無人島 〜俺の10枚〜 【ほたる日和編】

2010年8月27日 (金)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【ほたる日和 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様はほたる日和!

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ほたる日和




みらい小説 e.p.
『みらい小説 e.p.』
8月11日発売


昨年、SUZUKIパレットのCMソングとして「季節はずっと」がスマッシュヒットを記録したほたる日和の1stアルバム。一度聴くと忘れられない、日本テレビ「ズームイン!!SUPER」の夏のテーマソングや、SUZUKIパレットの夏Ver.のCMソングとしてオンエアされるヒット曲の別バージョンや、山形さくらんぼテレビの2010年イメージソングなど、魅力あふれる楽曲ばかりを収録。






ほたる日和 が選んだ10枚!

    01.Pavement / 『Terror Twilight』

展開が読めない面白さ。この一言に尽きます。
セオリーを無視したコード進行で、
「次はそうきましたか」的な面白さがあると思います。
一曲の中で何回転調するんですか?って感じが良いです。
全体を通して、そんなに多くのパートを入れているわけでは
無いのですが。効果的にそれぞれの楽器が絡み合っているので。
ドラマティックな仕上がりになっています。
ギターの音色ひとつを取っても、
空気感がすごく良くて好きです。
クリアと歪みのバランスが絶妙だと思います。
混沌としたところが反対に美しく響いてくるのが不思議です。

ただし、一般受けするかどうかの観点から見ると怪しいところは
あるかもしれない(笑) 

【ほたる日和 Vo. 早川】

 

    02.Fiona Apple / 『真実』

この人の独特の歌唱法、持って生まれた個性的な低音が素敵です。
歌を聴いていてとても落ち着くんです(結構暗い曲が多いのだけど)
これほど低音に安定感のある女性ボーカリストはなかなかいないと
思います。
ソングライティングにしても、彼女の曲は一風変わっていて、
光るセンスが感じられます。一筋縄ではいかない感じが良いです。
変化球を投げるタイミングが絶妙で、
かなり意表突かれるところで転調してきます(笑)
でもそれが、曲全体を通して聴いてみると納得のいく展開で
嫌味じゃない。
恐らく全てが計算されているのだと思います。
彼女はソングライターとしても
したたかな書き手であるのは間違いないですね。

【ほたる日和 Vo. 早川】
 

    03.Urban Hymns / 『Urban Hymns』

このアルバムは、まず一曲目の「bitter sweet symphony」からやられましたね。
一曲一曲の完成度が非常に高くて、しかも個性的。
ボーカルのリチャードアッシュクロフトのカリスマ性溢れるボーカルスタイルにも圧倒されますね。
しかもとても甘いんです彼の声は。女性ならずともハートを鷲掴みされてしまうような甘さを持っています。
罪な感じです(笑)
全体を通して特別、アップテンポの曲がある訳ではなくて、全体的にスローもしくはミディアムテンポな曲で
構成されているこの作品ですが。飽きることなく最後まで聴ける魅力的な一枚だと思います。
とくに「sonnet」や「the drugs don't work」などのバラードは秀逸で彼らの真骨頂ですね。

【ほたる日和 Vo. 早川】
 

    04.oasis / 『MORNING GLORY』

「oasis」の2ndアルバム。
他にも大好きな名曲が沢山あるので、ベストアルバムを選択すれば
いいのかも知れませんが…でもやっぱり「oasis」といえばこの1枚を真っ先に思
い出します。何と言っても捨て曲がない!!
特に「Wonder wall」「Don't Look Back Anger」の続
きは贅沢過ぎます。
「oasis」はいつ聴いても時間の経過を感じさせず、色褪せな い。それが本当に不思議。
様々な「逸話」があるけれど、このバンドにはこの「音」が全て だったんだろうな。
とにかく名盤です。

【ほたる日和 Bass 吉田】
 

    05.BEN FOLDS FIVE / 『Whatever And Ever Amen』

「BEN FOLDS FIVE」の2ndアルバム。
デビューアルバムの疾走感も捨て難いけれど、2ndはよりアレ
ンジがカラフルになったように感じます。
「Song For The Dumped」を「金返せ」と日本語で唄う遊び心まで(笑)

「BEN FOLDS FIVE」を初めて聴いた時は衝撃でした。「何 だ、このグルーヴ!」しかも、ギターレス?!
ろくにベースも弾けないのに、夢中でコピーしたのを思い出します。
また「こんなベースの音を出したい」と思い、歪みのエフェクターをコレクションし始めたのもこれがきっかけです(笑)
今でも定期的に聴きたくなる1枚。それはきっと無人島に行っ
ても変わらないと思います。

【ほたる日和 Bass 吉田】
 

    06.sean lennon / 『into the sun』

知り合いから顔が似てると理由ですすめられたCDです(笑)
曲もロックからボサノバ、ジャズとバラエティーで、さすがジョンの息子と思わせる作品です。
無人島の砂浜で夕日を見ながら聴くのには、チョウドイイ一枚です。

【ほたる日和 Gtr 倉橋】
 

    07.DIZZY MIZZ LIZZY / 『DIZZY MIZZ LIZZY』

ださカッコいいんです。結局日本人って泣きのメロディーが好きだと思うんですよね。
それに3ピースとは思えないバンドアレンジで憧れました。
 無人島でへこたれた時に勇気をくれそうな一枚です。

【ほたる日和 Gtr 倉橋】
 

    08.Neil Finn / 『7Worlds Collide: Live At The St. James』

このCDはクラウデッド・ハウスのメンバーだった事でも有名なニール・フィンのプロジェクト。
ザ・スミスのジョニ・ーマーやエディ・ヴェダー、レディオヘッドのエドとフィルも参加して
いて豪華です。
最後の曲のDon't Dream It's Overは鳥肌ものです。
無人島で仲間と肩を組みながら歌いたい青春の曲です。

【ほたる日和 Gtr 倉橋】
 

    09.ADIEMAS / 『聖なる海の歌声』

このCDは昔から聴いてるんですが寝る時にぴったりなんです、
あと無人島で爆音で聴きたいですね(笑)
大自然とかなり一体化できそうです。

【ほたる日和 Dr.成相】
 

    10.Tahiti80 / 『PUZZLE』

これは朝にぴったりです、もし無人島で孤独になった時になんか
テンションあげてくれそうです、リゾートで来たみたいな(笑)

【ほたる日和 Dr.成相】