『ポーの一族 』が2018年宝塚歌劇団による舞台化が2018年に実現
『ポーの一族〜春の夢〜』
名作「ポーの一族」40年ぶりの新作続編
2016年月刊フラワーズ7月号に第1話が掲載されてから、伝説の復活に大反響を呼んだこの作品は、エピソードとエピソードの間の小さなお話ではなく、物語の根幹に関わるドラマティックで今現在の萩尾望都さんの想いがつまった作品です。かつてファンだった方も初見の方もともに夢中になる渾身の物語。
『美しの神の伝え ─萩尾望都・小説集』
『美しの神の伝え ─萩尾望都・小説集』
2017年8月5日発売萩尾望都の圧倒的幻想世界。
異世界に導かれる珠玉の全16編を収録。
●4千字 書き下ろし解説「お望都」
解説=山上たつひこ(漫画家・小説家/『がきデカ』)
1977-80年「奇想天外」に発表したSF小説11編に加え、 単行本未収録の貴重な2作品「クリシュナの季節」と マンガ「いたずら らくがき」も特別掲載。
宇宙と異世界を巡る全16編を収録。
【収録作品】
「美しの神の伝え」「音楽の在りて」「CMをどうぞ」「マンガ原人」「守人たち」「闇夜に声がする」「子供の時間」「ヘルマロッド殺し」「プロメテにて」「おもちゃ箱」「クレパス」「憑かれた男」「左手のパズル」「左ききのイザン」(※マンガ16ページ)
【単行本未収録作】
「クリシュナの季節」
「いたずら らくがき」(※マンガ8ページ)
幻のSF小説『ピアリス』初単行本化!
小説執筆と同時に描いた貴重な挿し絵イラストも40点掲載。
【巻末特別企画】
萩尾望都インタビュー「SF作家・木下司は私でした」
犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?
雑誌「The Sneaker Special」(角川書店/※1995年廃刊)1994年春号・夏号・秋号・冬号で4回にわたり連載されていた幻の小説初文庫化。
I ユーロ シモン修道院
II ピアリス 「9×7」
III ユーロ カルカーシュの予言者
IV ピアリス 青いリンゴの木
過去が見えるピアリス。未来が見えるユーロ。
幼い頃生き別れになった双子の数奇な運命の物語。
――願いに力があるのなら、あたしは一番にこのことを願おう。
いつか、ユーロに会えますように。
――ピアリスがぼくのような目にあってませんように。
決して決して、ぼくのような目にあってませんように。
萩尾望都 SFアートワークス
萩尾望都が40年間で描きためたSF作品、全50作品を一冊に凝縮!
圧巻のSFカラーイラスト、マンガ原稿も収録した決定版。
200ページのボリューム、掲載点数200点以上。
各作品に萩尾望都本人のコメントもたっぷり掲載。
萩尾SF作品の初出・発表年・連載期間などのデータ関係も完全網羅
著者紹介-萩尾望都(はぎお もと)
竹宮惠子・大島弓子らとともに「花の24年組」と呼ばれる昭和を代表する少女漫画家。1972年に「別冊少女コミック」(通称:別コミ)で連載されていた「ポーの一族」は、 世代を超えて愛され続けている少女漫画史上の傑作。近年では、宝塚歌劇団による舞台化が2018年に実現。 その他、「トーマの心臓」、「11人いる!」、『残酷な神が支配する』、『バルバラ異界』など、 漫画の域を超えて「文芸」としての評価も高く、文化人をはじめ、日本の昭和文化史などを分析するうえで多くの批評の対象とされる。 作品のジャンルはSF・ファンタジー・ミステリー・ラブコメディー・バレエもの・心理サスペンスものなど幅広い分野にわたる。