えようという意識に希望があるんです。希望を持つことができるのは、純粋な汚れない心があるからだと思います。青春だから楽しまなければいけないこともあり、青春だから許されるものもあり、青春だから挑戦しなければいけないものもある。せっかく挑戦できる場があるのに、それをしないのは愚かなことですよね。まさに、このドラマを通して、私自身が学んだことです」

---最後に日本の視聴者にメッセージを。

MinYoung:「日本のファンの方々に直接お会いしたかったのですが、今回の震災があって…とても心が痛かったです。このドラマでは、主人公のユニが逆境を乗り越え、夢をなしていく姿が描かれています。夢をと希望を持って、前に進もうと努力していけば、いつかは良い世の中が来るというメッセージが詰め込まれているんです。なので、このドラマが少しでも皆さんにとって笑顔と希望を与えるものとなってくれたらと思います。でも、そんなに難しく考えずに見てほしいです。見る人によって、様々な解釈ができると思うし、その一つ一つの解釈、すべてが正解です。美男子もたくさん出てきますし(笑)。ぜひ、楽しんで見て頂けたらと思います!」


Licensed by KBS Media Ltd. (C)RaemongRaein /Photo:岩根 愛

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※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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