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2010年7月20日 (火)
京都発、噂のインストバンドが描き出すエモーショナルでクールな音像!
次世代を志向する快感の音響を堪能せよ!
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http://jizue.net ; http://www.myspace.com/jizue |
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jizueが好きな方にオススメ!
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京都のインストゥルメンタル・バンドjizueは、耳の早い音楽ファンの間では、既に熱い噂が広がっている存在だ。06年に小学校時代からの幼馴染同士である井上典政(g)、山田剛(b)、粉川心(ds)を中心に前身バンドを結成。07年に片木希依(p)が加入したことによってjizueは本格的に始動した。京都、滋賀を主な活動拠点としつつも、最近では関東圏でもライヴを行うようになり、ファンは日増しに拡大しつつある。自主制作音源をライヴ会場で地道に手売りしてきた彼らだが、ついに1stアルバム『Bookshelf』をリリースする。これを切っ掛けに、全国的な存在となっていきそうな気配だ。
そして、どの楽曲も一貫して何処か懐かしく、郷愁を誘う旋律や空気感を持っている点にも、注目せずにはいられない。ロック的な熱い昂揚感や、ジャズ的な粋なグルーヴといった、耳の肥えた音楽リスナーの心を捉える刺激を煌めかせつつも、音楽のことなんて全く知らなかった幼少期に童謡や子守唄を聴き、安らいだ経験をふと思い出してしまうような肌触りも持っているのが、このjizueの稀有なところだと思う。この側面を持った代表的な楽曲を今作から挙げるならば、例えば“Island”。ビートはかなりシャープな楽 曲だが、虫の音を密やかなバックグラウンドとしながら奏でられるメロディは、古き良き日本的な情緒と郷愁を醸し出す。また、流麗なピアノが印象的な“最後の朝”も、ドラマチックながらも、童謡のように素朴な雰囲気を漂わせている。
独創的な先鋭性を光らせつつも、“ 歌心”“ 郷愁”“ 情緒”という柔らかな魅力も脈打たせているのがjizueだ。ともすればマニアックなものとして敬遠されがちな側面もあるインストゥルメンタル・ミュージックだが、彼らは幅広いジャンル、年代のリスナーの心を捉える存在になり得ると思う。