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『堀川中立売』 柴田剛監督×石井モタコ 対談! MOVIE インタビューへ戻る

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2011年7月6日 (水)

interview
柴田剛監督×石井モタコ


『おそいひと』DVDリリース時にHMV ONLINEに登場して頂いた柴田剛監督最新作『堀川中立売』の関東上映は大盛況で公開終了し、今度は関西に上陸!試写会にご招待!その後は・・・本作の主演であり、オシリペンペンズのボーカルでもある石井モタコ氏との対談です。関西に拠点を置く彼らならではの独特の語り口調で繰り広げられたトークは緩急とても心地よく、すっかりよい塩梅(湯加減)で堪能させて頂きました。お2人の出会いから出演経緯、はたまた関西事情からつながって音楽を超えた人?のお話や本作の深部まで。実際に観てもらわなければ、または観てもらってもどういう映画なのかあまりにも説明しづらい、稀に見るいい意味での“悪い映画”。映画って本来、「何をやってもいいんだ」という思いが強く残り、体感した後に咀嚼するおもしろさや爽快感を存分に与えてくれる本作。あなたはこの作品、どう観ますか?モタコさんが立ち上げた【こんがりおんがく】レーベルから絶賛発売中のオシリペンペンズのミニアルバムも!今回のお写真はまた何故か・・・エレベーターにて!INTERVIEW and TEXT and PHOTO: 長澤玲美

すげえクセえ便所の前で腕組みながらしゃべったんですよ(笑)。「今回の映画は・・・」って言って。


--- 柴田さんには『おそいひと』のDVDリリース時にインタビューさせて頂いて以来、2回目になりますが、当時、「これでもか!というぐらいにカオス」とおっしゃっていた『堀川中立売』ですが、拝見して本当にカオスだと思いましたし、これが完全に柴田さんのオリジナルということも考えると、悪い監督による、悪い映画だなあと(笑)。モタコさんは台本を読んでどう思われましたか?

石井モタコ(以下、モタコ) 前も実は俺、『尻舟』って映画に出てて、それはホームレスと仲良くなる話なんですけど、今回もホームレスと仲良くなる話で常にホームレスと仲良くなる役やから「もう俺はそういう奴なんだ」と。誰から見てもそういう風に思われてるってことやから、「俺ってすごい」って思って(笑)。

--- 柴田さんがモタコさんを主演に「映画を撮りたい」と思われた理由というのは?

柴田剛(以下、柴田) 普段、音楽をやってるオシリペンペンズのボーカルの石井モタコっていう存在とライブを観ていて、「映画の中で動いてたらどういうものになるのかな」と。モタコは僕に限らず、撮る人がそれぞれにいろいろと興味が沸く人だと思うんです。僕も宮本杜朗(監督)くんの『尻舟』自体は『堀川中立売』を撮り終わって観てるから、映画の存在は知ってて。本当にピンと来るというか、自分と似てるような似てないような、どっかの記憶で知り合いだったかもしれないっていう感じがあるんですよね。あとは『堀川中立売』が思いっきりパラレルワールドの話だったんで、他の役者が考えられなかった。で、もう1つ言うと、僕は山本政志監督の映画が好きなんで、モタコは『ロビンソンの庭』で言うところの町田町蔵!今は町田康さんですけど。

山本政志 1983年『闇のカーニバル』がベルリン国際映画祭・カンヌ国際映画祭で上映される。また、パンクバンドJAGATARA(じゃがたら)のファーストアルバム「南蛮渡来」をプロデュース。『ロビンソンの庭』では江戸アケミや町田康町田町蔵)、『闇のカーニバル』では遠藤ミチロウなど当時のパンクロッカー達を俳優として起用するなど、カテゴリにとらわれない独特の世界観やその仕事が話題を呼んだ。1990年代より国境に縛られない活動が盛んになり、そこから『アトランタ・ブギ』、『ジャンクフード』、『リムジンドライブ』が生まる。また、蒼井そら主演の『聴かれた女』が05年に公開。監督として活躍する一方、その独特の風貌・キャラクターを活かし、俳優活動も行っている。現在、新作『スリー★ポイント』を鋭意制作中?!

モタコ ふぉう!そうやったんですか?

※モタコさんはINUの「メシ喰うな」へのオマージュでもある、ユーモアたっぷりなタイトルで「飯97!」というソロアルバムも制作!「INU町田町蔵町田康とそれぞれの時代で影響を受けている」というのも公言されているので、柴田監督のこの言葉はとてもうれしかったのでは?と。ちなみにオシリペンペンズのNEW ミニALBUM「NEW ME(にゅう みぃ)」へも、町田氏からコメントが届いていました。

柴田 うん。これはね、僕はもう全然歯に衣着せぬ、明け透けなく言っていい感じで、「日本の映画を撮る」ってなった時にやっぱり、山本政志さんの感覚っていうのは自分の中にもう血のように流れてたんで、モタコにやってもらいたかった。

--- モタコさんは『尻舟』の前にも映画の出演オファーがあったんですよね?

モタコ ありましたね。他にも『へどろ』って短編映画で侍の役で出たりとか、何でかてらいなくやってましたね。

※『へどろ』 津山事件(津山30人殺し)をモチーフに時代を江戸時代に置き換えて描いた、入江毅監督の演出が冴え渡った剣劇会の意欲短編!2009年度CO2映画上映展 凸凹惑星大阪参加作品。

柴田 オシリペンペンズのPV「時は来た」観たよ、あのモグラが出てくるやつ。

モタコ あれ撮ったのも宮本くんですよ。

柴田 そうだよね。何かね、モタコって映画栄えしそうでしょ?(笑)。

モタコ しそうっすか(笑)。

--- 確かにしますよね。しかも、モタコさんのこと知らなかったら、ちょっと怖い存在ともいいますか(笑)。

モタコ いやあ、もっと怖い人はいっぱいいますよ(笑)。

柴田 いっぱいいる(笑)。でもモタコ、怖がられちゃったら損だよ(笑)。

モタコ 俺はもうホンマ、そういうのも好き(笑)。

柴田 いるじゃないですか、やっぱり、怖い人っていっぱい。

モタコ 筋通しておかなあかんとこ。ぴしっとね、背筋伸ばして「はい!」って。俺は全然大丈夫なタイプです。



堀川中立売


--- お2人の出会いは大阪芸大でなんですよね?

柴田 それはね、あとで判明したんですよ。僕はバンド、オシリペンペンズを知っていて、実は大阪芸大、しかも映像学科の出身だっていうのを本当につい最近、それこそこの映画の企画始めて「モタコにやってもらおう」って思ってる時にふっと情報として入ったんですね。僕の仲間達はそれを知ってる体だと思ってたらしいんですけど、本当にその時初めて知って。

モタコ 実は学校でも一旦会うてて、学校の中の何かの飲み会で大勢の中に実は剛さんもおって、俺もおったんですけど、その時、剛さんは映像学科とかで結構有名な感じやったから。「有名や」って自分が言ってたんかもしれないですけど。

柴田 そう。それは有名でしょ?

モタコ 「俺が剛だ!」みたいなね。

柴田 「中国の歴史には酒豪しか名前を残さない」っていうのがあって。それは、酔っ払った勢いでしかしゃべらないから(笑)。

モタコ だから「俺が剛だ!」みたいに言ってて、で、その時に「お前の住んでる寮は鬼門の中に属している」と。何であんなこと言ったか分かんないですよ。俺らは新入生やからもうすんごい夢たっぷりで来てるのにそんなこと言われたから、もううんざりして。

柴田 昔からそんなこと言ってたね。

モタコ そうそう。でもその時大勢だったから、剛さんは別に俺のことね、新入生やし全然気付いてなかったんすけど・・・。

--- 柴田さんの印象はお酒を飲んで何か言ってる先輩という?

モタコ 最初の印象がそうで、でもその後学校におったら、実は「ちゃんと映画撮ってる人なんや」って気付いて。ちゃんとって言ったらおかしいですけど(笑)、ホンマにその時は「俺は剛だ!」っていう感じやったから。だから、俺、剛って名前は覚えてたんですよね、ずっと。その後、『NN-891102』を観てたりして。「ああ、ちゃんとした人やったんや」って。

柴田 そうそうそう。それはよく言われた。赤犬のボーカル、ロビンさんにも「お前、そんなこと考えてたのか。みなおした」って言われたし。

赤犬 1993年に大阪芸術大学の学生を中心に大阪で結成。元メンバーの松本章氏が「赤犬」あるいは「赤犬Lights」名義で山下敦弘坂本一雪熊切和嘉宇治田隆史作品の映画音楽を多数担当。バンド名の由来は、メンバーの大半が大学生だった頃、ある女子学生が「赤犬は食べると旨い」と周囲に吹聴し、結果的に「赤犬」というあだ名がついてしまったという逸話から。この女子学生はメンバーとは無関係。

モタコ いやあ、ホンマにそうっすよ!「剛さんってこういう人やったんや・・・」って感じでしたね、みんな。

柴田 「嘘付いてるだろ」とか「キャラ作ってるだろ」みたいな。僕もバンドやってたんで、バンドは何かね、そういうキャラとかって大事じゃないですか?(笑)。で、僕はその辺が結構無理だったんですよ、引っ込み思案なんで。

モタコ ああ・・・自分を出せなかったっていうね。

柴田 うん、出せなかった。だから、酒の力借りて出す。でも、それって疲れちゃう。だから、「映画ぐらいは出そう」って。言葉足らずかしゃべり過ぎちゃってアイデアが的をつかない状況になって・・・何せね、不器用なんで(笑)。

--- 柴田さんは映画にミュージシャンをキャスティングすることが多いですよね。

柴田 それは1作目の『NN-891102』にThe Jizz Monks山内圭哉さんに出てもらったところから、もうそうですね。単純に音楽好きなんですよ。で、これはたぶんいろんな監督も異口同音なんですけど、ステージに立ってる、特にミュージシャンというのはやっぱり映画の質感とぴったり合う。相性いいんでしょうね。ただ、映画が出来てしまうと映画業界と音楽業界っていう目で見るとちょっと水と油なんですよね。何も映画と音楽の世界を橋渡ししたいから映画を作ってるっていうわけじゃないんですよね。だから、ミュージシャンを起用してるってわけじゃないんですけど、単純に僕はライブを演奏するよりライブを観てたい人なんですよね。「うわー、目の前でライブやってくれてる。しかもタダで観れてる!」みたいな感じで(笑)。そういう感覚でいると「ああしたいかな、こうしたいかな」なんて出てくる。あと、自分自身の演出でああだこうだ言わなくても、ミュージシャンは映画の中の質感に乗り移ってくれるから、一緒に何か作る時にはすごくスリリングですね。

The Jizz Monks 元リリパットアーミー所属、現piperの髪型が超個性的な山内圭哉氏がVo&Gをつとめるバンド。

--- 音楽活動をしながら、映画の出演オファーが来ることに関してはいかがですか?

モタコ うれしいですよ。

※実はモタコさん、オシリペンペンズの「ばっかも〜ん再提出!大阪国立天然大学卒業制作」に収録の映像特典「テレパシーなんかうんざりじゃい」という作品で初映画監督も!出演にトメ田トメ吉(アウトドアホームレス、手ノ内嫁蔵)、佐伯慎亮アウトドアホームレス、PC)、GOD-J(アウトドアホームレス)、迎祐輔(オシリペンペンズアウトドアホームレス)、水内義人(巨人ゆえにデカイアウトドホームレス)&モタコ氏・・・他!

--- 柴田さんの世界観の中で演じてみていかがでしたか?

モタコ 映画と音楽は違うんですけど、パンとご飯みたいな感じで(笑)。さっきね、「お腹空いてる」って言ったらおごってくれたんですけども、パンとおにぎり2つ買ったんですよ。俺、両方食べたんですよね。たぶんそういうことやと思うんすけど(笑)・・・同時に食っちゃうっていう。

柴田 どっちも炭水化物。

--- 音楽だから、映画だからということではなく。

モタコ ホンマに何も考えてない。

--- 困った柴田さんの演出みたいなものってありましたか?

モタコ 困ったのはね、あんまり何も言ってくれへんっていうことかな(笑)。始まる前もこうしようっていう相談もあんまりないというか。あったっすかね?たぶんなかったっすよね?

柴田 「ちゃんとしゃべったぞ」っていうのがクランクイン前にオシリペンペンズのライブを観に行ったんですね、梅田のシャングリラに。そこで客満杯だったんですけど、モタコがいたんで、「ちょっと話そうか。静かなとこに行こう」って言って、すげえクセえ便所の前で腕組みながらしゃべったんですよ(笑)。「今回の映画は・・・」って言って。

モタコ ああ!思い出した!そうや、そん時しゃべったわ!

柴田 モタコは「何すか?何でもやりますよ」って感じで言ってくれたんだけど、その時はまだ脚本出来てなかったんではったりで(笑)。

モタコ そんなん言ったら、こっちもはったりですよ。

柴田 まあね、そのあといろいろ嘘だったって判明したりするんですけど(笑)、事実上初対面で一緒に何か共同作業をしていくっていう最初の段階でしたね。

モタコ だって、「真面目な話はこっちも真面目にしないとそういう風に受け取られる」って思って。

柴田 その時に話した内容は覚えてないんですけど。

モタコ 俺も覚えてないですよ(笑)。そのこと完全に忘れてましたけどちゃんと話させてくれてたんですね。でも、だいぶギリギリのタイミングですよね?

柴田 あれ、2月くらいだったかな?クランクインは4月だし、もう2ヶ月切ってる状態で。

モタコ でも、1月の時点で「モタコくん、映画出るのよね」って人から噂を聞いてたと思う。だから「え!?」って思ってて。

柴田 で、その約束は遡ること1年ちょい前くらい?

モタコ そうですね。バーに飲みに来た剛さんが「映画に出えへんか?」って言ってたんですけど、それは酔っ払いの虚言だって俺は思ってて。で、1月に「モタコくん、映画に出るのよね」って話を聞いて、2月にしっかりそういう目線で言われたから(笑)、真剣に。俺も真剣な目やったでしょ?(笑)。

柴田 うん(笑)。僕はもうモタコは忘れてるだろうと思ったんで、「ちゃんと口説きに行かなきゃいけない、これは」って思って、できればかっこつけたいから脚本が出来上がった状態で行きたいと。会ったのは去年の2月ですけど、その前の段階からそういうタイミングは伺いつつも、いかんせん(脚)本が出来上がってなかったから・・・。

モタコ だって、結構めちゃくちゃでしょ?まず俺が働いてるバーにふらっと来て、「映画出えへん?」って話をして、その2月も俺、たまたま遊びに行って飲みに行ってるところに「ちょっと・・・」って言われて、いきなり便所の前に連れてかれて話してるから、全部なんのこっちゃいみたいな話やったし。でも、こっちも「この人の目は本物だ」とか思ってこう・・・。

柴田 補填してくれてたわけだね(笑)。

モタコ 補填ね(笑)。でも、それがいいなって。さっきも剛さん言ってたんですけど、バーに行ったんもちゃんと俺がおるって知って来てくれてたってことやし。ホンマですか?

柴田 本当!何て言うか、僕は正直に物を言えない感じなんですよ。あとは勝手に思い込みが激しいし、わがままなんで、「こうだと思ったことがこうなってくれないと嫌だ」みたいな(笑)、そんなのがある。でも、物を作る人は結構みんなそうですよね?言ったら、オシリペンペンズのボーカルですからね、噂はいっぱい聞いてるわけですよ。伊藤政則風に言うと「限定ステッカーを5名様に!」みたいな感じで(笑)、「あのオシリペンペンズのライブステージの石井モタコが・・・」みたいな、そういう妄想が勝手にあったんですよね。だから、だいぶ前に「ちゃんと伝えられるだろうか」っていうところはあったんです。でも、その時は本当に何の映画を作るかとかでは何もなく、『おそいひと』の後、『青空ポンチ』っていう映画を作って、毎回毎回、憑き物を落としたみたいな感じでもわーんってなってるんです。で、散歩が好きなんでふらーっとお酒飲みながら、缶チューハイ片手に夜の街、心斎橋とか歩いてると、「そうだ、そうだ、そうだ。ここのどこかにモタコがいる。噂で聞いてたのはあそこのバーだ。(お酒を)ゴクリ。何時だ?23時か。いるかな、どうかな」みたいなね。で、これは初めて言うんだけど、実はその前にも2回くらいあのバーに訪れてる。

※伊藤政則(いとうせいそく) 岩手県出身。 音楽評論家。日本のハード・ロック/へヴィ・メタル界のオピニオン・リーダー的存在。アルバムのライナー・ノーツ、音楽専門誌のレギュラーページはもちろん、ミュージシャンの伝記など幅広い執筆活動を展開。またエフエム・ラジオDJとしてもBAY FM、FM FUJI、FM802などで活躍中。海外のアーティストからの信頼が厚く、“MASA” の愛称で親しまれている。

モタコ 俺、その時いましたか?

柴田 いなかった。だから、僕の中でもう手続きを踏まえてるっていう。そこのバーの店長とかにも言ってたりしてた。で、そこでやっとちゃんと会えて。そこからですね、また1年後・・・で、もうクランクイン2ヶ月を切ってる前にライブハウスの便所の前で(笑)。

モタコ こういうもんなんですかね?映画とか誘うって。

柴田 どういうもんなの?

モタコ やっぱり、ライブハウスの便所っていうのはキーワードになってます?(笑)。

柴田 何か・・・っぽいよね?(笑)。そこから生まれたみたいな。

モタコ そうそう。かっこいいっすよ。

柴田 やっぱりね、そこから映画が始まっているっていう。

--- 柴田さんの妄想や思い込みだったりがモタコさんをきっかけにばーっとなって形になったのがまたすごいなって思います。

柴田 本当そうですよ。映画の撮り方は何でもそうですね。おこがましい言い方をすると引き受ける。僕ではないけれどもその人が「これは映画の中で作業すると信じられるぞ」っていうのがあって、何かを降ろして来てくれる。そこで毎回足元見ると、「監督として失格だな。演出とかしてねえじゃん」って思うんですけど、でも「いやいや・・・じゃなくて、それを自分で肯定していくことだ」って。そこから言葉を探すと、モタコがカメラの前に立って映画の神を降ろして来てくれるんです。映画の神が降りて来た光をモタコが一瞬吸収して、モタコの中で一巡してカメラの前にぎゅんって来てくれる、映画の神の二段階右折みたいな。映画の神がいて、モタコがいて・・・ユタ、イタコ・・・石井イタコですね。

--- 石井イタコ・・・(笑)。

柴田 ごめんなさい・・・すいません!(笑)。

モタコ まあ、まあ、まあ。ややウケな感じで(笑)。

柴田 で、二段階右折でカメラでばしっとキャッチっていう。僕は普段の私生活がすごい発散型、放電型なんで、「映画の時はお酒飲まないでちゃんと受信型でいよう」っていう。ああ、上手く言えた!本当にそれで、それを言える役目の人ってそういないですけど、そこで僕が知ってる、それが出来る人っていうのはミュージシャン。それで聞きしに勝るオシリペンペンズのボーカル、石井モタコです。キマした!(笑)。で、その便所の話に戻りますけど、付いて来てくれてるスタッフ達みんなが「ホンマにイケるんかいな、嘘ちゃうか?!」みたいな、僕を半分信じて半分信じてなかったんですけど、便所で話し終わった僕に「どうだった?」「OK!」って言ったら、「おおおおー!」ってなって。

モタコ そんなんなってたんですか?

柴田 うん。僕よりみんながすげえテンション上がっちゃって。「キター!剛マジックやで」って(笑)。「こいつ、ハッタコキかと思ったけど、ちゃうで、呼び寄せよったで」みたいな。それって結構ね、映画をやる前に大事なモチベーションでもう本当「よっしゃー!」みたいな。そうするとみんなも高速回転してだーっと「じゃあ、あれもこれも」ってなっていくんです。モタコ、雰囲気作りに一役(笑)。まあ、そこから映画が始まってるので当たり前なんですけど。でも毎回、そういうのは本当楽しいなあ。

--- そのお話を受けてモタコさんはいかがですか?

モタコ まあ、2つありますよね。「そこまで言われたらやりましょうか」っていうのと、「俺を買いかぶり過ぎじゃないか」っていうことですよね(笑)。それが両方、映画にも出てると思うんですけど。

柴田 まあ、確かにね。片方が「やりましょうか」って言ってても、もう片方が謙虚な感じがいいですよね。そこが半分がジャイアンだったら嫌だもんね、「がーん」ってカメラを壊すような勢いで(笑)。まあ、それも撮ってておもしろいかもしれないけど・・・そういう画を取り込めたらもう最高で最強な映画じゃないですか(笑)。

モタコ そういうのを上手いこと操って、「そうやればええのか」って(笑)。でも、剛さん、俺に会う前ってそういうのを想像してたでしょ?「気狂ってる奴なんじゃないか」って。気狂ってる奴はバーで働かないですからね(笑)。

柴田 そりゃそうだよね!そりゃそうだ(笑)。人となりとか、「すごい礼儀正しい人だ」っていう噂も聞いてたりはしたんで、「だから、この業界でやってられるんだなあ」っていう。

モタコ 気狂った人・・・ああ、結構いますね。

柴田 いるよー。

モタコ いっぱいいますね(笑)。

柴田 こういうの危ないな、自制する力っていうのがないと噴火していくから。


堀川中立売


--- 前作の『おそいひと』ではworld’s end girlfriendが音楽を担当されましたが、今作では関西のインディー音楽シーンも含めた、いわゆる「レベルミュージック」が全面的に使われていますが、モタコさんはミュージシャンとして、柴田さんの音楽的な趣味や感覚をどうお感じですか?

モタコ 趣味ちゃうでしょ?音楽的なものは。

柴田 うん、違うと思う。

モタコ 全然違うんですよね。俺、自分がどんな音楽好きかっていうのもよく分かんないんですよね。でも、生でライブ観るんがすごい好きですね。「ジャンル問わず」っていうとちょっと変な言い方なんですけど、ライブハウスの公開オーディション出てるバンドとかがすごい好きで。例えばね、バク転しようとしたら勢い余り過ぎて頭ぶつけてしまったとか。しかも、俺ともう1人とかしかお客さんいなかったりするのにも関わらず、そういうことしちゃう奴がそこしか出られへんようなライブハウスが大阪にあって。

柴田 難波ベアーズ!

※難波ベアーズ オープンして今年で23年になる、難波のライブハウス。山本精一(ミュージシャン。ボアダムスの初期メンバー。現在は、ROVOMOST、YA-TO-Iなど、多くのユニットで主にギターのパートを務め、想い出波止場羅針盤、赤武士、PARAなど自身がリーダーをつとめるユニットが多数存在する)氏が店長をつとめ、数々の伝説のライブが行われてきたことで知られている。

モタコ そうそう!難波ベアーズっていうライブハウスなんですけど。そこ以外にも大阪はいろいろあったりするんですけど、ベアーズが俺は一番好きやって。そういう何て言うか、音楽を超えようとしてる奴らとかが一番おもろい。

柴田 信じられるよね。

モタコ そうそう。で、そういう奴がね、また結構おるんですよね(笑)。もう、5秒とかばーってやってすぐ帰る奴とか(笑)。

柴田 LABCRY(ラブクライ)にいた(村上)ゴンゾさんとかね。

LABCRY 三沢洋紀氏を中心に結成された関西屈指のミュージシャン6人組。

※村上ゴンゾ LABCRY(ラブクライ)のトリックスターとして知られ、名古屋移住後もマルオトやDROPPEN?Gなど数々のユニットでストレンジで美しい音を奏でる異才。

モタコ ゴンゾさん、知ってます?弁当におしっこかけてそれ食ったっていう(笑)。

柴田 (大爆笑)。ゴンゾさんは遠洋漁業から戻って来た時に一緒に飲んだことがある。

--- 遠洋漁業!(笑)。

モタコ え、行ってたんですか?(笑)。

柴田 うん。ゴンゾさんは1畳の部屋に住んでるんですよ(笑)、家賃5000円とかで。現代の殿山泰司みたいなね(笑)。顔は本当、ボタンみたいな、ハッチポッチステーションみたいな顔してるんですよ。でも刺青あったりして。僕よりだいぶ年上ですけど、赤ちゃん・・・ネオテニーな感じですね。そういう人がいる巣窟というか、それが難波ベアーズなんですよね。

殿山泰司 兵庫県神戸市出身の俳優、エッセイスト。終戦後の日本映画界において禿頭にギョロ目という独特な老人的風貌の名脇役として活躍。ジャズとミステリーをこよなく愛し、趣味を綴った著書も多数残している。また、破天荒なその人生は映画化も。実生活は流行に敏感でお洒落、ジーンズにサングラスがトレードマーク。

※ハッチポッチステーション NHK衛星第2テレビとNHK教育テレビで放送されたテレビ番組。BS2版では関根勤氏、教育テレビ版ではグッチ裕三氏らが登場した。日本のテレビ放送の歴史に於いて、最高視聴率を獲得した子供番組。しかし、内容的には大人でも十分に楽しめる、あるいは、大人の方がより楽しめるギャグやコントが多数使われている。2003年、第11回スポニチ文化芸術大賞優秀賞受賞作品。ハッチポッチステーションと言う、めったに列車が来ない架空の駅で起きる日常生活がコント風に描かれる。「HOTCHPOTCH」とは「ごった煮」「ごちゃ混ぜ」という意味。

※ネオテニー 動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。幼形成熟、幼態成熟ともいう。

モタコ 新世界にブリッジっていうライブハウスとか他にもいろいろあったんですけど、みんななくなっちゃったりして。今でももっと古い歴史があるライブハウスもあるんですけど、そういう人を観てて、自分はもう音楽が好きなんか何なのか・・・でも、たぶん、生なもんが好きなんだと思うんですけどね。で、そういうライブの映像も好きですね。どうなんですか、剛さんの趣味は?

※ブリッジ 大阪のゲットーといわれる、西成という地区の隣にあり、廃墟になった遊園地の上にあるライヴハウス。両脇に生えている二本のビルの上の階を繋ぐ橋がそのままライブハウス、だからブリッジ。内橋和久氏が運営したことでも知られる。

柴田 僕は神奈川県出身だったから、中学、高校が東京で。「G-Scope」って雑誌があるんですけど・・・。

※「G-Scope」 「プレイガイドジャーナル」休刊後、ボアダムスを中心にすえた音楽雑誌。

モタコ ガンジー石原さんのね。

ガンジー石原 関西のアングラ・カルチャー界で名物的な編集者、ライター。ペンネーム(芸名)は、容貌がマハトマ・ガンジーに似ていることに由来する。ちなみに2004年にアニーsakumaが営むインディレーベル「bird parlor records」のコンピレーションアルバム「et cetera〜bird parlor records compilation」に「人間はカトリセンコウ」というガンジー自身の曲が初の音源として収録されており、この楽曲は柴田監督の『青空ポンチ』の劇中歌にも使用されている。

柴田 そうそう。中島らもさんとかもライターだったりして。で、「プレイガイドジャーナル」っていう雑誌が僕らの時代じゃないんですけど、70年代〜80年代かな?当時、関西にあって、そのガンジー石原さんが作った90年代の大阪のカルチャー雑誌が「G-Scope」なんですけど、あれは10号くらいまで出てたのかな?僕はそれをレコード屋で買ってて。当時、関西の情報にすごい興味持ってたんですね。「ボアダムス!うわー。すげえ。何これ!?Nirvanaの前座!?全米ツアーってマジ!?エロ本でコラム書いてた人だ!」とかって(笑)。で、また別の時期にUK Edisonっていう新宿のお店に行ってみたら、八朔とかを取ろうとして頭巾被ってるおっさんが載ったチラシがしわしわになったハナタラシのジャケット(ハナタラシ 「Live!! 82 Apr. 12 Studio Ahiru / Osaka」)があって(笑)。それ見て、「うるせーえ、これ」って思って(笑)。で、裏見たら、MOM/N/DAD(マムンダッド)って書いてあって、「うわー、怖えーな」って聴いてみたら、生音で「うわー」って遠くで戦ってるような音が聞こえて(笑)。演劇集団なのか、何なのか分かんない。「ハナタラシ、これが山塚アイという人間だったのか。あれ?ボアダムスだったよな?」とかってなるとまた「関西をもう1回、G-Scopeで勉強しよう」って感じで、「関西オタク」に名乗りを上げてたんです。すごいシャバいでしょ(笑)。で、僕はそういう情報を東京の連れとかでファンジンを作ってて、難波ベアーズとかに遊びに行ったりしたんです。そしたらやっぱりね、東京とは全然景色が違うんです。これはもう、「ここに住まないと分からないな。バンドもやんないと分かんないぞ」ってなって。これが映画の今のところの原動力の全部になってるんですよね。だから、音楽の趣味というより、難波ベアーズのあの空気、時代によってまた変わってますけど、それが根底にすごいあるんです。ノイズとも言うし、ジャンクとも言うし、スカムとも言うんだけど、そういう使い古された言葉で言わないで言うとしたら、「豊か」ですよね。

※「プレイガイドジャーナル」 1971年から1987年まで大阪で刊行された、関西圏の情報誌、及び、その雑誌を刊行していた出版社(プレイガイドジャーナル社)。通称「プガジャ」。末期は、雑誌名自身が「ぷがじゃ」となった。「日本で最初の情報誌」と言われ、その独特の誌面、及び、主催した各種イベント等で1970年代〜1980年代の関西のサブカルチャーに大きな影響を与えた。詳しくは「「プガジャ」の時代」を。

※MOM/N/DAD アルマーニのバッタ物を売りさばいて富を得た友人からいきなり手渡された現金100万円で、宇川直宏氏が自身のCDレーベル「MOM/N/DAD PRODUCTIONS」を発足!ハナタラシのLIVEシリーズを立て続けにリリースするなど、以降、不定期ながらリリースを重ね、現在も宇川氏のデザイン事務所の屋号「株式会社 MOM/N/DAD PRODUCTIONS」として機能している。

ハナタラシ 山塚アイ氏を中心に1983年に結成された日本のハードコアバンド、ノイズユニット。メンバーは流動的だったが、事実上、山塚氏のソロユニットと捉えられている。ノイズを基調とし、破壊・暴力・暴言をさらけ出す音楽性。しかし、音楽そのものよりも、犯罪と紙一重の暴力的なライヴパフォーマンスが世に広まったことにより演奏できる場所がなくなり、1988年頃活動停止。現在、同名義での活動はほとんど行われていないが、名目上は現在も解散していない。

モタコ たぶんね、すごい不器用な奴とすごい器用な奴がおるんですよ(笑)。

柴田 そうそうそう(笑)。

モタコ 「日本一、演奏上手いんちゃうか?」っていう奴もおったりするし、「こんなん、出たらアカン」っていうような日本一下手なギタリストがいたりするんですよね(笑)。東京にもあるんでしょうけど、大阪にもそういうのがある。で、山本精一さんは、大阪以外には「サンフランシスコかテキサス」って言ってましたね(笑)。

柴田 テキサスもサンフランシスコもそんな風に言えるようになりたいから行ってみたいなあ。出来なさすぎと出来すぎ君が混在一体となってるってことか!確かにおもしろいね。

モタコ サンフランシスコの話聞いたんですけど、山本さんがライブしてる時に何かね、6メートルくらいある高下駄を履いた女の人が入って来たんだって(笑)、客で。

柴田 客で!(笑)。

モタコ で、見下ろしてたって。毎回来るらしいっすよ。そんなん考えられます?わけ分かんないでしょ?

柴田 入り口は?

モタコ いや、そんなん分かんない(笑)。何のこっちゃ分からない。野外なんすかね?でも、毎回来るらしいっすよ。「ボアダムスとか想い出波止場とかで行ってもすごい高さで来る」って。

--- すごい高さで来る・・・(笑)。

モタコ あと、死んだ犬の皮をロボットに付けてサイボーグ犬みたいなんがおったりするらしいし、もうホンマ、ちょっと分かんないですよね?それはさすがに大阪負けてるかなって。まあ、そういう人おるんすね。

--- モタコさんから見て、東京と大阪の違いを人や雰囲気などで感じる瞬間って結構ありますか?

モタコ なるほどね・・・。

柴田 何がなるほどなの?(笑)。返しになってないじゃん!

モタコ 「そう来たか、なるほど。その質問出るわね」っていうことですよ(笑)。東京、大阪限らず、ペンペンズまで辿り着く奴は相当な奴ですよね。相当な大馬鹿野郎ばっかり来てるというか。超美人が来たりとかもするし、じゃがいもみたいな顔の人が来たりとかするんですよ(笑)。いや、本当ですよ!モデルの外人とか来たりもするし、「ホンマ、里芋か!」って人も来るし。でも、東京と大阪の違いはあんまないですね。当たり前ですけど一人ひとりちゃうから。あんま、俺はお客さんとか関係ないですね。

(次の頁へつづきます)





『堀川中立売』 全国各地の劇場にて巡回中!!!


★フォルツァ総曲輪(富山) 7/9(土)〜7/14(木)
・7/9(土)、監督・キャスト来場、舞台挨拶あり!

通常映画を上映する[シネマホール]ではなく、音響設備がよりパワフルな[ライブホール]での大音量上映!あわせて『おそいひと』も公開決定!関連イベントも充実!
・柴田剛(監督)、堀田直蔵(『おそいひと』『堀川中立売』出演)来場決定!
・同日夜、「映画製作講座」で柴田監督がゲスト講師を担当!

★【関連企画】 最新作『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』 高岡御旅屋通り上映!
7/8(金) 高岡御旅屋通り商店街
あの!藤子不二雄「まんが道」の原点・高岡は御旅屋通り商店街で『堀川中立売』公開前日に上映イベント!柴田監督や制作スタッフ来場トーク&飲み会!夏の夜の夢!
会場:ダ・フレンズ(高岡市御旅屋通)
料金:1500円(1D付)
日時:2011年7月8日(金)19時30分START
上映後、柴田監督の談話アリ

★新潟・市民映画館 シネ・ウインド(新潟) 7/9(土)〜7/22(金)
7/9(土)〜7/15(金) 17:00(〜19:15)/19:30(〜21:45)
7/16(土)〜7/22(金) 19:15(〜21:30)
★7/10(日)のみ特別番組のため別スケジュール
・シネ・ウィンドに柴田剛(監督)、堀田直蔵(出演・安倍さん役)来場決定!&柴田監督来場にあわせて最新作『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』特別限定上映!

★シネマテークたかさき(群馬) 7/23(土)〜7/29(金)
連日 11:00/15:20/20:00
・初日(7/23)、15:20の回上映後、柴田監督×村上賢司監督トーク!

★シネマ・ジャック&ベティ(横浜) 7/30(土)〜8/5(金)
・トークイベント検討中!


他、詳細はオフィシャルサイトにて!http://www.horikawanakatachiuri.jp/

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profile

柴田剛 (しばたごう)

1975年、神奈川県生まれ。99年、大阪芸大卒業制作作品として、処女長編『NN-891102』を監督。00年、ロッテルダム映画祭(オランダ)、Sonar2000(スペイン)他各国の映画祭やフェスティバルに出品後、国内でも劇場公開を果たす。02年、パンクライブドキュメント『ALL CRUSTIES SPENDING LOUD NIGHT NOISE 2002』を制作。04年、長編第2作となる『おそいひと』を完成。第5回東京フィルメックスを皮切りに、各国映画祭(15カ国以上)に出品(05年ハワイ国際映画祭にて Dream Digital Award を受賞)。08年、長編第3作『青空ポンチ』を監督。ライブ&PV集『バミューダ★バガボンドDVD』を制作。自作の上映活動や様々な企画やイベントへの参加を経て、2010年、長編第4作『堀川中立売』がまもなく公開!さらに!山本政志監督の新作『スリー★ポイント』の「京都篇」でラインプロデューサーも!


石井モタコ(いしいもたこ)

オシリペンペンズのヴォーカル。『堀川中立売』と同時期に制作された『尻舟』(09/宮本杜朗監督)の2作が映画初主演作となる。オシリペンペンズの他、手ノ内嫁蔵、飯97!などのユニットでも精力的に活動を続ける。雑誌にCOMICも!掲載されていたり。【こんがりおんがく】レーベルより、オシリペンペンズのミニアルバム!『NEW ME』が12月15日リリース決定!

『堀川中立売』 柴田剛監督×石井モタコ 対談!のページをご覧の皆様へ
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