ぶっちぎりステージ [解説]大野均(Djembe)
■One Day As A Lion [One Day As A Lion]
フェスの楽しみ方って人それぞれでしょうが、個人的にはチルアウトとかあんま求めてなくて、とにかくテンション上げたいんです!!それでは暑苦しいかもしれませんがお付き合いください!!
そんなわけで、トップバッターはザック・デラ・ロチャしかないんです!!!いいだろ、脳内フェスなんだから!!ザックは俺の永遠のヒーロー!!ドラムのジョン・セオドアも大好き!!愛してる!!
一曲目「Wild International」でテンションはいきなり最高潮!!
朝からテンション上げろパーリーピーポー!!
■ENGINE DOWN [Under The Pretence Of Present Tense]
そしてENGINE DOWNが奇跡のリユニオンして俺の脳内フェスに出演してくれた!!俺は絶対泣く!!
生でENGINE DOWNが見れるなんて!!名曲「Second of Februry」でテンションは再び最高潮に!!
ドラムのコーンブレッドはタイム感、フレーズのセンス、全てが天才的!!
オススメは迷ったけど名作の誉れ高い1stで!!
■DEEP RUMBA [A Calm In The Fire Of Dances]
このくらいの時間でラテンもいっとこう!!
ラテンだし、ユルく楽しみたーいとか大甘な考えは今すぐドブに捨てろ!!
オラシオ・エルナンデスとロビー・アミーンの超絶リズムセクションを目の当たりにして、会場中のドラマーが戦意喪失!!
もう笑うしかないくらい精緻!!世の中バケモノみたいドラマーがいるぞ!!
自分には縁のない世界だと認識しろオールドラマーズ!!
オススメはDeep Rumbaの2nd!!つか新作が早く聴きてぇよ!!
■Atomic [Theater Tilters]
北欧ノルウェーのジャズバンド、Atomicがまさかのロックフェス出演!!
このバンドが来日する時は、何としても駆け付ける!!
俺は今世界で一番カッコいいジャズを演奏するバンドだと思ってます!!
そんじょそこらのハードコアバンドが泣いて逃げ出すテンションの高さ、熱さ!!アンサンブルの見事さ!!ヤバイ!!
ポールニルセンラブは現代最高のドラマー!!若い時のシュワちゃんみたいな軍人顔してて大好き!!
ロックフェスで、野外で、どんな演奏するのか見てみたい!!Atomicのライブでダイブしたい!!
オススメは2009年発売の彼らの最新作!!Atomicはいつだって最新作が一番ヤバイ!!
そういうところが彼らの充実ぶりを如実に表している!!ちょっと高いけど必ず買うように!!
■Flaming Lips [Yoshimi Battles The Pink Robots]
ここまで走り続けてきた脳内フェス、俺のステージはいよいよトリに。。
フェスのラストに何聴きたい?って言われたら、真っ先に「Do You Realise?」って答えるよ俺は!!
2010年11月の来日公演で初めて生でライブみたんだけど、そりゃもうすごくて。。
腹の底から笑って、超楽しかったんです!!しかも泣けるんだよ!!
「君の知ってる人はいつか死んでしまうよ、そのことに気づいてる?」
なんて事を、紙吹雪バンバン飛ばしながら、満面の笑みでバシーッとガッツポーズ取りながら歌われたら、
もうこっちも笑いながら泣いちゃうし、ガッツポーズ取るしかないでしょうよ!!
生きてることの可笑しさや悲しさや素晴らしさを、全く押しつけがましくなく表現しきってて、
ホントにすげぇなぁって思った!!泣いた俺は!!
旅団の目指すべきとこだなーと思ったよ。やってる音楽は全然違うし、絶対勝てないけど!!そんなの関係ねぇ!!
オススメは「Do You Realise?」収録の「Yoshimi Battles The Pink Robots」!!一緒に泣こう!!