【脳内フェス】旅団編!

2011年1月6日 (木)


旅団

第6回脳内フェス開催!

新企画・企画"脳内フェス"!!!
アーティストにフェス主催者に成りすましてもらって、自由にタイムテーブルを作成してもらう!という大好評企画“脳内フェス”。 第6回目は、旅団が登場!

若手ジャムバンドシーンの中でも一番の注目株。1月19日にニューアルバム『Lingua Franca』をリリースする旅団から向山氏、大野氏が参戦!旅団の音からは想像できないジャンルのアーティストもいたりと面白いセレクトです!激アツなコメントも必見!

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タイムテーブル

タイムテーブル

 

崖っぷちステージ [解説]向山聡孝(Violin)

□Mogwai [Rock Action]
本来はゆったりとしたピアノ弾き語りとかで始めたかったところですが、大野選手が最初から飛ばしてきたのでMogwaiにしました。やっぱり流れって重要だしね!
Mogwaiが来日した時は、なんだかんだライヴ見に行ってる気がします。いつも素晴らしいライヴなのできっと大満足することでしょう。
ただひとつ問題があるとすれば自分主催のフェスだとしても、昼から外に出たくないと言う性分なので、もしかしたらこの日も僕は夕方くらいから参戦するかもしれません・・・。

□Adrian Sherwood [Never Trust A Hippy]
フェスも盛り上がってきたところでDUBを注入したいと思います。 空は雲ひとつない快晴(でもそこまで暑くない)!そして気持い風が吹いていると言う贅沢な設定でお願いします。
踊るも良し。スピーカーの前で寝転びながら聞くも良し。黙っていてもお酒が進みますね。

□Stephan Bodzin [Liebe Ist...] ※廃盤
日も落ちて来て少し暗くなってきたところで(季節は秋から冬という設定)、ドイツの硬いビートを聞きながら静かに沸々と高ぶる気持ちを一旦リセットしましょう。 夕暮れを背に、ディープでミニマルなサウンドを聞きながら、いざ別世界へ!
「Stephan Bodzin」は僕の移動中の必須アイテムです。 そして個人的にはこの辺りの時間でやっとフェス会場に着いた頃かも♪

□TOOL [Lateralus]
満を持してキングオブロックの登場。
「あぁ、このフェスを見に来て良かった」と思える、素晴らしいパフォーマンスを期待して止みません。欲を言えばフェスじゃなくて単独公演で見たいけどね! そしてこの時間に「崖っぷちステージ」最高潮を迎えるのです!!!
ついつい興奮してしまいました。
(そしてここまでは大体僕の車で流れているCDの展開と同じなので、とても自然な流れです)

□安室奈美恵 [Best Fiction]
脳内フェスのお話を頂いた時から、大トリは日本人シンガーにしようと決めてました。永ちゃん(矢沢永吉)か安室ちゃんで迷いましたが、永ちゃんは最近ロックフェスに出ていてイメージが付いてしまっているので、ここは「日本の宝」安室ちゃんにオファーしようと思いました。
いろんな大人の事情で実現は絶対無理だとは思いますが、そこは脳内フェスってことで楽しみましょう。
Adrian Sherwoodが安室ちゃんの声飛ばしたり、Maynard(TOOL)が「Baby Don't Cry♪」のコーラスに参加しちゃったり、ごっつい兄ちゃんとアムラーが手を取り合って盛り上がる「奇跡のコラボレーション」も見逃せませんね!

ぶっちぎりステージ [解説]大野均(Djembe)

■One Day As A Lion [One Day As A Lion]
フェスの楽しみ方って人それぞれでしょうが、個人的にはチルアウトとかあんま求めてなくて、とにかくテンション上げたいんです!!それでは暑苦しいかもしれませんがお付き合いください!!
そんなわけで、トップバッターはザック・デラ・ロチャしかないんです!!!いいだろ、脳内フェスなんだから!!ザックは俺の永遠のヒーロー!!ドラムのジョン・セオドアも大好き!!愛してる!!
一曲目「Wild International」でテンションはいきなり最高潮!! 朝からテンション上げろパーリーピーポー!!

■ENGINE DOWN [Under The Pretence Of Present Tense]
そしてENGINE DOWNが奇跡のリユニオンして俺の脳内フェスに出演してくれた!!俺は絶対泣く!! 生でENGINE DOWNが見れるなんて!!名曲「Second of Februry」でテンションは再び最高潮に!!
ドラムのコーンブレッドはタイム感、フレーズのセンス、全てが天才的!! オススメは迷ったけど名作の誉れ高い1stで!!

■DEEP RUMBA [A Calm In The Fire Of Dances]
このくらいの時間でラテンもいっとこう!!
ラテンだし、ユルく楽しみたーいとか大甘な考えは今すぐドブに捨てろ!! オラシオ・エルナンデスとロビー・アミーンの超絶リズムセクションを目の当たりにして、会場中のドラマーが戦意喪失!! もう笑うしかないくらい精緻!!世の中バケモノみたいドラマーがいるぞ!! 自分には縁のない世界だと認識しろオールドラマーズ!!
オススメはDeep Rumbaの2nd!!つか新作が早く聴きてぇよ!!

■Atomic [Theater Tilters]
北欧ノルウェーのジャズバンド、Atomicがまさかのロックフェス出演!! このバンドが来日する時は、何としても駆け付ける!! 俺は今世界で一番カッコいいジャズを演奏するバンドだと思ってます!! そんじょそこらのハードコアバンドが泣いて逃げ出すテンションの高さ、熱さ!!アンサンブルの見事さ!!ヤバイ!!
ポールニルセンラブは現代最高のドラマー!!若い時のシュワちゃんみたいな軍人顔してて大好き!! ロックフェスで、野外で、どんな演奏するのか見てみたい!!Atomicのライブでダイブしたい!! オススメは2009年発売の彼らの最新作!!Atomicはいつだって最新作が一番ヤバイ!!
そういうところが彼らの充実ぶりを如実に表している!!ちょっと高いけど必ず買うように!!

■Flaming Lips [Yoshimi Battles The Pink Robots]
ここまで走り続けてきた脳内フェス、俺のステージはいよいよトリに。。
フェスのラストに何聴きたい?って言われたら、真っ先に「Do You Realise?」って答えるよ俺は!! 2010年11月の来日公演で初めて生でライブみたんだけど、そりゃもうすごくて。。
腹の底から笑って、超楽しかったんです!!しかも泣けるんだよ!!
「君の知ってる人はいつか死んでしまうよ、そのことに気づいてる?」
なんて事を、紙吹雪バンバン飛ばしながら、満面の笑みでバシーッとガッツポーズ取りながら歌われたら、 もうこっちも笑いながら泣いちゃうし、ガッツポーズ取るしかないでしょうよ!! 生きてることの可笑しさや悲しさや素晴らしさを、全く押しつけがましくなく表現しきってて、 ホントにすげぇなぁって思った!!泣いた俺は!!
旅団の目指すべきとこだなーと思ったよ。やってる音楽は全然違うし、絶対勝てないけど!!そんなの関係ねぇ!! オススメは「Do You Realise?」収録の「Yoshimi Battles The Pink Robots」!!一緒に泣こう!!





そして旅団 待望のニューアルバムはコチラ!

Lingua Franca
『Lingua Franca』
1月19日発売

旅団で初めてメインメロにシンセ音を使用し、小難しいこと抜きに踊れるお祭り曲「GOLDEN PEACH」を皮切りに、9分を超えてグルーヴし、高揚感溢れるラストに向かってまっすぐに途切れず疾走する「aobazuku」が続く。3曲目の「cambrian explosion」は、前アルバム「Terra Incognita」に収録された同名曲の再録だが、9人編成バージョンの初めての録音となり、従来の迫力はそのままに、新しい旅団の音を出すために9人ともがそれぞれの限界を超えて再録された、曲タイトル通り、変化の象徴となっている。そしてラストの「子午線の湾」。こちらも再録だが、全編が7拍子となり、パーカッションによるリズムを強く打ち出し、前作のチルな装いから踊れる7拍子へ変貌を遂げ、現在のライブでも演奏される旧来の曲の中でも、9人編成となって最も大きく変化した曲となっている。
これまで、ゲストプレイヤーを招き、曲ごとにプレイヤーを変えることで空気を大きく変える演出を持ってきたが、今回は現在のライブスタイルそのままに、全曲全員参加、ゲスト参加なしという裸の前傾姿勢で挑んでいる。これが新生旅団の、新天地への旅路の途上から2年半振りに放たれた4曲の“言葉無きことば”だ。



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