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ユーラ・ギュラーの復刻第2弾!

2010年8月12日 (木)

〜Legendary Artistsシリーズ〜
ユーラ・ギュラーの復刻第2弾!
初出のモーツァルトとベートーヴェン:ピアノ協奏曲集


これはピアノ・マニアには大ニュースでしょう。幻のピアニスト、ユーラ・ギュラー(ギュレル)の、おそらく初出と思しき協奏曲が2曲リリース。ギュラーは1895年、パリ生まれ。父がロシア系、母がルーマニア系。十代で楽壇に名を知られ、両大戦間の頃には、その美貌もあって、極めて高名なピアニストでした。かのロマン・ロランが彼女を絶賛したことはよく知られています(CDの冊子に手紙のコピーが掲載されています)。しかし第二次世界大戦中に病気で活動を中断、長く演奏会から遠ざかってしまいました。1950年代に復帰。1975年の新録音が世界的に大きな話題となりましたが、矢先の1980年に亡くなりました。
 ギュラーの協奏曲の録音はかなり珍しく、ショパンのピアノ協奏曲第2番や、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の別録音があった程度かもしれません。ギュラーのピアノは、素晴らしく優雅で品が良く、知性的でありながら人を惹きつけてやまない魅力に溢れています。しかも両録音とも放送局の秘蔵音源を使用しており、モノラルながらかなり良い音質で、ギュラーの芸術を楽しむことができます。(東武トレーディング)

【収録情報】
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

 ユーラ・ギュラー(ピアノ)
 ヴィクトル・デサルツェンス指揮、ローザンヌ室内管弦楽団(1)
 ピエール・コロンボ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団(2)

 録音時期:1964年11月24日(1)、1964年7月25日(2)
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源提供:スイス・ロマンド放送
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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