著者、大野更紗は、上智大学フランス語学科に進学したものの、ミャンマー難民との出会いをきっかけに、民主化運動や人権問題に関心を抱くようになり、グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻修士課程に進学。大学院進学の年に「皮膚筋炎」「筋膜炎脂肪織炎症候群」という難病を発病した。その闘病の過程を知性とユーモアで語った『困ってるひと』は、20万部突破のべストラーとなり、この度、その続編『シャバはつらいよ』が刊行された。
エンタメ闘病記とも呼ばれる彼女のエッセイは、ユーモアあふれる語り口ですすんでいき、いわゆる「闘病記」ものとは、一線を画す。しかしながら、「絶望は、しない」と決めた彼女の決意には、圧倒され、思わず目頭が熱くなる。
彼女に心よりエールをおくります。そして、この作品が、一人でも多くの人に読んでいただけたら、幸いです。
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