本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く名言を訳出し、「不安と感情について」「自分自身について」「人生について」「行動について」「人とのかかわりについて」「仕事について」「幸せについて」の7章に分けて再構成したものです。
「幸福であることは他人に対する義務である」
「望んでいることはすべて、人を待っている山と同じ。自らよじ登っていかなければならないのだ」
「運命は不変ではない。指をパチンと鳴らした瞬間にも、新しい世界が生まれているのだ」
「嘆きも悲しみも、鳥と同じ。ひょいと留まっては、飛びさっていく」
「まず自分がほほえまなくて、誰がほほえむのか」
時代を超えて読み継がれる1冊を、ぜひお手元に。
※本書は2007年12月に刊行された『アランの幸福論』より170の言葉を厳選し、文庫エッセンシャル版として再編集。