Light Mellow's Picks 復活！

2010年8月5日 (木)

昨年、日本のソウル業界に新たな息吹を吹き込んだ
TOWER RECORDS、HMVジャパン、DISK UNION共同企画
によるソウル再発プロジェクト、
＜Light Mellow's Picks＞
が再スタート！！

渇望されながら廃盤などによって入手困難となった極め付けのソウル名盤を厳選して復刻発売するプロジェクト＜Light Mellow's Picks＞は、あのにあの金澤寿和氏を監修者に迎え、タワーレコード、HMV、ディスクユニオンの3社共同企画により、メジャーレーベルが保有する名盤の商品化を実現。待望の最新シリーズは、ワーナー編を7月・8月と二ヶ月に渡りご提供！

元オハイオ・プレーヤーズのメンバーが結成したグループ、シャドウがリオン・ウェア・プロデュースの下、発表した3rd アルバム、さらに名門ヴォーカル・グループ、スピナーズが黄金コンビ、ジェイムス・エムトゥーメイ＆レジー・ルーカスをプロデューサーに起用して発表したアルバム、そしてロジャー・プロデュースの下、ロジャー・ファミリーが総出でバック・アップした元オハイオ・プレイヤーズのリロイ "シュガーフット"ボナーのソロ・アルバムなど日本初CD化、世界初CD化作品を含む名盤が並びます！

今回のポイント！

　SHM-CD 仕様

　最新リマスター音源

　最新解説掲載

金澤　寿和　プロフィール：
幅広いジャンルのライナーや『AOR Light MelLow』などのガイド・ブック、『アドリブ』『レコードコレクターズ』など音楽専門誌での執筆をはじめ、復刻CDやコンピレーション盤の監修・選曲など、多岐に渡る活動で知られる。連日更新されるブログなど充実したコンテンツのウェブサイト（www.lightmellow.com）は、膨大なアクセス数を誇る。 ⇒ Light Mellow on the web

Light Mellow's Picksシリーズ全作品のリストはこちら

＜Light Mellow's Picks＞　ワーナー編　8月11日発売　

Eugene Record / Welcome To My Fantasy

シカゴ・ソウルの名門グループ、シャイ・ライツのメイン・ヴォーカリストであり、名プロデューサーのソロ・アルバム。シャイ・ライツ時代から変わらず、揺ぎ無い美意識とスウィートネスに満ちた男女デュエットによるバラード名曲であり、山下達郎・吉田美奈子もFM番組放送のためのスタジオ・ライブ録音でカヴァーした「Help Yourself To Love」収録！世界初CD化。（1979発表）
Sadane / One Way Love Affair

N.Y.サウンドの代名詞とも言える黄金コンビ、ジェイムス・エムトゥーメイとレジー・ルーカスのベスト・ワークスの一つにも挙げられる80年代ヴォーカル・アルバムの傑作！（マーク・）サダーンのデビュー・アルバムがSHM-CDで蘇る！知名度こそ低いものの、その卓越した表現力と大きなスケール感によって超一流と評される逸材。（1981年発表）
Marc Sadane / Exciting

マーク・サダーン名義で発表した2ndアルバムにあたり、サダーン名義の1stアルバムと人気を二分する80年代ヴォーカル・アルバムの傑作！1stに引き続き、黄金コンビ、ジェイムス・エムトゥーメイとレジー・ルーカスがプロデュース！ルーサー・ヴァンドロス等N.Y.サウンドの立役者がこぞって参加。アース、ウィンド＆ファイアーのアル・マッケイ、P-ファンク系の名キーボード奏者、バーニー・ウォーレルなど参加ミュージシャンも豪華。(1982年発表)　
Sherrick / Sherrick

名プロデューサー、マイケル・ストークスのベスト・ワークと言える80'S究極の名盤がSHM-CDで蘇る！「歌える男性シンガー」最高峰が唯一残した貴重なアルバム！その素晴らしさは幾ら激賞されても足り無い程で、傑作の名を欲しいままにする逸品として高く評価されている。（1987年発表）
Sugarfoot / Sugar Kiss

ロジャー・トラウトマン・プロデュース。ロジャー・ファミリー総出でバック・アップした元オハイオ・プレイヤーズのリロイ "シュガーフット"ボナーのソロ・アルバム！「Fire」のカヴァー「Fire 85」バラード「I'm Your Sugar」収録。世界初CD化。（1985年発表）

＜Light Mellow's Picks＞　ワーナー編　7月7日発売　

Banks & Hampton / Passport To Ecstasy

スタックス後期に活躍したホーマー・バンクスとカール・ハンプトンの作曲家チームによる唯一のアルバム。全曲自作。マッスルショールズ録音。シタールとストリングが入った「Let's　Make Up」、語りも入った「I'm Gonna Have To Tell Her」など洗練されたバラードが素晴らしい。名著「USブラック・ディスク・ガイド」掲載。（1977年発表）
Spinners / Can't Shake This Feelin'

デトロイト出身の名門ソウル・ヴォーカル・グループ、スピナーズがN.Y.サウンドを築き上げた名プロデューサー、ジェイムス・エムトゥーメイ＆レジー・ルーカスを起用し、発表したアルバム。シグマ録音。ルーサー・ヴァンドロス参加。世界初CD化。（1981年発表)　
Shadow / Shadows In The Streets

リオン・ウェア全面プロデュース！元オハイオ・プレーヤーズのビリー・ベック、ジェイムス”ダイヤモンド”ウィリアムス、クラレンス”チェット”ウィリスが結成したグループの3rdアルバム。世界初CD化！電気化したファンク・サウンドに時代性を反映させながら、「Piece A Cake」などリオン・ウェアの世界感に染め上げられたスピリチャルな楽曲が並ぶ！（1981年発表）
Elusion / All Toys Break

成されたハーモニー・ワークと類い稀なるライモン・ウィルソンのディープな泣き節が圧巻！オハイオ出身の3人組コーラス・グループのデビュー作。長年マニアの間で話題になっていた隠れた名盤。ダンス系プロデューサー、マイケル・ゼーガーがプロデュース。スマッシュ・ヒットを記録したスロウ・バラード「All Toys Break」収録！（1981年発表）
Elusion / Show And Tell

ライモン・ウィルソンのパワフルでソウルフルなヴォーカルと完成されたハーモニー・ワークによって、マニアの間で高く評価されていたオハイオ出身の3人組コーラス・グループの2ndアルバム。P-ファンク系の名キーボード奏者、バーニー・ウォーレルが参加。（1982年発表）