HMVインタビュー： Baroque

Baroque： BaroqueのSannomiyaです。よろしくお願いします。

Baroque： 今までオリジナルの単独音源のシングルを２枚出したんですけど、このEPを出して、やっとスタートラインに立てた感じですね。

Baroque： 80kidzとはKidz Rec.の前身イベント＜Kidz Night＞をやってたとき時に知り合いました。僕もそのイベントに何度か参加していました。まだそのころは80kidzもオリジナルを発表していなかったんですが、そのときに知り合いにもこういった音を作ってる人がいるよって紹介してもらい、それからですね。

Baroque： Kidz Rec.のメンバーはもちろんなんですけど、DJじゃなくバンドとなるとAFRICAEMO、SCAM CIRCLEですね。

Baroque： 音１つ１つに個性を持たせるよう意識はしています。例えばキックやスネア１つとってもBaroqueの音だ！ってわかってもらえるよう素材１つ１つを作っています。サンプリングを多用しているのは、ただ単にぼくが好きっていうのもありますね。

Baroque： ギター、ベース、ソフトシンセ、MIDIキーボートといったところです。今のところはハードシンセは使わず作っています。

Baroque： 音楽を始めたきっかけとなると、高校生のときに興味本位でバンドを始めたのがきっかけになります。

Baroque： 影響をうけた音楽はいろいろありますが、最もとなると少し難しい質問ですね。クラブミュージックを制作するにあたって最も影響を受けた作品はJUSTICEの『Never Be Alone』です。そのほかにKlaxonsやTeenage Bad Girl、それとクラブミュージック以外ではRed Hot Chili Peppersからも影響を受けました。

Baroque： 一口にエレクトロシーンといっても今は細分化されていますよね。今はどちらかと言えば、ロックよりだったエレクトロが全体的にフロア向けになってきている気がします。ディストーションが効いたロッキンエレクトロみたいなのってもう世界的に見ても、今こういう音楽が流行ってるからおれも作ってみようっていうような人がいなくなって一段落したと思います。そしてオリジナリティのない模倣品が出回ってしまったのがつまらなくなってしまった原因なのかなとも感じます。なのでちゃんとオリジナリティのあるエレクトロを僕はもう一度作っていきたいと思っていますね。今後ですが、僕もどの方向に行くかわからないんですけど、いわゆるエレクトロニック・ミュージックの大御所アーティストで今年アルバムを発表するアーティストが何組がいるので、それによってまたシーンが動くんじゃないかなって気はします。

Baroque： 4/10にwerehouse702で80kidzとW Release partyをします。秋にはアルバムのリリースを予定しています。

Baroque： 最後まで読んでいただきありがとうございました！

【EVENT INFORMATION】

Kidz Rec. presents Kidz Night
80kidz & Baroque W Release Party in Tokyo

4/10（土） OPEN 23:00
DOOR 4,000yen ADV 3,500yen
@ WEREHOUSE702