[GENRE : LOUDROCK, SHOCK ROCK]
今作は“END”という言葉をキーとしたコンセプト・アルバム。一貫した世界観を繰り広げており、リスナーの想像力を掻き立たせる。ダンス・ミュージックの要素も入ってはいるが、あくまで生音のロック感が際立つ構築。3曲の先行シングルの並びからは想像のつかない曲ばかりで、改めて、バンドの懐の深さ、音楽への造詣の深さ、そして絶対的なセンスを感じさせてくれる素晴らしい作品だ。メンバーそれぞれの個性を垣間見れる初回限定盤のDVDも必見！
KAORU【東京激ロックDJ】推薦

[GENRE : METALCORE, LOUDROCK]
前身バンド、ASHLEY SCARED THE SKYからMAKE MY DAYへと改名し再スタートを果たした彼らの1stフル･アルバム。考え抜かれ、絶妙に配置された全曲の流れはこれぞフル・アルバム！という醍醐味満載。MMDの要素を凝縮したTrack.3をはじめ、極悪ラップコアが斬新なTrack.6など魅力的な楽曲で溢れている。また新加入のIsam（Vo）の技量がバンドの振り幅を大きく広げたことも特筆しておきたい。
村岡 俊介（DJ ムラオカ）推薦

[GENRE : METAL]
前作『萬燈籠』の作風を踏まえた重厚なリフで押すキャッチーな曲調が多く、そこに一筋縄ではいかないバンドのこだわりが練り込まれた今作。本物の木魚とこの曲のために購入したというエレキ・シタールが効果的な「悉有仏性（しつうぶっしょう）」、アコギの響きと転調しながら独特の浮遊感を運ぶバラード風の「リジイア」など楽曲の個性も実に豊か。ロラン・バルト、ポオ、宮沢賢治など本、小説を題材にした歌詞とサウンドの融合は唯一無二といえる。
荒金 良介【ライター】推薦

[GENRE : ELECTROCORE, SCREEMO]
今作の中でも、間違いなくライヴで大合唱となるTrack.5は、キッズの心の支えとなるアンセムになるだろう。しっかりしたメロディの核と、タフなヘヴィネスを併せ持ちつつも、エモ・バンドともメタルコア・バンドとも一線を画す楽曲のノリやすさは、EDMとの融合という今どきの派手さだけでなく、ポップパンクのカラッとした響きにも裏付けされている。テクニカルだが、リスナーを置き去りにしない曲展開は、ヘヴィなパートをも楽しませてくれる。
山本 真由【ライター】推薦

[GENRE : SCREEMO, METALCORE, INDIE ROCK]
“コシヒカリーモ”ことa crowd of rebellionより、待望の3rdアルバムが到着！ドラマチックなリフや、随所に効いているピアノで音の奥行きを表現したかと思えば、疾走感ある四つ打ちやツー・ステップ必至のリズム回しが冴え渡り、ブラストビートやブレイクダウン等メタルコア然とした要素を取り込んだ多彩なサウンドは、狂気じみた鋭いハイトーンと音圧たっぷりのシャウトのツイン・ヴォーカルによって見事にまとめ上げられている。
小林 詩央里【ライター】推薦

[GENRE : LOUDROCK, MIXTURE, SCREEMO]
他のネタバンドとは一線を画し、面白さも一級品、サウンドも一級品の名古屋の風雲児！ヒスパニが1stミニ・アルバムをリリース。“にゃんにゃん ぬっこぬこにしてやんよ”など目や耳を疑う内容や歌詞にも関わらず、耳に残るフレーズ、アゲまくる曲展開、超絶ハイ・トーン・ヴォーカルとデス・ヴォイスの巧みな使い分けに一発でヤラれてしまうリスナーが続出すること間違いなし。
米沢 彰【ライター】推薦

[GENRE : ELECTRO, LOUDROCK, DIGITAL ROCK]
ハードコア色の強いギターやビート、叩きつけるようなスクリームでブルータルな轟音サウンドを生む一方で、繊細でポップなメロディ・ラインやリリカルなギター・アンサンブルで、美しくスケール感のある世界観も描く。攻撃的な音がもたらすフィジカルへの作用も、アンセム感やドラマ性の高いサウンドや歌によるカタルシスも持ち合わせているゆえ、期待度大。
吉羽 さおり【ライター】推薦

[GENRE : MELODIC PUNK]
COUNTRY YARDなどを輩出した町田のメロディック・パンク・シーンから、新たな刺客が登場！ HAWAIIAN6顔負けの日本的な哀愁メロディを武器に、リスナーのハートをがっちり掴むシンプルなスタイルは好感度◎。等身大の歌詞や楽曲に込められたポジティヴなメッセージは、受け入れやすく、共感を得やすい。今後、多くのライヴをこなして、本作に込められた力強いメッセージを全国に普及し、パフォーマンスから磨かれる個性が発揮されていくことに期待。
山本 真由【ライター】推薦

[GENRE : ROCK, ALTERNATIVE]
バンドの歴史を走馬灯のように味わえる9mm初のベスト･アルバム。あらゆるジャンルを網羅した楽曲からは、自身のバックグラウンドだけでなく現在の日本のロック・シーンを感じさせる。初回限定盤のDisc.2の時系列に並ぶ様々なキャパシティの会場で行われたライヴの音源集は、彼らの生きざまの年表のようだ。最後に収録された今年2月の日本武道館での「黒い森の旅人」には、ひとつの大きな到達点とも言える成熟が凝縮され、その崇高な音に涙腺が緩んだ。
沖 さやこ【ライター】推薦

[GENRE : EDM×ROCK]
彼らが掲げる “極上EDM×本格ロック・サウンド”を推し進めたことを物語る4曲に加え、JAMIROQUAIのカヴァーも収録。ギターがラウドに鳴るTrack.1を筆頭に冒頭2曲の流れでバンドの“進化”をアピール。そして、後半2曲で“成熟”を印象づける全5曲は、彼らが謳う“より本格派に、より革新的に”という表現が相応。煌びやかなシンセやダンス・ビートはもちろん、芯となる楽曲本来のクオリティの高さ、メロディ・センスをしっかりと感じ取りたい。
山口 智男【ライター】推薦

[GENRE : ROCK, PUNK, EMO]
彼らの生まれた年を表題にした2枚のミニ・アルバムが連続リリース。『1981』、『1982』と付けられ、今作は前者にあたる。冒頭の「AWAKE ALIVE」から日本語詞を用いたエモーショナル・ナンバーで熱く激しく語りかける。ハートウォーミングなヴォーカル、普遍的なメロディの良さは通奏低音のように流れ、パンク、エモ、ラウド、オルタナなどバンドの幅広いルーツが色濃く表れた曲調が多い今作には、シンプルかつ生々しいサウンドが刻まれている。
荒金 良介【ライター】推薦