待ち続けた、chie umezawa
2010年9月24日 (金)
chie umezawa 『flor de mim』
心が潤い、花が咲く・・・
柔らかな歌唱と透明なハーモニーは、光に包みこまれるような、エレガントで美しい音楽の奇跡。
「チエ」改め「チエ・ウメザワ」最新作は、日本人シンガーがこれまでに作りえたブラジル音楽の枠を遥かに超える、本年屈指の名作。
ヘナート・モタのプロデュースにより全編ブラジルで録音!
日本人女性シンガー、chie改めchie umezawaの最新作がまもなくリリースとなる。1stアルバム 『Sabia』 (2004) でシーンに登場した当初から、とても生粋の日本人とは思えないナチュラルな発声・発音、ブラジル人の息遣いにごく近い歌をうたうことに驚かされた。続く2ndアルバム 『Ilha de Sol』 (2007) もともにHMV各店でロング・セールスを記録。
深いブラジル通や女性ジャズ・ヴォーカル・ファンにも支持者が多い彼女。活動期間に比べ作品は少ないかもしれないが、多くのファンがその存在を忘れることなく新作を待ち続けている、というのは、日本ではありそうでなかなかない話。
そんな全てのHMVワールドミュージック・バイヤー肝煎りのchie umezawa嬢、全編ブラジル・ミナス録音による最新作 『flor de mim』 がもうとんでもなく素晴らしい。2010年の良作5枚に入ってしまいそうなほど素晴らしい。
今回のプロデュースは先だってリリースされたマントラ・セッションのライヴ・アルバム 『In Mantra』 が話題のヘナート・モタ。ごくシンプルにのびやかな歌を届ける、そんなヘナートの包容力がchie umezawaの気高くもやわらかな歌声とぴったりと寄り添う。
バックは、マリア・ヒタ諸作品にて印象的なピアノを聴かせていたチアゴ・コスタ、そしてシルヴィーニョ・マズッカ(bass)が務め、マリア・ヒタ・ファンにはたまらない凛とした世界観。またミルトン・ナシメント・バンドの現役ドラマーのリンコルン・シェイブ、そしてヘナート・モタもギターで参加、というこれ以上ない夢の顔合わせ。
今回もブラジル音楽ファンをときめかせるレパートリーが並ぶ。ため息が出るほど美しいのは冒頭ピシンギーニャの 「Carinhoso」。ジョアン・ドナートの 「Lugar Comum」、ドリヴァル・カイーミ 「O Samba da Mina Terra」 ではパトリシア・ロバートも参加、見事に溶け合うふたりの女性の清々しい歌声。
後半にはタイトル曲 「Flor de Mim」 、マリア・ヒタに提供した 「Menina da Lua」 などヘナート・モタのペンによる究極の美メロ曲が並び、しなやかで官能的ですらあるchie umezawaの歌声との相性があまりに良すぎて・・・涙が。
シンプルだからこそ胸の深いところまですっと届く “天与の音色”。これから先何十年も聴き続けられる名品との出会いは、もう間もなくやってくる。10月には 『Flor de Mim』 を引っ提げてのツアーも予定されているので是非ともチェックを。
全編ブラジル・ミナス録音!
・マリア・ヒタの全作品に参加し大きな注目を集めたチアゴ・コスタ(p)、シルヴィーニョ・マズッカ(b)、ミルトン・ナシメント・バンドのドラマー、リンコルン・シェイブなど一流プレイヤーが全面参加!
・パトリシア・ロバートがゲスト参加!(M-1、M-2)
- 01. Carinhoso (Pixinguinha)
- 02. Lugar Comum (João Donato/Gilberto Gil)
- 03. O Samba da Mina Terra (Dorival Caymmi)
- 04. Acontece (Cartola)
- 05. Beatriz (Chico Buarque/Edú Lobo)
- 06. Amor de Indio (Ronaldo Bastos/Beto Guedes)
- 07. Vou Onde o Vento Me Leva (Renato Motha/Patricia Lobato)
- 08. Flor de Mim (Renato Motha)
- 09. Menina da Lua (Renato Motha)
- 10. Farolito (Agustín Lara)
chie umezawa with Tiago Costa “Flor de Mim” Tour 2010
⇒※ 公演は終了しました
新作『Flor de Mim』リリースに合わせ、10月下旬にツアー決定!ブラジルの国民的歌手マリア・ヒタの右腕とも言える若手No.1ピアニスト、チアゴ・コスタを招き、最高に贅沢なデュオでのツアーが実現!豊かなハーモニー感覚に、ブラジル音楽特有の滑らかなグルーヴを併せ持つチアゴ・コスタのピアノと、chie umezawaのエレガントな歌心に魅了されること間違いなしのプレミアム・ライブです。
10月28日の目黒パーシモンホール公演ではヘナート・モタ&パトリシア・ロバートの2人もスペシャル・ゲストで参加!新作アルバムの繊細かつ美しい音世界が、コンサートホールの環境で堪能頂けます。
10月22日(金) 名古屋 カフェ・ドゥフィ
10月23日(土) 東京 青山プラッサオンゼ
10月28日(木) 東京 目黒パーシモンホール・小ホール
10月30日(土) 下関 BILLIE
⇒ 詳細はインパートメントにて
プロフィール
chie umezawa (チエ・ウメザワ):東京生まれ。7人兄弟の上から2番目。5歳から地元の音楽学校でピアノを学ぶ。高校から大学までの7年間をアメリカ、サンディエゴで暮らしながら、演劇を専攻し、ダンスと陶芸と演劇の日々を過ごし、帰国後、都内のライブハウスでジャズスタンダードを唄い始めると、瞬く間に大きな注目を集めるようになる。レパートリーの一部としてアントニオ・カルロス・ジョビンなどブラジルの名曲を取り上げるうちにいつしかブラジル音楽に深く魅了され、いつしか彼女のシンガーとしての方向性を決定づけていった。
その天性の歌声、類い稀な歌唱力と完璧なポルトガル語の発音、そして何よりもブラジルの心地よいグルーヴを見事に消化したそのセンスは、他のシンガーの追随を許さない。ブラジル人でさえも彼女のCDを聴いて日本人とは分からないほどである。
2004年1月
セルソ・フォンセカをプロデューサーに迎えリオでレコーディングしたデビューアルバム『Sabia』をリリース。
2004年6月
セルソ・フォンセカと共に全国ブルーノートツアー。
2005年
マリーザ・モンチを世に出したブラジルのラジオ番組で特集が組まれ話題になる。同年、テレビ番組「ニュースキャスター」のエンディング・テーマやNTT、ネスカフェなどのCMソングに起用され披露し問い合わせが殺到。
2006年
単身で旅行を決意。パリに半年、リオ・デ・ジャネイロに半年住みながら様々な場所を旅し、音楽活動を続けながら世界を見た。
2007年11月
セカンドアルバム『Ilha de Sol』をリリース。
2008年3月
初単独ツアーで、日本全国を一流ミュージシャンと廻り成功を収める。原宿教会にて青山ボサノバのイベントに出演。
2010年3月
ブラジルはべロ・オリゾンチにて、ヘナート・モタのプロデュースで3作目のアルバム『Flor de Mim』をレコーディング。本作はミナスの人気ラジオ番組「Avenida Brasil」で、 「カントーラ Chie Umezawa、完璧なポルトガル語で歌う日本人歌手」 として、特集を組まれた。
リンク
Myspaceオフィシャルブログ
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート 『In Mantra』 (HMV ONLINE / 2010.09)
ブラジル最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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これまでの作品
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販売終了
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販売終了
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紙ジャケ
Vento
Chie Umezawa (Chie)
ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,676
会員価格(税込) : ¥1,543発売日:2007年09月19日
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販売終了
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プロデューサー、ヘナート・モタ
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In Mantra
Renato Motha / Patricia Lobato
価格(税込) : ¥2,724
会員価格(税込) : ¥2,506
まとめ買い価格(税込) : ¥2,316発売日:2010年09月08日
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輸入盤
Dois Em Pessoa
Renato Motha / Patricia Lobato
ユーザー評価 : 5点 (5件のレビュー)
価格(税込) : ¥6,809
まとめ買い価格(税込) : ¥6,469発売日:2004年05月28日
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