圧迫面接 【ACO】

2010年10月6日 (水)


圧迫面接

     
 

圧迫面接

雑多な音楽業界の中でなかなか紹介しきれない曲やアーティストたちを、オピニオンリーダーたちに聴いてもらい、その感想を聞きたい、あわよくばプッシュしてもらいたい! という思いから生まれたHMV×MySpace×CINRA× DAX 4サイト合同企画「音楽圧迫面接」。
お招きしたゲストに4サイトの代表者(圧迫面接官)が持ち寄ったオススメ音源を聴いてもらい、その音源についての率直な感想や印象をぐいぐいと問い詰めます。

第12回目のゲストは、シンガーソングライターのACOさん。持ち前のドSキャラで面接官を蹂躙します。

前半をHMV ONLINEにて、後半をMySpaceで掲載!


後半MySpaceへはこちらから!!

【圧迫面接】過去のARCHIVEはこちらへ !
 
   

圧迫面接 =ACO=

DAX高根順次(以下、高根):ドSキャラのゲストに罵ってもらいたい……そんな願望からお呼びしました。今回のゲスト、ACOさんです!

一同:わー!(拍手)

ACO:どうも!

CINRA柏井万作(以下、柏井):CINRA柏井万作(以下、柏井)

HMV堀田祐介(以下、堀田):世の中に埋もれているすばらしい音楽を、我々スペシャリストたちがゲストに紹介するという真面目な音楽企画です!

MySpace宮崎敬太(以下、宮崎):「こんな曲をきかせるおまえ達はブタ野郎だ!」などと口汚く罵っていただけると幸いの極みです♥

ACO:失笑

高根:ドSキャラが売りのACOさんですが、最近はどS度が下がったそうですね!

ACO:まぁ、いいトシですからね〜。攻撃して楽しむみたいなのは、最近は全然ないですね。むしろ攻撃されたい派です!

堀田:では、今日はごゆるりと圧迫されていってください!

宮崎:ドSキャラと言えば、高根さんはいい年だけど真正のSですよね?

高根:いや、それが加速してきて、もう家庭生活に支障が出るレベルになってきてます。

ACO:えっ、どうゆうこと(ドキドキ)?

高根:嫁が「電気消してない!」とか、「(子どもが飼ってる)カブトムシの幼虫の土を湿らせてない!」とか、色々な小言を言うんです。それに対して以前は「ごめんねー」って笑って流してたのに、最近では「湿らせればいいんだろ、カブトムシの土をよっ!」って具合に、すごくキレやすくなってしまっているんですよね……。

一同:失笑

ACO:平和じゃないですか(笑)。

堀田:それSって言わないです……。

柏井:……切れやすい中年。

ACO:そういえば男性も更年期障害があるらしいんですけど、女の人よりもイライラがひどいらしいですよ。

高根:ではやはり僕の性欲が減退してるのも男性の更年期と何か関係があるんでしょうかね(股間を見つめる)。

ACO:それは気のせいでしょ(ぴしゃり)!

高根:シモの話をしたら途端にACOさんがそっぽを向いてしまったので、さっさと始めたいと思います。

ACO:さっさとお願いします(笑)。


ちゃんと地上に出てきたんで<ACO>

HMV RECOMMEND
SEVEN IDIOTS

アーティスト名:world's end girlfriend
収録作名:『SEVEN IDIOTS』
試聴曲:「DECALOGUE minus8」
マイスペースプロフでアーティストの詳細 をチェック

DAXで試聴 (「Les Enfants du Paradis」)
この作品をHMV onlineで購入する

ACO:あー、なんだかビール飲みたくなってきたなぁ。

宮崎:僕ちょっとビール買いに行ってきます!(圧迫面接官なのにパシる宮崎)

堀田:少々お待ちください。では、まずは僕から。

ACO:お、かっこいい。資料、見ちゃだめなんですよね。これ、日本人の方ですか?

堀田:そうです。エレクトロニカのアーティストWorld's end girlfriendの3年ぶりのニューアルバムで、自身のレーベルからのリリースになります。ACOさんは昔、エレクトロニカの楽曲をリリースしたりしてましたが、新作ではエレクトロニカ要素ゼロですね?

ACO:私、もうちゃんと地上に出てきたんで(笑)。昔は周りにエレクトロニカ畑の方々が多かったんですよね。ああいうダークな音楽とか、好きですけど今の私の作品にはいいんです。もう33だし、子どももいるし、荒んだことはやめて、いい加減がんばんないと!

堀田:(笑)。こういう曲はもう聴かないですか?

ACO:いえ、こういうノイズは好きですよ。この方の音源は年をとっている感じがしない音ですね。ヒップホップを感じさせるビートだし、かっこいいです。

堀田:エディットが尋常じゃないんですよね。一度完成させた楽曲のそれぞれAメロ/Bメロのサビを解体して作ったんですって。“エイフェックス・チルドレン”と言っていいんじゃないかなぁ。

ACO:へぇ、凝ってるなぁ。エイフェックス・ツイン好きです。ドイツのフェスで見ました。車いすのバスケットボールプレイヤーがたくさん出てきて“フゥーー!”ってかんじでカッコ良かった! この方の音からはエイフェックスのような狂気は正直あまり感じないんですけど、確かにすごく緻密ですね。こういう手の込んだ音って、地方のほうに住んでいたり、家に引きこもる要素が大きい人が作るイメージがあるけど……(資料を見ながら)あー……、もともと長崎の人なんですね!長崎出身となると、『7ideots』(=7人の白痴)ってタイトルも意味ありげだなぁ、とか色々深読みして考えちゃうなぁ。

堀田:曲のタイトルは、ダンテの神曲からきてるんじゃないかな。シリアスとユーモアが表裏一体な感じ。どこまで本気でどこまでユーモアなのか、わからないのがすごいですよね。

ACO:確かに。ぜひ、ご本人に訊いておいてください。ジャケットもすごいかっこいいね。 (紙資料を読みながら)“10歳の時にベートーベンに感銘して音楽を始める”だって! 10才でクラシックってすごくない?

宮崎:(ビールを抱えて帰還)僕、10歳の時に聴いてた音楽って光GENJIでしたよ。

ACO:私はニューキッズ・オン・ザ・ブロックに夢中でした。

堀田:洋楽とはまた、ませてますね〜。    

ACO:うふふふふ(ニヤリ)。




子供産んだくらいで世界観が変わる訳ないじゃん!!<ACO>

MySpace RECOMMEND
MASHED PIECES #2
アーティスト名:G.RINA
収録作名:『MASHED PIECES #2』
試聴曲:「Did It Again (Tofubeats x G.RINA)」
マイスペースプロフでアーティストの詳細を チェック

DAXで試聴(「大都市を電車はゆく」)
この作品をHMV onlineで購入する

ACO:(ビールを開けて飲み始めるACO)いらんこと言うかもしれないなぁ(笑)。(試聴しながら)今日は打ち込み率が高いですね。これは洋楽? 邦楽じゃない曲も聴かせてくれるの?

宮崎:邦楽ですよ。これはG.RINAっていう女性アーティストの楽曲です。

ACO:あぁ、Teiさんとかと一緒にやったりしてたDJの方ですね。(サビを聴きつつ)あー、ここは邦楽っぽい。メロディがいいですね。

宮崎:この作品は、自身のレーベルMELODY & RIDDIMからリリースされる第1作目です。去年リリースしたマッシュアップのMIXCDを国内の若手アーティストと再構築したものになります。この曲ではTO-FU BEATSっていうハタチのトラックメイカーを起用しています。TO-FU BEATSは16歳くらいからニコニコ動画とかでマッシュアップ楽曲をUPしてて、そのクオリティの高さから一部で話題になっていた人ですね。G.RINAさんは、アンダーグラウンドなクラブミュージックの魅力をポップに伝えようとしている人で、そのバランス感覚がすばらしいんスよね……(以下、好きすぎて気持ち悪い感じのアツいプレゼンが延々と続く)。

ACO:へぇ。ハタチはすごい。才能があるんですねー。……というか、こんな上手なプレゼンは初めて聞いた! ファンを通り越してG.RINAさんのマネージャーみたいですね。熱い思いをうけとめましたよ!

宮崎:こういうエレクトロ・ミュージックはどうです?

ACO:うーん、M.I.A.とか好きなのかなぁ? ダブステップとか流行を敏感に取り入れる人なんでしょうね。私、基本的にダンスミュージックを家では聴かないんですよ。クラブミュージックのトレンドに詳しくないんで、その辺はなんとも言えないですけど……。

堀田:けど?

ACO:とりあえず、言えるのは、宮崎さん! G.RINAさんのマネージャーになりなよ! これだけプレゼンできる人、なかなかいないよ!

宮崎:……お、押忍。

柏井:Myspaceに辞表たたきつけて、G.RINAのマネージャーになれと(笑)。

堀田:そういえば、G.RINAさんは、今妊婦さんなんですよね?

宮崎:お子さんが生まれたら、今とはまた違うサウンドを聴けるようになるかもですね。楽しみだなぁ。

高根:お子さん産んだ後と前で嗜好が変わるって言いますけど、ACOさんどうでした?

ACO:んなもん、変わんないよ! 一緒だって!母性がどうとか言ってる人が多いだけで、、子供産んだくらいで世界観が変わる訳ないじゃん!!

宮崎:そうなんだぁ(ショボーン)。

堀田:お子さんに音楽聴かせたりします?

ACO:小学校行く前にシガー・ロス聴かせてます。私の影響でミュージシャンになりたいって言い始めてるんですよね。ライブで観た名越由貴夫さんのギターにやられたらしく、こないだ「ママ、心臓がぶっちぎられた!」って言ってたんで、こないだゾウさんギター買って上げました。今、バンバン弾いてますねー。

柏井:わ! 将来が楽しみですね! では次は僕がお子さんの心臓をぶち破ってくれる音楽をご紹介したいと思います。

ACO:おっ、楽しみ♪









 

今回のオピニオンリーダー

ACO
今回のオピニオンリーダー
ACO

⇒official site

 


 
shinsekai ACO /
『devil's hands』


存在感抜群の歌声が帰ってきた。 若くしてデビュー、メインストリームにてメガヒットを記録、国内外様々な才能とのコラボレーション、海外展開、活動休止/再開 ・・・ これらを経由してたどり着いた、ACO自身が今歌いたいACO流のミュージック。 全て(1曲は共作)自身で作詞/作曲したアルバム収録曲は、ちょっとエキセントリックな独自の言語感覚を持ちながらもロマンティックな歌詞、そして、サウンド・プロデューサーを適所に迎え完成させた楽曲、全てがヴァラエティに富んでいるが、というカラーでひとつに統一されている。 誰もが聞きたかったACOの歌がここにある。
 

 
4社が誇る圧迫面接官達!!
 
 

高根順次
  スペースシャワーTVが運営する動画サイトDAXのプロデューサー。 12/5に面影ラッキーホール×前野健太の対バンイベントやります!詳細はwww-shibuya.jpまで。  
 
 

宮崎敬太
  MySpace
MySpaceの編集担当。結局のところ、カンパニー松尾の作品は、自分にとってのファイナル・ウェポンである、と認識しました。
 
 
 

柏井万作
  CINRA
(http://www.cinra
.net/)WEBマガジンCINRA.NETや入場無料マンスリーイベントexPoP!!!!!やってます。東京生まれ HIP-HOP育ちの28歳。
 
 
 

堀田祐介
 
HMV ONLINE (www.hmv.co.jp)ジャパニーズポップス担当。中学1年の時になぜかHANOI ROCKSにはまり、そこか らずっと音楽漬けな34歳。
 
 
ライターご紹介!!
 
 
圧迫面接書記長
REALGOLD$

編集&ライター。
REALGOLD$ 文筆系何でも屋NIKO¥ON PRODUCTION代表。“近所のスナックのチーママ”程度の器量を活かし、多方面で活躍中の三十路独身。ECDの最新本「ホームシック」、09年秋、フィルムアート社よりついに発売! CHECK宜しくです!>>>REALGOLD$Weblog〈炎上〉
 
 
 
 
 
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